2024/05/17
コラム
初心者におすすめのアジングナイトゲームin愛南【丹羽喜嗣】
釣行年月日: 2024年4月27日
場所: 愛媛県南宇和郡愛南町
タックル:
- ソアレ BB アジング S54SUL-S/ソアレBB C2000SSPG
- ライン:ピットブル4+0.3号+EXフロロ5lb
- ルアー:ジグヘッド0.6g~1.6g+2インチワーム(今回はクリア系を主体として使用)
皆様こんにちは♪シマノソアレインストラクターの丹羽です。今回は初心者にお勧めの様々なバイトパターンが楽しめる愛南の釣り場に訪れたときの模様をお伝えします。
愛南は周年ベイトとなるシラスやキビナゴが多いエリアです。アジもこれらベイトに付いて回遊する傾向が強く、特に光に集まりやすい性質を持つシラスの存在はアジング成立の可否を判断するとても良い情報です。これらが視認できたとき先ずはキャストして着水直後のただ巻きで表層付近を探ります。アジングはフォールで釣るというのが基本ですが、ただ巻きによる横移動のアプローチも織り交ぜてやると数を伸ばしていくことができるばかりか、通り一辺倒の攻めでスレさせてしまうことも軽減できますので、特にシャローエリアではアプローチのローテーションに加えることをお勧めします。バイトが浅いときや喰い渋りバイトが出なくなればフォールの釣りを積極的に加えていきましょう!
当日は日暮れとともにベイトのシラスが明かりに集まりはじめ、雰囲気は満点といったところです。アジに限らず捕食行動を起こすきっかけになるのは潮の動きです。当エリアは普段からあまり潮の動かないエリアで、潮の動きを見極めるのはなかなか難しいところもありますが、今回はあからさまにアジのライズが始まり、そんな心配はどこへやらという展開になりました。最初のアプローチは表層のアジのサイズ感を知っておきたかったので、ジグヘッド0.8gにクリア系のワームを装着してただ巻きアプローチしました。
するとすぐにワームをひったくるようなバイトとともに元気なレギュラーサイズである20cmクラスが釣れてくれました!ちなみにラインをPEとしているのは、エリア特性上によるもので、特大サイズや大物ゲストによるラインブレイクを予防するためです。実際にはエステルラインであるサイトレーザー0.3号の方が釣りやすいです。
当日は本当にベイトの入りが良く、あちらこちらでライズが起きている状況だったのでただ巻きでどんどんアジが釣れる状況でした。しかし、こうなってくるとやはりサイズアップを狙いたいのが釣り人の性です。サイズアップのためにはボトム周辺を狙ってみるがセオリーとなります。加えて、極力ジグヘッド重量を軽くして、途中に生じるバイトを合わせずに辛抱してボトムを取ることがコツと言えます。このやり方でアプローチを試みますが、なかなかサイズアップに至らず、辛抱の時間が続きます。ジグヘッド重量を0.6gまで下げてボトムからスッと持ち上げるようにロッドを煽ると気持ちの良いバイトが出ました。すかさず合わせを入れると当日最大の25cmのアジが顔を出してくれました!
この後同様のパターンを掴んで連発することができ、大満足の釣行となりました。
今回はリリース前提の釣りだったので、用意していたカゴにアジを活かしておいてストレスフリーにしてからオールリリースしました!
簡単と小難しさ、そして何より自身の考えによって得られる釣果はアジングならではのものです!アジング入門者の方や初心者の方へのおすすめタックルでの釣行でしたが、お手軽に釣り出来ちゃうのもアジングの魅力です。これからの季節、水温上昇とともに活発にルアーを追い掛け回すアジを狙って出かけてみませんか?
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