2020/01/05

コラム

あけましておめでとうございます!

お健やかに初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年中は、たくさんの方にブログを拝読していただき誠にありがとうございました。
今年も釣行記事を書きますので宜しくお願いいたします。

初釣りは1月5日(日)長野県にある野尻湖へ釣行しました。
自宅から上信越道を車で走らせて行くと、軽井沢あたりから雪が舞い始め、信濃町あたりからは吹雪になりました。

いつも利用している「野尻湖マリーナ」には7時に到着。
店内でお茶をいただきながら受付を済ませ、情報板の釣果報告を見ると、今年は2束以上釣れた日が多くありました。


ここは1号船と2号船があり、座席表が貼り出されているのを見てから乗船します。
到着順では無いので早朝から慌てて来る必要がありません。
吹雪の桟橋を渡って友人4人と1号船に乗り込み釣り座を整えました。

船長さんが手際よく出船の準備している間にタックルの準備。
野尻湖は30mくらいの棚で釣ることも多々あるため、スプールは60m巻のPE0.25号をセット。


魚が小さめとのことなので、穂先は小さなアタリを捉えやすいエクスペックMK3に
オモリは丸みを帯びた「時短オモリ」8gにしました。
いつも釣れるのはオモリに近いハリがほとんど。
ここでは皆さん短めの仕掛を使用するので、
長さ66cmの「時短ワカサギ」1.5号のハリを使いました。

また巻き上げる際に掛かったワカサギが水の抵抗で回転しながら上がってくると枝スが捻じれて傷みます。
そこで「スリムハリス止めダブルクレン」を使用して回転を極力少なくするようにしました。


ポイントに到着してから船長さんの合図で仕掛けを湖底へ落としてから、少しオモリを上げて棚を記憶させました。
ここで知ってほしいのは、水深があるところでは穂先からのゼロ調整が一発で決まらないことです。


開始直後は巻き込み防止のため、私は50cmほど仕掛け上部と穂先を離してゼロ点調整して、数回実施してから再度ゼロ調整して精度を高めています。


原因はスプールに巻いてあるPEの緩みや使用オモリが変わるためです。
何回か上下させれば安定します。


最初のポイントは22m。誘った後に穂先を凝視すると小さいアタリ。
すかさず合わせると6cmほどの当歳魚が釣れました。

その後もポツポツと釣れていましたが、釣果具合を見ていた船長判断で、ポイントを移動することになりました。


移動時には、新しいエサ交換して紅サシを半分にカットするなどして、
釣果を伸ばす工夫をします。


次のポイントは浅場の19m。
えっ!と思われる方もいるでしょうが、20m前後は野尻湖では浅場なのです。


この日は天候が悪くて徐々に船も左右に振られ始めました。

大きく誘うと湖底から距離が離れてしまうため、小さめに誘ってアタリを待ちました。
そのうち掛かったのは「ヒメマス」。

このゲストが掛かると周囲の方の仕掛も一緒に絡んでしまいます。
案の定、3人の方にご迷惑をおかけしました。
私だけだと思っていたら周囲の方もオテンバ姫様にやられていました。
船中で7匹くらい釣り上げられていたでしょうか…


このポイントはターンオーバーの影響で湖底が濁っているため再度移動。
次のポイントは22mの水深。
更に風が強くなり、オモリを着底させながらの釣り方は後の釣り人の仕掛と絡んでしまうので
「ラインの方向を見て、後ろにラインが行ったら仕掛けを送り込まないように」と船長から注意がありました。
風の影響で船が大きく移動してしまうので、エサを頻繁に交換しても即効性がありません。
結局、釣果は伸びずに終了しました。

外は吹雪でしたが暖かな室内のドーム船は快適でした。
なかなか天候で釣行を決められませんが、次回は穏やかな日になればと願うばかりです。

プロフィール

井上 聡 (いのうえ さとし)

インストラクター

「楽しく安全に!自然を大切に」をモットーに、淡水の釣りなら何でもこなすオールラウンダー。本流と渓流のヤマメ釣りとワカサギ釣りを得意とする。利根川をホームグラウンドに四季の魚、記憶に残る大物を求めて全国を巡り、精力的に釣行を重ねている。

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※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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