2023/12/14
コラム
12月5日 桧原湖 目的に沿った穂先選択 【寺山剛】
最近、私が行く飲食店でワカサギを所望する声があり、今回も張り切って仕入れ?の釣りです。やっぱり、お客様にお出しするなら見栄えのする大きめのワカサギが欲しいところ。
それならば・・・と比較的大きいワカサギが釣れている、桧原湖のやまぐっちさんに釣行しました。
まず最初に選んだ穂先はレイクマスターSH L00 R。
オモリ7グラムと6グラムを使い、全体的に曲がる大きな誘いで大型ワカサギにアピールします。
ぽつりぽつりと釣れてくるワカサギは狙い通り大型がメインです。
入れ食いではありませんが、じっくりとアタリを楽しむ釣りです。
天気予報では曇り予報・・・釣り座を曇りの日に実績のある場所を選びましたが、予報が外れてピーカン無風。常連さんの釣り座の魚探を見に行くと、ギッシリとワカサギが映っています!これは失敗したなぁ、と思いつつ、平日で空いているので釣り座移動です。
とはいえ日が昇るにつれ、釣れてくるワカサギは小型が多くなって来ました。クイック角度チェンジャーで竿の角度を30度ほどにして、よりワカサギの乗りを良くしますがやっぱりアワセが合わない事があります。
しびれを切らし、穂先をレイクマスターエクスペックM01Kに交換します。
先々週の釣りで小型の当歳魚に抜群の効果は実証済み。大型狙いで朝からの使用は見送っていましたが、背に腹はかえられません。
なにせ、やまぐっちさんは、竿頭5回取ると次シーズンの屋形代金が安くなると言う射倖心を煽る?システムです。そんなわけもあって、数を釣る為にはこの竿で一気に釣果を捲りたいところです。竿頭常連の方も魚影の割に喰いが悪い、と苦戦中。こちらも同じ感じですが、M01Kは竿先が縦、横方向に細くなっているためか4センチ位の当歳魚の乗りも手感で感じられました。アタリの分かりにくい下バリに掛かった当歳魚も感じられ、自分でも信じられないくらいです。これは新たな世界が見えて来ました!この手感の釣りを研ぎ澄ましていけば、釣果はグンッと上がるはずです。
そして終了1時間前から食いが良くなりました。
ペースアップして最終30分前に納竿。ワカサギを数えると312匹で、なんとか捲り切って無事?竿頭をゲット出来ました。これで竿頭は今シーズン2回目。あと3回ゲットするまでは、やまぐっちさんに行く事になります。(笑)
プロフィール
寺山 剛 (てらやま つよし)
福島県在住。檜原湖をホームグラウンドとするワカサギ釣りのスペシャリスト。夏はバス釣り、冬はワカサギ釣りで一年中檜原湖に浮かぶ。シマノモニター。
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