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2021/07/29

コラム

7月19日梅雨明け夏ワカサギを釣る芦ノ湖(尾崎渚)

真夏でもワカサギを釣りたい。
ふと、そう思い、芦ノ湖へ向かいました。
芦ノ湖の最深部は約43メートルと深く、また、水源のほとんどは湖底から湧き出る湧水とあって、夏場でも低い水温で安定しています。
また透明度が非常に高く、良質な水で育ったワカサギは美味。
夏ならではの釣りとして、エサを必要とせず金ばりのカラバリで釣れるのも魅力の一つです。

今回お世話になった船宿さんはフィッシングセンターおおばさん。
ボートが漕げない方でも引き船をしてくれる船宿さんですので、初心者の方も安心してご利用頂けます。


受付を済ませ、早朝5時に出船しました。
ポイントはおおばさんから100メートル程沖合と近いので、動力船は使用せず、手漕ぎスタイルです。


ボートを漕ぎ出してすぐ、早速群れを見つけました。
アンカーリングをし早速釣りを開始します。


この日のタックルです。
リール:レイクマスターCT-T 20モデル
糸:レイクマスターPE 0.3号
可変:クイック角度チェンジャー
穂先:EA10(延長アダプター10センチ)
  レイクマスターエクスペックM03k(カミソリバーサタイル)

上記タックルに金ばり仕掛け15本バリ。オモリ10グラムをセットしました。


朝一は当然活性が高く、大きな群れに仕掛けを落とすだけでガツガツと多点掛けになります。
しばらく釣っていると日が登り始め、サービスタイム終了です。
群れの入りは著しく悪くなってしまい移動。移動中、群れを発見しアンカーを降ろすと魚が散ってしまう悪循環に陥りました。


とはいえ、湖底べったりには少なからず反応が出ます。
この反応に焦点を合わせ、仕掛けを5本針の金ばり。オモリを10グラム〜5グラムへウエイトダウン。
この作戦が功を奏し、一匹ずつではありますが確実に釣っていくことができました。

肝はオモリを常に着底させること。仕掛けが少しでも湖底から浮いてしまうとアタリが出ませんでした。


風が吹くと大きく船が振られるシーンが多いボート釣り。
船が振られた時はクラッチをフリーにし、確実に底をとる必要がありました。こんな時にはバックラッシュ防止機能がとても役に立ちます。


釣れる魚のサイズは水深によって変化があり、浅場(12メートル)は小さめの7センチ前後。深場(14メートル)は10センチ前後です。
10センチ前後の魚が多点掛けになっても、難なく巻き上げてくるレイクマスターCT-Tのトルクは相変わらず頼もしいものです。
お昼過ぎとなった所で釣果は400匹オーバー。
朝の5時から釣って、たくさん釣れたこともあり、大満足で釣りを終了にしました。

芦ノ湖の最盛期はこれからです。
エサいらずな釣り、皆様も味わってみてはいかがですか!?!?


標高が高く紫外線が強いです。UV対策を万全に、水分多めで、釣行しましょう。

プロフィール

尾崎 渚

尾崎 渚(おざき なぎさ)

「Fishing House なぎさ」に勤務と同時にワカサギ釣りを始め、いまや山中湖の若きワカサギスペシャリスト。

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