RS初の30cmアクションズーム搭載『85-82ZD』
RSシリーズにおいて、初めての採用となる30cmアクションズームを搭載したこのモデルは、初期から中期までの中小河川で活躍するショートロッド。基本的な調子を85側で設計しており、状況に応じて縮め82側で使用するのが定番のスタイル。
「ショートのズームロッドとしては小太刀という選択肢もありますが、状況によって50cmズームは釣り方や仕掛けの長さが変わりすぎる場合もあるので、30cmのアクションズームを採用しています。天然遡上河川とか、アユのサイズが20cmくらいまでの数釣り河川などにおすすめです」
RS定番の30cmハイスピードズーム『80-83HD』
基本を短い80側とし、送り込み、引き抜きといった、竿の長さがほしい場面で83側へズームアップさせる、30cmハイスピードズーム採用モデル。ソリッド穂先の柔らかさが仕掛けの扱いを難しくする状況でも、ズームアップで瞬時に対応することができる。
「竿は短ければ短いほど、理想に近い緻密な操作ができます。80をベースに30cmのハイスピードズームを採用したこの竿は、伸ばした状態でも違和感なく操作でき、僕もすごく気に入っている一本です。変化の多い渓流相の河川であれば、オールシーズン活躍してくれるでしょう」
RSの王道を行くスタンダードモデル『90ND』
90レングス、H2.75クラスのオールラウンダー。先代モデルをより先調子化することで、さらに緻密なオトリ操作を可能にしている。先調子でありながら、強い負荷がかかると元までしっかりと曲がり、良型をより引き抜きやすくなった。
「15~20cmの釣り頃サイズから、最大24cmクラスまで対応する守備範囲の広いスタンダードモデル。いろんなシチュエーションで使っていただける、RSの魅力を存分に味わえる竿だと思います」
RSシリーズ最強のパワーモデル『H90ND』
H3.0パワーのスペシャル競RSシリーズ最強ロッド。泳がせから瀬釣りまで対応できる、頼れる一本だ。ソフトなソリッド穂先の特性を活かすことで、小型から最大26cmクラスの大型まで対応可能。シマノ鮎ロッドのなかで、最も守備範囲の広い一本といえる。
「RSでは最もパワフルですが、ガンガン瀬の中で寝かせて使うというキャラクターではなく、シーズン後半の大型が狙えるシチュエーションで、オールラウンドに使える竿です。エキサイトRSソリッドを組み込むことで、ソリッドトップながら大きな魚の重さに負けることなく、快適なオトリ操作ができるセッティングになります」