2021/04/16

コラム

4月16日山中湖釣行記春爆か!?(尾崎 渚)

山中湖の桜がようやく開花した。
標高1000メートルに位置する山中湖にもようやく春が来たといったところでしょうか。


一月前と比べると、ワカサギの様子も変わってきました。
まばらに散らばっていた魚は大きな群れとなり回遊。時よりドーム船内全体で釣れ盛り、釣り人を満足させてくれます。


そんな状況が安定して続くようになった今、朝一番から本格的に釣りをしてみました。


実釣日は朝から雨模様で風も吹いており、水面は所々に白波が立っています。
ドーム船は風に強い船ではないため、少し心配しましたが無事に出船することができました。


ワカサギが釣れる条件が揃っているため、この日はレイクマスターエクスペックM02K(カミソリシャロー)を選択。相変わらず当歳魚(5センチ前後)が相手の釣りとなるため、繊細かつ入れ喰いにも対応できる穂先が必要になってきました。

リールはレイクマスターCT-TにPEラインはレイクマスターPE0.3号。0.3号なら多少のトラブルでも切れる心配がなくオススメです。


1号の6本針に、オモリは5グラムをセットしています。


朝一から群れの入りは良好。
魚影の割にやる気はありませんが、コツコツと釣っていきます。


巻き上げ途中でバラシが目立つ為、レイクマスターCT-Tの巻き上げ速度を2から1に変更しました。
喰い込みや掛かり所が悪いのに対し、巻き上げ速度が速すぎる場合、口切れを起こしてしまうので注意が必要です。


定期的に入ってくる大きな群れは、釣り人を熱くさせます。


多点掛けを狙っていきますが、魚のサイズが小さい分、難易度があがります。
多点掛けを狙い過ぎてうまくいかず、自分のリズムが狂ってしまう場合がありますので、あまり多点掛けにはこだわらないようにしました。


とはいえ魚のやる気があると写真のように。

エサは通常どおり紅サシと、この時期手に入り辛いホンラビットを試していきましたが、後者の方が喰いが良く、アタリの出が非常に速かったです。
またエサを半分に切らずして良く釣れるため、非常に楽で手返しもアップ。

時間と共に風も収まり、船の左右の振れも無くなり釣りやすくなってきました。
それでも魚の喰いが悪くなることはなく、安定して釣れ続きました。
時折喰いが渋くなる時間帯がありましたが、そんな時は大きく速い誘いは禁物で、ふんわり優しい誘いが効果的でした。


群れが来ればたくさん釣れますが、来ない時間帯は渋い釣りを強いられる場合があります。
そのタイミングに応じた釣り方ができれば、全く釣れない時間帯は少ないです。こまめに誘い方を変えてやり、その時の魚の喰い気に合わせるようにしましょう。
M02K(カミソリシャロー)は万能先調子です。どんな誘い方もそつなくこなしてくれる為、非常に便利で使い勝手がいいですよ。

来そうで完全に来ない山中湖の爆釣期ですが、もう少し先なのでしょうか??


今後の展開にご注目ください。

プロフィール

尾崎 渚

尾崎 渚(おざき なぎさ)

「Fishing House なぎさ」に勤務と同時にワカサギ釣りを始め、いまや山中湖の若きワカサギスペシャリスト。

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