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2021/09/23

コラム

9月15日山中湖解禁しました(尾崎渚)

新型コロナウイルスの影響でワカサギ釣りの解禁が遅れていた山中湖ですが、9月13日、無事ワカサギ釣りが解禁となりました。
昨シーズン同様、コロナウイルス感染対策を行いながらの営業となりますが、船を出せることに感謝しないといけません。


今シーズンの山中湖は、長雨による増水と底荒れに伴い、ワカサギが全域に散っている傾向があります。 また高水温の為、ワカサギが中層に群れをなして回遊している状況となります。


アベレージサイズは7センチ前後で高活性。
解禁日からお客様もバンバン釣られると共に、オマツリによる仕掛けの全損が多発していました。

そんな状況を踏まえて、解禁3日目、竿を出してみることにしました。


朝から曇天の釣日和。7時に出船したドーム船は沖を目指しますが、ポイントは目と鼻の先です。
アンカーリングが終わり、釣りを開始します。


ポイントの水深は10.5メートル。
そこの8メートル前後をワカサギの群れが通過していきます。
群れの回遊速度は速く、足早にドーム船下からいなくなる状況でした。


当然、数を釣るためには多点掛けを狙う訳ですが、多点掛け狙う上でのオマツリ対策としてオモリは10グラムを用意。
穂先には、多点を狙ってもよし、一匹ずつでもよしなオールマイティー先調子のM03Kカミソリバーサタイルを選択しました。
角度チャンジャーはアンダータイプを選択。群れの釣りなど、どうしても手返しを要求されるシーンで、竿捌きが荒っぽくなりがちです。
そんな時にPEラインがガイドに絡んでしまうトラブルもしばしば…
そんな方には是非アンダータイプをオススメします。
穂先を下に向けるだけでPEラインのガイド絡みが起こりませんよ。

仕掛けは7本ばりの1.5号です。


釣り開始直後の反応はパッとせず、一匹ずつ釣る時間帯が続きますが、次第に大きな群れが入ってくるようになりました。


この魚影をご覧ください!

魚探画面を見るだけでワクワクしてきますが、軽いオモリだと簡単にオマツリしてしまいますので注意が必要です。


重いオモリだと安心して多点掛けを狙う間を作ることができます。

ところが今日はハズレ日!?
釣れるタイミングが短いため、少ないチャンスを多点掛けでものにしないといけない難しい展開でした。


おまけに太陽が出始め風も止み、行楽日和に。
群れも来なくなり、当りもピタリと止まってしまいましたが、ワカサギの顔を見れただけで満足した一日でした。

プロフィール

尾崎 渚

尾崎 渚(おざき なぎさ)

「Fishing House なぎさ」に勤務と同時にワカサギ釣りを始め、いまや山中湖の若きワカサギスペシャリスト。

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