2021/05/13
コラム
5月13日山中湖釣行記雨の日は釣れる(尾崎渚)
5月に入り、初夏の陽気が続いた山中湖。
産卵後の荒喰いを終えたワカサギたちの活性が落ち着きだすのが、ちょうどこの頃からです。
全体的に釣果が落ち込むのと同時に、他魚種の釣り物が盛り上がる為か、ワカサギ釣り師はシーズンを終える人がほとんどです。
そんな中、数名の熱狂的ワカサギ師さんと霧が立ち込める山中湖に出船しました。
ゴールデンウイークが明けると、湖上は貸切り状態。
他の船の引き波などの影響を受けることも無く、非常に釣りがしやすいですね。
ここ数日、肌寒い日が続いている上に、この日は曇天。
釣れる条件が揃いました。
釣り開始の合図とともに、皆様、コンスタントに釣り上げています。
不思議なことにワカサギのサイズは7cm前後が多数を占め、今シーズンのメインサイズとなる5cm前後はあまり釣れていません。
7cmクラスのワカサギは今の今まで、いったいどこに居たんでしょう??
ともあれ、久々の良型サイズの手応えにお客様も満足そうで何よりです。
お客様のトラブルも無く、スムーズに釣りをされていたので、私も釣りを開始します。
・リール レイクマスターCT-T 20モデル
・ライン レイクマスター PE 0.3号
・可変 クイック角度チェンジャー
・穂先 レイクマスターエクスペックM02E(リアクションバイト)
・仕掛 全長80cmオールナイロン6本狐0.5号
・オモリ タングステン5グラム
皆様の釣れ具合を観察している限り、ワカサギは高活性。
仕掛けが着底後、アタリが出るまでも速いため、リズミカルかつハイテンポで釣れるよう、穂先にはM02E(リアクションバイト)をセレクトしました。
餌の紅サシは3分の2をカットして使用します。
魚探映像をチェックしますが、派手な魚影はほとんどありません。
それでも仕掛を垂らすとすぐに穂先が揺れました。ワカサギがいかに高活性であるかを物語っています。
弾むようなアタリをシャープな合わせで掛けていく!!
この穂先の得意技で次々にワカサギを釣り上げます。
釣れるワカサギは丸々と太っており、釣っていて気持ちがいいですね。
食べても間違いなく美味しいと思われます。
時に、底から1m程浮いた所に大きな群れが入ります。
群れの先頭はやる気が高く、活発にアタリをだし、多点掛け。
天気も味方してくれ、順調に釣れ続いたのですが、晴れ間が出るとアタリが遠くなります。
そんなタイミングは喰いも浅く、巻き上げ途中でハリ外れを起こしやすいです。
最も簡単な対処方としてレイクマスターの巻き上げ速度を落とすと良いですよ。
そのための7段階の巻き上げスピード調整機能ですから。
その他、クッション性の高い胴調子穂先に交換するのも良いと思います。
具体的にはレイクマスターSHシリーズM02Sなど。
幸い、晴れ間が出たのも一瞬で、すぐに天気は元通り。
小雨まで降ってきました。
喰いも再び活発化し、釣り終了まで楽しむことができました。
通常、5月は100匹釣れれば御の字ですが、天候も味方してくれました。
これからの季節でも、天気がぐずつくと釣果に恵まれることが多くあります。
九州南部は梅雨入りしたようですが、関東地方も梅雨入りすれば、更なる釣果アップも期待できるかもしれません。
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