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2020/02/19

コラム

ぬけさく目線の新竿紹介:SPECIAL 競SC NR|鮎入れ掛かり!?ブログ

この竿一言でいうとオールラウンド先調子。えっ、カタログにはオールマイティ先調子と書いてあるけど...。ま、よう似たもんです。まず、仕掛けを選びません。メタル、複合、ナイロン、フロロなんでもOK。釣り方も選びません。引き釣りも、泳がせも...。
何なんそれ!
同じ先調子でも、先までピンシャンとした先調子では結構竿操作に気を使わなければならないのですが、今年のSCの先調子は、少しマニュアル感が薄れオートマチック感が加わった印象です。#2、#3の絶妙なしなやかさがオールラウンドに使えるバランスに仕立て上げているのだと思います。
設計的には#2、#3のクッション性が増して使用感が少しマイルドになった感じ。私のような竿操作がいい加減な人間にも使いやすい調子に仕上がっています。その他、あれとこれと...新しい設計ノウハウが盛り込まれているのですがここでは言えません。口が痒い痒い。
感度に関していうと、そもそも、このSCという調子は、感度的にシマノ鮎竿の調子バリエーションの中でも一番感度を表現しやすい調子バランスになっています。実は、エキサイトトップの穂先の曲がりカーブをよ~く見てみると、先端10cmほどが硬く、その下にクッション性があり、そこから元に行くに従い徐々に硬くなっていく...という流れになっています。これを9mに拡大してみると、なんとSCのバランスに似ているのです!SCは全体のバランス自体がエキサイトトップのバランス理論に近いのです。今回は、もともと高感度のSC調子にさらにエキサイトトップⅡで感度向上を図っています。
ショーの会場に君野さんが遊びに来てくれたので「今度のSCどう?」と聞くと「振ってもそんなにいい感じはしないかもしれないけど、どこがどうということではなく、とにかくこの竿を持つと釣れるんです。」と。「メタルでもナイロンでも仕掛けを選ばないし、とにかくオトリがいい感じで泳いでくれる。」と自信ありげ。

先調子派のマツカツさんが言うには、「強い流れにオトリをいれても、即、タイムラグなしに操作を開始できる。引き釣りはこの引き始めが大事。胴調子になるとその一瞬がボケる。」・・・確かに。また、穂先がしっかり目なので「オトリがブレずに安定して引ける。」とも。背バリにもとっても相性がいいそうです。

プロフィール

ぬけさく

"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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