2020/08/27

コラム

更に進化したNEWレイクマスター CT-T登場!(寺山 剛)

製品名:レイクマスター CT-T [LAKE MASTER CT-T]

今年発売のNEWレイクマスターCT-Tには新たにバックラッシュ防止システムが搭載されました。今回はこのシステムのメリットについて、昨シーズンよりテストしてみて気付いたことを挙げてみたいと思います。このシステムはオモリの落下速度よりもスプール回転が速くなってしまい、道糸がスプール内で膨らんでしまう、最悪モシャモシャになってしまうバックラッシュをスプールの締め付けを微妙に調整することで防止するものです。絶妙な締め付け設定により軽いオモリから10グラム以上の重いオモリまでバックラッシュを防止します。特に波で揺れる屋形船やドーム船、ボート釣りで威力を発揮します。また、私はオモリを湖底に付けるフカセ釣りも多々やるのですが、オモリ着底時に回り続けるスプールでやはりバックラッシュのような状態になるのですが、この症状もなくなります。
(このあたり、私のブログで動画でご紹介しております。
https://ameblo.jp/tsurerunokaoi/entry-12620768679.html

フカセ釣りをする方は経験していると思います。それまでは、そろそろ着底するか?の頃から指でスプール回転を抑えるサミングが必要でした。電動2丁の釣りですとどちらかの仕掛け投入時はサミングに気を取られて、アタリに集中しにくかったです。ですがこのバックラッシュ防止システムを使用しますと、着底バックラッシュに気を取られることなくアタリに集中出来ます。もちろん落下速度の低下は気になりませんでした。


それとテストしてみて気付いた予想外の効果がありました。
着底時、棚ストップ直後のアタリが増えたことです。
なぜか?思い付いたのは、波や湖流、屋形の振れ等で余計に道糸が出てしまい、微妙に道糸が湖の中でたわんでいて、着底、棚ストップ直後のアタリが出ていなかったのではないか?と言うことです。バックラッシュ防止システムにより軽くテンションがかかったことにより、道糸がたわまず、早くアタリが出ているのではないか、と思います。ワカサギの喰いの良い時は手返しアップに繋がります。


是非NEWレイクマスターCT-Tの新機構、バックラッシュ防止システムを実感してみてくださいね!

プロフィール

寺山 剛 (てらやま つよし)

福島県在住。檜原湖をホームグラウンドとするワカサギ釣りのスペシャリスト。夏はバス釣り、冬はワカサギ釣りで一年中檜原湖に浮かぶ。シマノモニター。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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