2020/01/25

コラム

赤城大沼 氷上ワカサギ釣り2回目

1月25日(土曜)今期二回目の赤城大沼氷上ワカサギ釣りです。


全面解禁となった翌日、いつものように湖畔の駐車スペースに車を止め、夜明けを待ちました。
土曜日なので徐々にお客様でいっぱいになり、駐車できない方は上にある広い駐車場に車を止めていました。
そのうち友人もやってきて車から道具を降ろし、入場口で待つことにしました。

午前7時になり、前日釣れていた「フカンド」ポイントに向かいました。
氷の上は、白くなっているところは雪が残っており歩きやすいのですが、透明になっている部分はテカテカで滑りやすくなっています。
私はスパイク付きのシューズを履いていますが、注意を払いながら歩幅を短くして歩きました。

ポイントは最深部18mのところで、いつもの山並みを見ながら、釣れた実績のあるところに氷にドリルの刃を静かに当て、電気ドリルで一気に穴を開けました。


魚探を見ると17.5mで、ほぼ最深部です。
魚影は湖底に現れていたので、すぐに釣り準備をしました。


穂先はフカセ釣りをするなら柔らかめの穂先ですが、魚影が中層にも現れるとのアドバイスもあり、M02Eにオモリ6gで開始。
仕掛は小さなアタリも乗せやすい狐タイプの1.5号、長さは2.1mを使用しました。
朝一は食いも活発なので、レイクマスターのスピードは4にして一気に釣り上げました。


日中になると穂先に出るアタリが繊細になってきます。
それと同時に引き上げる際に、魚が外れることがありました。
新しいレイクマスターCT-Tは、氷上モードが備えられています。
50㎝、1m、1.5mと、穂先に近くなったところから、スローダウンになる位置を選択できます。
まだ氷の厚さも無いので、私は50㎝に設定しました。
巻き上げスピード4で早巻にしても氷上付近でバレがほとんどありません。
釣れるワカサギは、当歳魚の6センチからビックリするような12センチくらいのものまで釣れました。

ときどき群れが中層の10m付近に入った際には、仕掛が群れの中に入るようにして、右のボタンを押して棚を記憶させ、巻き上げた後、すぐに群れを捉えられる工夫もしました。
ポツポツと拾いながら11時には1束を超えました。

強風が吹くわけでもなく、周囲の景色を眺めては穂先に集中しました。
それにしても多くの方がいらっしゃり、氷上ワカサギ釣り人気を感じました。

湖底を狙ってもオモリ上から3番目、4番目が多いため穂先を交換。
M02Kで小さく誘っては聞き上げることにしました。
活性の落ちてきた日中でも効果がありました。
釣果は160匹と納得できる釣果でした。

この日は紅サシよりも白サシが良かったです。
赤虫がいいときもあるので、2種類はエサを持参したいですね。

今年は暖冬の影響で29日30日と釣り禁止となりました。
情報を聞いてから出かけた方がよさそうです。

プロフィール

井上 聡 (いのうえ さとし)

インストラクター

「楽しく安全に!自然を大切に」をモットーに、淡水の釣りなら何でもこなすオールラウンダー。本流と渓流のヤマメ釣りとワカサギ釣りを得意とする。利根川をホームグラウンドに四季の魚、記憶に残る大物を求めて全国を巡り、精力的に釣行を重ねている。

SNS:

facebook youtube

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

この記事をシェアする:

関連記事

RELATED COLUMN

弊社では、お客様が常に快適にウェブサイトをご覧いただけるようCookieを使用しています。

 ”同意します”ボタンをクリックすることによって、弊社のポリシーに従ったCookieの使用に同意されたものと見なします。弊社のCookieの使用方法に関して詳しくは、 こちらをお読みください。