2020/10/27
コラム
10月27日山中湖釣行記ターンオーバーで喰い渋り(尾崎渚)
ターンオーバーの影響で魚はいるけど喰わない。
中層に浮いている魚が多く、その大多数は5cmクラスで苦戦を強いられる状況が続いている山中湖。
そんな中、ドーム船は定時の7時に桟橋を出船。
数分走ったところでアンカーを打ち、釣りが始まった。
本日はベテランのお客さんが多かった為、まずは見学することにしました。
皆さんそれぞれ自分の釣りやすく得意とするスタイルで順調に釣っていきます。
やはり見て学ぶことはたくさんあるなと、改めて実感しました。
その後少ししてから僕も参戦することにしました。
お客さんの釣りをヒントに、タックルを組みます。
・レイクマスター CT-T 20モデル(ダークグレー)
・角度チェンジャーアンダータイプ
・レイクマスター PE0.3号
・レイクマスター EXPEC M02E リアクションバイト
・90cm 7本バリ 1号狐
・オモリ7.5グラム
中層勝負になることはほぼ間違いなく、穂先から目線を離し、魚探を見る時間が増える。
そんな時は【誘い=合わせ】になりやすいEXPEC M02E リアクションバイトがベストマッチ。
と思って釣り始めましたが、巻き上げ途中のバラシが目立ち、すぐに延長アダプターEA10にEXPEC M03K カミソリバーサタイルに変更しました。
誘いも頻繁に、掛けるというよりは、一回誘った後、しっかりポーズさせることでアタリが増加。
巻き上げ途中のバラシはM03Kカミソリバーサタイルのクッション性能でカバー。穂先変更後のバラシは激減しました。
釣れるワカサギの8割は当歳魚です。エサの紅サシを1/3にカットして釣っていきました。
この日の魚は気まぐれで、喰い気が立つ時と、全く喰わなくなる時の差が顕著でした。
風も無く穏やかな湖面には多くのワカサギが跳ねており、今年の山中湖には期待ができます。
そうこうする内に、ドーム船が左右に軽く振れる程度の東風が吹き始めました。
そこから喰い気のある群れがドンドン入り、多点掛けで数が伸びました。
魚が小さいので待ち時間を長くとってもオマツリの心配はいりませんが、時に12cmオーバーが掛かるので注意が必要です。
最終釣果は550匹と、最近の渋い状況からすると花丸でした。
ドーム船は解禁後から変わらず午後1時終了となっておりますが、釣り終了後、この時期ならではの楽しみがあります。
1つ目は、富士山の山頂と太陽が重なって生じる光学現象のダイヤモンド富士。今は平野地区から見ることができますが、非常にきれいです。
この一瞬をカメラに納めるために、多くのカメラマンが各地から訪れる程です。
2つ目は旭日丘緑地公園で開催されている、「夕焼けの渚・紅葉祭り」。
夕方から夜にかけ紅葉がライトアップされ、とてもきれいです。
山中湖に来た際には、釣りだけでない楽しみ方もできるんですよ。
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