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2024/11/22

コラム

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ソアレリミテッドがもたらす恩恵 【丹羽喜嗣】

釣行日 2024年11月8日
場所  愛媛県南宇和郡愛南町 上甲商会 iNan BASE

タックル
ロッド:ソアレ リミテッド S58UL-S
リール:ステラ 1000SSPG(夢屋 ライトウェイトカスタムスプール1000SS)
ライン:サイトレーザー0.4号+EXフロロ5lb
ルアー:ソアレTGファインヘッド0.8g~1.6g + 2インチワーム

皆様こんにちは。シマノソアレインストラクターの丹羽です。今回のテーマとしてソアレ最高峰のリミテッドとライトグリッパーに触れてみたいと思います。もちろん尺アジ情報も交えてお伝えします!

今回の舞台は上甲商会iNan BASEでのデイゲームです。

iNan BASEの入り口

iNan BASEの入り口

宇和海での晩秋デイゲームはアジのバイトに多彩さが増す時期になります。激しくバイトしてくることもあれば、もやっとしたステルス的なバイト、重さがなくなるバイト等、その日その日でバイトの顔色が変わります。これは水温・水質に応じてベイトとなるキビナゴと多毛類やエビ類の比率が変わることに加え、風向きと筏のシェード(影)が加わり、アジが意識するレンジが変わるためです。これらの変化をいち早く察知して、即応性のあるアプローチをするために、感度は欠かせません。バイトの質を察知するために必要なのは当然手元に伝わってくる『反響感度』なのですが、この情報だけを頼りにしているとなかなか数を伸ばすことは難しくなります。この反響感度に加えて必要な感度情報は、流れやラインを伝わってくるリグの重みなどといわれる『情報把握感度』です。今回の釣り場であるiNan BASEは流れがほぼ無い水深13mという環境です。重さの変化は如実に感じやすく、それがバイトの質に直結します。特に冒頭お伝えしたステルス的なバイトについて、新しいソアレリミテッドの設計がばっちり生きてきます。ジグ単リフト時の重さと止めたときの重さ、それ以外の重さの変化があった場合には、バイトにまつわる何かがあったという情報が得られます。この情報がとことん大事で、次の一手の決め手になることが多いです。
またデイゲームという特性上、ルアーを積極的に動かすケースが多く、ルアーがどのように動いているのか、どのような状態からのステイorフォールが良いのか、を決めていく上でのルアー操作感度に長けていることも加えておきます。

前置きが長くなりましたが、今回の釣りについてお伝えしていきます。
天候は晴れ、風は微風で非常に釣りやすい状況です。この状況釣り人にとっては最高なのですが、ダイレクトに日差しが海中に届くので明らかにシェードに沿った回遊をしていきます。すなわち足元でのバイトが多発することが想定されるケースです。

一番沖合にある三号筏の様子

一番沖合にある三号筏の様子

ファーストキャストをいきなり足元からせず、沖の回遊があるかのチェックを行いました。沖でバイトが出た場合シェードから出ているというコトは、ベイトを捕食するための行動が優先されているというコトになります。ささっと一通り中層からボトム付近をチェックして沖合の回遊がないことを確認しました。次に想定される足元を攻めていきますが、日差しの加減からシェードが沖合に伸びているので、鉛直方向ではなくちょい投げバーチカルをメインとした戦略を試しましたが、即答でした!

幸先よくヒットした25 cmクラスのアジ達

幸先よくヒットした25 cmクラスのアジ達

同一のやり方で立て続けにヒットしてきます!ライトグリッパーの登場のおかげで、タイムロスすることなく挟んでは生かしカゴへと移していきます。何匹釣っても軽く洗えばグリップ力がキープできるのが素晴らしい!ジグヘッドを外すのも相当楽です。時合を逃さないためにもライトグリッパーという強力なツールがあるのはとてもありがたいです!

生かしカゴに移して釣り場を荒らさない工夫(撮影後リリース)

生かしカゴに移して釣り場を荒らさない工夫(撮影後リリース)

さてこうなってくると、やはり大型を狙いたくなるのが釣り人の心情というもの。サイズが一回り大きくなる場所へ移動します。どんな釣り場でも大体そうですが、角地というのはサイズに恵まれるケースが多いです。筏の端角からアプローチします。シェードの明暗を狙うのは変わり有りません。ボトム着底からただ巻きでリール3回転。およそボトムから1mちょっとの辺りです。若干の重みの変化を感じてアワセを入れると、先ほどとは異なる重量感!足元のアンカーロープにとられないように一気にリフトします。こういったときにリミテッドのブランクスが本領を発揮してくれます!ほどなくして上がってきたのは、当日最大魚の尺オーバーの個体です。

見事な魚体の尺UP

見事な魚体の尺UP          当日の良型アジ

天候の良い日はシェードを狙うが鉄則のアジングです。この日もセオリー通りの展開で非常に満足できるアジングとなりました!ソアレリミテッドとライトグリッパーのおかげで無駄のないカタチをとることができ、改めて道具の大事さの真髄に触れることができました。
これからはデイゲームよりもマヅメに群れが差し込むことが多くなってきます。尺はもちろん、iNan BASEではギガアジを狙うことだって可能です。是非チャレンジされてみてはいかがでしょうか!

プロフィール

丹羽 喜嗣 (にわ よしつぐ)

[インストラクター]

ライトゲームのメッカ・瀬戸内をホームグラウンドに活躍。エサ釣りのフカセ理論をアジングに応用するなど、独自の視点でルアーフィッシングの世界を拓く。地形の変化や潮の変化など、魚以外の情報を感じることがすべてと語る感性派アングラー。

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この記事で使用している製品

ソアレ リミテッド

ロッド

ソアレ リミテッド
ステラ

リール

ステラ
サイトレーザー EX エステル 240m
ライン
サイトレーザー EX エステル 240m
TGファインヘッド
ルアー
TGファインヘッド

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