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2020/07/02

コラム

満足の吉田川釣行!小澤剛|鮎入れ掛かり!?ブログ

釣行日 2020年6月22日(月)


天候 晴れ
釣行 長良川郡上管内 吉田川 鶴佐橋上流
実釣時間 10時~18時まで
河川状況 クリアー、25cm程度高水
サイズ 15~21cm(アベレージ18cm)
釣果 54匹
使用ロッド リミテッドプロFWベリーベストS90(H2.5)
仕掛け 天糸:フロロカーボン0.6号
水中糸:メタキングヘビー005号
ハナカンハリス:フロロカーボン0.6号38cmワンピース
ハナカン:色付ハナカン6.0号
背バリ:着脱式背バリ(半スレ)、2.5cm
サカバリ:リミテッドプロ一皮サカサ
掛けバリ:虎龍6.5、7.0 4本イカリ。虎の牙6.5号、4本イカリ。龍の爪6.5号、4本イカリ。
手尻:0cm。ハナカンが竿尻トントン。

6月22日。岐阜県長良川郡上に行ってきました!
入ったのは郡上管内の吉田川の鶴佐橋の上流です。
ここは川相抜群で大好きなポイントです!

橋のすぐ上は比較的優しい流れですが、ちょっと上流に向かうと、荒瀬あり、チャラ瀬あり、ガチャガチャのだんだん瀬ありと超変化に富んでいて、めちゃ楽しいポイントなのです。


郡上は解禁して10日程ですが、解禁からずっと高水が続いており、なかなか竿が出せないポイントも多くあります。
解禁当初は高水のせいもあり、上流部の「高鷲地区」や「白鳥地区」の人気があり、多くの釣り人で賑わっていました。
釣果の方も良好であちこちで大漁の声が聞こえてきました!
しかし、上流部はそろそろ荒れ気味…。
しかもまだまだ釣り人は多い…。


ぼちぼち大和地区や八幡地区の下流の方か…。
それとも水が出っぱなしの吉田川か…。と、迷っていましたが、「ちょっと早いかも」好きな僕は、釣り荒れ気味で人の多いとこよりも、試してみなきゃわからんとこの方がオモロイ、勝負、勝負!と、吉田川で竿を出してみることを選択することにしました(笑)


川を覗くと、残り垢っぽいところはありますが、流れの強いところはまだまだ白っぽくて、垢は薄そう…。まだちょっと早いか…。と、思いましたが、「まだ結構水は高い、これだけ高ければ、解禁から竿が入ってないポイントはたくさんあるはず、実質の解禁日や!」と前向き?に考えて、急いで着替えました(笑)


最初に選んだポイントは大きな白泡のある一本瀬。

流れの中は白っぽいが右岸ギリギリには岩盤が沈んでおり、岩盤にはしっかり垢は残っていそう。「とりあえず」と白泡の中からやりますが、反応っぽいのはあるのですが、ハリ掛かりせず…。右岸の岩盤も不発。ヤバい…と思ったら瀬の開きの辺りで小さめのヤツがヒット!
小さいながらも良く引き、とてもいい香りがします!さすが吉田川の鮎ちゃん。


2匹目は開きの一番下、次の瀬に落ちていくすぐ上でヒット!!
めちゃくちゃ引きます!おりゃっ!と取り込んだのは、まっ黄色な黄金鮎そんなに怒らんでも…ってくらい黄色くなってます。

そんなこんなで、その周りでは4匹。
よし!足を使ってランガンだ!と、上流に向かいます。
少し上流に行くと、ガチャガチャのだんだん瀬が黒々しており、しっかり垢が付いているように見える。しかも右岸ギリギリは立ち込まないと届かない。間違いなくサラ場なはず!


とりあえずは手前の白泡からやってみると、一発でどっきゅ️ん!良いのが掛かります。
その後はどんどこどんどこの入れ掛かりで、サイズもいい!右岸ギリギリでは怒濤の連発でした。

その後はなるべく「黒くみえるところ」を探しては竿を出していき、コンスタントに釣果を伸ばすことができました。
今回の吉田川は高水ということもあり、当たりも良く、とても良く引きました。
最高に面白かったです♪
垢はまだ付き切ってなかったですが、逆に「黒いところ」を狙えば良かったので、なんとなくのパターンが分かってからは、サイズの良いのが心地よく釣れました。

解禁しばらくしてからの長良川は、情報では上流部が良いと言われていましたが、今はさすがに情報が早い!すぐに釣り荒れ&多くの人で、なかなか釣果は上がらなくなってしまいます。
そんなときは「ちょっと冒険」でポイントを選ぶと大釣りのチャンスがあると思うので、ぜひ一度試してみてください。だめならすぐに撤収です(笑)


吉田川は水も綺麗で、鮎も綺麗。川相も抜群で鮎も美味しいです!
今年の吉田川は前評判も良かったし、これからどんどん良くなっていくと思います!
長良川本流も面白いですが、吉田川も最高に癒されるので、機会があったらぜひ竿を出してみてください!

プロフィール

小澤 剛(おざわ つよし)

インストラクター

巴川をホームグラウンドとし、数々の大会で王座・上位入賞を手にするトップトーナメンター。第19回・第25回シマノジャパンカップチャンピオン。第31回・第32回で連覇を達成。ジャパンカップ制覇4回は兄の小沢聡とともに最多。

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