2021/03/16

コラム

富士五湖!春シーズン!!河口湖!(松田克久)

秋から冬の釣り物のイメージが強いワカサギ釣りですが、春になっても釣れるフィールドもあります。富士五胡の山中湖や精進湖、河口湖、西湖など、まだまだ魚影が濃く、数が釣れるフィールドです。


今回は3月16日に「河口湖」に出かけました。


河口湖は、今期も数が良く釣れている爆釣フィールドになっていて、ドーム船の予約はなかなか取れない状況ですが、ボート釣りなら、結構空いているので、予約も入れずに釣行しました。平日だし、どこかのボート屋さんで乗れるでしょう!?


まずは昨年に一度訪れたボート店、「さかなや」さんへ。
ローボートが空いているとのことで、早速、受付を済ませ、出船。

ボート場すぐ前に固定のドーム船があります。
すぐ近くのドームで釣果が出ているので、エレキを持参しましたが、手漕ぎで十分ということで、ドーム船近くのポイントを魚探で魚影をチェック!!
良い反応をキャッチしたので、早速、アンカーリングします。


タックルは、
電動リール・レイクマスターCT-T二刀流。
ラインは、レイクマスターEX4PE0.3号。
穂先は、右はオリジナルの竹穂先、左はレイクマスターエクスペックL05Sスパークモンスターを角度チェンジャーリバーシブルで繋ぎます。
仕掛けは、秋田キツネ金1.5号7本バリ、オモリ8グラム。
エサは、チーズサシ&チーズ紅サシをランダムに付けました。

早速、釣り開始!!


あら!!
仕掛けを下す頃には、魚影なくなり…アタリなし…
これはまずい!!すぐに移動します!!


少し浅めに移動して、再び、アンカーリング。
仕掛けを下すと…またもや、魚影が消え、アタリなし…


最初から大苦戦。3回目の移動でさらに浅場へ。
ここで30匹ほどパタパタ釣れましたが…再び、魚影もアタリも止まる。


正直、簡単に釣れると思っていましたので、こんなに苦戦するとは思っていませんでした。
魚が落ち着かないのは、どうやら…
原因は、川鵜か!?
ときどきボートの近くに川鵜が水面から顔をだしていたので…


ふとドーム船方向を見ると、ドーム船の窓越しやドーム船の周りに固定しているミニドームやローボートの人は結構、釣れている様子。


ほんとは自分でポイントを探して釣りたかったのですが…
このままいくと大撃沈しそうだったので…汗!
素直にドーム船に固定させていただきます。(笑!!)

ドーム船に固定してからは順調に釣れだしました。


ほとんど1匹、時にはダブル、3点掛け、マックス4点掛けレベルですが、ポツポツ釣れたり、アタリが止まったりの繰り返し…

釣れない時間はエサを交換、少し早めに穂先を聞きあげて、タイミングで居喰いしている魚をフッキングさせるイメージの釣り方が有効でした。
オモリのサイズも渋い時間は6グラム、喰いの良い時間は9グラムまで上げたりしながら、釣りました。
河口湖にしてはバクバクではない、地味な釣れ具合ですが、これはこれで、コツコツ釣る釣りは楽しいです。
朝の出遅れを巻き返すべく、ちょっと気合を入れて釣ります!!
レイクマスターの巻き上げスピードをマックスの「H」や「5」でバリバリ巻き上げます。
パワフル胴調子穂先のL05Sスパークモンスターがグンニャリ!!曲がります。

午後になるとサイズの良い魚が交じりだします。

全体には小ぶりなのですが、最大14センチの魚もいました。
時期的に痩せている魚も多いですが、まだ抱卵した魚もいて、釣りあげると卵を出す魚も結構いました。


日中になって風が強くなりましたが、ドーム船に固定していたので、丁度、結果、風裏になり、助かりました。
魚がドーム船の下に、たまっている感じです。川鵜が追い込んで、ワカサギがドーム船の下に追い込まれて避難している感じでした。
釣果は15時までやって640匹ゲット。

朝の失敗で、爆釣レイクの河口湖にしては少し物足りない感じではありますが、これだけ釣れれば十分!!
ここ最近の釣果情報的には、悪くはない結果で、楽しめました。

プロフィール

松田 克久 (まつだ かつひさ)

インストラクター

鮎釣り歴25年以上。第23回シマノジャパンカップチャンピオン。群馬県高崎市で釣具店「つりピット!」を経営。ワカサギ釣り歴も35年以上で鮎釣りのシーズンオフにはワカサギ釣りのスペシャリストとして活躍する。

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