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2020/08/13

コラム

Silent Assassin 129F/129S/140F/140SにFLASH BOOSTが搭載!デイゲーム&磯のゲームを進化させるシーバスミノーの未来形

今から10年以上前にAR‐Cが初搭載されたアサシン140が出たときは、誰もがその飛距離に驚き、現在も多くの釣果をもたらしてくれている。そのアサシンの核といえるサイズの129と140にフラッシュブーストが搭載。「今は10年前のシーバスゲームとは違います。僕はフラッシュブーストを磯で多用します」。時流を反映し、必要に迫られて生まれた新たなサイレントアサシンを鈴木さんが紹介する。

アサシンの心臓部AR‐C重心移動を継承

2010年、初めてAR‐C重心移動システムが搭載されて以来、各地で実績を上げ続けているサイレントアサシンシリーズ。従来のミノーでは届かないところが狙える飛距離と、バネでウェイトを戻す固定重心のような立ち上がりの早さは、10年経った今でも色褪せないテクノロジーだ。


– そのサイレントアサシンの129、40にフラッシュブーストが搭載される。ニューモデルの登場に絶大な信頼を寄せる一人が鈴木さんだ。
「オリジナルの129は大きすぎず小さすぎず、レンジもFで70cmまでと潜りすぎない。何と言っても飛距離が出るので、状況を把握するためのパイロットルアーとして活躍します。140のシンキングモデルは、自分の中では129より飛距離が出てレンジも深め。フックもワンサイズ大きいので、磯やサーフでより大きな魚を狙うときに使います。どちらも今でも良く釣れるルアーです。そしてAR‐Cは、アサシンフラッシュブーストにも絶対に欠かせない機能です」

河口のデイゲームでベイトフィッシュに付いて青物が入れば、ミノーを追う。サーフや河口でヒラメが喰うことも多い。近年のシーバスフィッシングはゲストも多彩で大型化。タックルも強めのセッティングが好まれている。それに対応するミノーも欠かせないということだ。

大型魚を想定してボディもアクションもパワフルに一新!

– 実績抜群のアサシン129、140にフラッシュブーストを搭載。どのような効果を期待しますか?
「フラッシュブーストは、ルアーが泳いでいるときも止めたときもミラープレートが揺れて、キラキラと光って魚を誘い続ける。さらにより強い光を拡散するホログラムの強鱗もラインナップされて、フラッシングによる集魚効果が上がります。ただ、今度の129、140はフラッシュブースト搭載というトピックだけじゃないです」


– というと?
「バタバタと強めのアクションで泳ぎます。それは129のリップ形状の変更からもわかります」


– アクションも強くなっている。その狙いは?
「たとえばデイゲーム。水深5mでシーバスはボトムに身を潜めている。普通のミノーを引いても喰わせるのは難しいけど、新しい129、140はフラッシングと波動で魚を寄せる力が強いからアタリが拾いやすくなります」

アサシン129/140フラッシュブーストは、フラッシングと強めのアクションで集魚効果が高い。堤防など水深があるエリアのデイゲームでも活躍する。

– デイゲームで威力を発揮する?
「フラッシュブーストは明かりがあれば夜も効果的です。ただ、10年前のシーバスはナイトゲームが主流だったけど、今は日中もやるし、磯やサーフでランカーを狙うことも多い。デイゲームで青物やヒラメなど大型のゲストと出会う確率も上がります。タックルも強めになって、要は現在のシーバスフィッシングにマッチしたミノーに仕上げられています。僕は磯のヒラスズキで投げることが多くなるでしょうね」


その理由は、下記のとおりだ。

アサシンフラッシュブーストが磯で活躍する5つのストロングポイント

「初めての磯は、魚がどこの根に付いているのか、回遊して入ってくるのかもわからない。アサシンフラッシュブーストは、飛距離が出て、フラッシングと強い動きで広範囲にアピールできるから、居付きも回遊の魚も拾えます。また、操作性が高いからバイトが多い根際や磯際をきっちり通せます」。
以下、鈴木さんが考える5つのストロングポイントを詳しく見ていこう。

Strong point 01 飛距離
飛距離60m超をコンスタントに出すアサシンの飛びを継承

アサシンフラッシュブーストの実投データの平均値はこちらのとおり。同クラスのミノーではなかなか出せない平均飛距離60mを軽く超えているが、オリジナルと比べると数値が上回るは140Fだけだ。
「使うロッドによると思います。フラッシュブーストは2~3g重くなっているので一般的なシーバスロッドより強めのMH、Hクラスのロッドのほうが投げやすい。オリジナルと同等かそれ以上飛ぶ感覚があります」

Strong point 02 アクション
強めのウォブンロールで波にもまれてもしっかり泳ぎ切る

129Fフラッシュブーストのリップは、オリジナルのラウンド形状からスクエア形状に変更。
「140も含めてフラッシュブーストの泳ぎはウォブンロールが強くなりました。磯の複雑な流れや波に押されても、しっかり水を噛んで泳ぐ。5000XGのリールにPEライン2号のセッティングでもしっかり泳ぎ切ります」

Strong point 03 強度
強度アップされたボディは強めのタックルと相性が良い

「オリジナルよりファットなボディは、肉厚で強度がアップ。磯で安心して使えます。磯ヒラ用の硬めのロッドに1.5号から2号の太めのPEラインを使っても、アクションが強いから振動がしっかり手元に伝わる。操作感も得やすいです」

Strong point 04 フラッシング
濃いサラシの中でも光を拡散してアピール

「フラッシュブーストはルアーの泳ぎだけでなく、波や流れなど自然界の力でも明滅。プラス、ルアーのロールによって規則正しくフラッシングするボディの側面がある。質の異なる明滅を見せることができ、さらに“強鱗”を選べばより強いフラッシングを発します。濃いサラシの中でも水中に光を拡散して、魚に発見されやすくなります」

Strong point 05 シンキングタイプ
磯際や厚いサラシの下など捕食ゾーンをきっちり通せる

「シンキングタイプにフラッシュブーストが搭載されたのも、今回のアサシンの特徴。足場の高い磯でも足元まできっちり引きやすく、レンジを下げて厚いサラシの下を通せます。バイトの確率が高いゾーンで、フラッシュブーストのフラッシングが効果的です」

鈴木 斉 SELECT TACKLES

ピンスポットを正確に手返し良く撃ち、かけた魚を一気に寄せるレングスとパワーを装備

鈴木さんの磯ヒラゲームは、状況に応じてベイトタックルを選択。
「B108M+/Rはスムーズな曲がりでバックラッシュを防ぎ、遠投が可能です。その投げやすさは近・中距離のピンスポット撃ちにいきてきます。沈み根の周りや磯際など、魚が喰う可能性が高いスポットを波のタイミングを計りながら手返し良く撃ちます。ブランクスはスパイラルXコアに高強度高弾性材のM40Xをプラスし、細くて軽いから強風下でも振り抜きやすい。アンダー、サイド、バックハンドなど多彩なキャストがしやすく、長さとバットパワーがあるから、かけた魚を一気に寄せることができます」

ROD
REEL
LINE

プロフィール

鈴木 斉 (すずき ひとし)

[インストラクター]

シーバス、ジギング、GTなど多彩な釣りの経験を経て、現在はプロアングラーとして活躍中。技術レベルの高さはもちろんのこと、高い集中力を要求されるヒラマサキャスティングやマグロゲームにおける「ここ一番の勝負強さ」に定評がある。

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※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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この記事で使用している製品

ルアー

エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S フラッシュブースト

ルアー

エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト

ロッド

エクスセンスジェノス (ベイトキャスティングモデル)

リール

エクスセンス DC SS

ライン

ピットブル 8+

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