トップページ >  CONTENT >  釣種から探す >  7月最後の足羽川へ|鮎入れ掛かり!?ブログ

2020/08/12

コラム

7月最後の足羽川へ|鮎入れ掛かり!?ブログ

釣行日 2020年7月30日(木)


天候 晴れ
場所 福井県 足羽川
時間 午前9:30〜午後5:30
河川状況 平水より20cmくらい高い
釣果 37匹 16cm〜23cm
使用ロッド プロト R2
水中糸 メタマグナムⅡ0.05号
ハリ 龍の爪 7〜7.5号4本イカリ
使用アイテム オモリ
ポイント 残り垢 濃い目の黒色の石のある瀬肩や瀬

ようやく梅雨明け。空は晴天の絶好の釣り日和。
7月はもう終わりの30日に福井県足羽川にサオのテストに行ってきました。
何処の河川も雨の影響で増水したままですが、足羽川は増水しても水引きが早いのが特徴で、今日もかなりの人が入っておられます。

先ずは、川の様子を見ながらトロ場からの瀬肩が空いていたので、養殖オトリをスーと泳がせるといきなりのドンキューン!すぐにオトリ交換成功!
天然オトリに交換して、いってらっしゃい釣法で泳がせると、また、ドン!
サイズも良いのが掛かり、いい感じで引いてくれますからサオも曲がります。

今回の足羽川は、完全に増水後の残り垢と大きめの石がポイントのようで、大きな黒色の石が点在している場所が良いみたい。
その石を狙っていけばドン、キューンです!

釣り上がり上流へ移動、今日のパターンの黒い石を狙って行くとテンポ良く掛かってくれますが、ひと通り探ると反応がパタリと無くなります。
下流には更にテストに持ってこいの瀬が、ずーっと、あるので今度は釣り下がりながら今日のパターンで狙ってみます。

瀬のポイントも今日のパターンで探って行きますが、何故かテンポが上がらず、ポツポツです。
最初に入った瀬肩同様にひと通り探ったポイントは反応が良くないようで、他の釣り人が釣られた後なんでしょう。

ならばと、狙い場所を変えてみます。
増水後なので、立ち込んで狙わないと狙えない右岸のパターンで探ってみると、反応がバッチリ出て、ドドン、ギューン!
瀬の鮎は綺麗でふっくら黄色い追星くっきりの良型です。

この状況ならば瀬の鮎も反応は良いのですが、良過ぎて逆に釣られた後では、なかなか反応も良くないという当たり前の結果です。

時間を置いて後で狙うのが基本かもですね。
そうとわかれば、右岸の流れの筋に今日のパターンにピッタリの場所を探して釣り下りながら、ポツポツ追加。
すると、狙うのには、難しそうな、今日の全てのパターンが当てはまりそうなポイントを発見!

オトリをダイレクトにポチャンと入れてサオを寝かせてゆっくり引き上げてみた瞬間に、コン、シューン!
アタリが小さかったのですが、それもそのはずで、掛かった瞬間に上流に上った模様。
昔はよくこんな事ありました。
特に瀬の鮎はパワフルなので、オトリ鮎を掛かり鮎が引っ張ったまま上流に上ります!
思わず、おおー!って声が出てしまいます。

この完全に今日の釣れるパターンのポイントで少し入れ掛かりになり、午前中終了。
場所を移動して午後からはペースダウン。6匹で、とほほほほ…

今回の足羽川は増水後という事で、基本的なパターンで良く掛かってくれました。

入川してから、状況を把握して、釣りしてもらうと良い循環も出来るし、たくさん釣れるかと思います。
良く釣れるポイントならば、時間を空けて、また夕方とかに再度狙ってみるのも良いかと感じた足羽川釣行でした。

プロフィール

島 啓悟(しま けいご)

[インストラクター]

長良川、板取川をホームグラウンドとするRSソリッド釣技のエキスパート。第21回・第22回シマノジャパンカップの連覇に加え、14年の第30回もチャンピオン獲得。他上位入賞多数。

SNS:

instagram youtube

この記事をシェアする:

関連記事

RELATED COLUMN

弊社では、お客様が常に快適にウェブサイトをご覧いただけるようCookieを使用しています。

 ”同意します”ボタンをクリックすることによって、弊社のポリシーに従ったCookieの使用に同意されたものと見なします。弊社のCookieの使用方法に関して詳しくは、 こちらをお読みください。