2020/10/08
コラム
10月8日山中湖釣行記デカサギ祭り(尾崎渚)
秋雨前線の影響で朝から雨が降りしきる山中湖。
朝の気温は一桁の8度で、富士山山頂は間違いなく雪だろうと予想できる寒さです。
寒さを感じるにつれて、ワカサギ釣りの本格シーズンだなと実感します。
出船前から吹いている北風は、山中湖にとって良いものではありません。山中湖で魚が釣れる風とされているのは、南風、東風となります。
一抹の不安を抱えながらの釣りスタートとなりました。
タックルは、昨日、当歳魚の多点掛けを連発させることに成功し、800匹釣ったセッティングをそのままに、本日も挑むことにしました。
写真はレイクマスター エクスペック M03K(カミソリバーサタイル)に7.5グラムのオモリを付けたときの曲がり。
・レイクマスター CT-T 20年モデル
・角度チェンジャーアンダータイプ
・EA10延長アダプター 10cm
・レイクマスター エクスペック M03K(カミソリバーサタイル)
・レイクマスターPE 0.3号
・全長120cm仕掛け1.5号狐バリ
・オモリ7.5グラム
仕掛けを投入する前に、大事な魚探チェックです。
魚影は見えますが、反応薄。5メートル~8メートル辺りの中層に魚が浮いている様子。
当歳魚を意識し、紅サシを2/3カットしたものを投入。
すぐにアタリがあり、アワセを入れた時のガツッとした手応えと重量感はまぎれもなくデカサギです。
釣れども釣れどもデカサギ祭りで、昨日までの当歳魚はいったいどこに??
このサイズになってくると7.5グラムのオモリでは対応しきれず、横走りされたり喰い上げられたりで、呆気なく自爆してしまいました。
PEラインを巻き込んだ厄介なオマツリです。
ワカサギ釣りに付き物で、誰しもがやってしまうオマツリ。
さて、ここでのポイントはオマツリをしてから、いかに短時間で釣りを再開できるかということ。
一般的に、穂先の巻き込み防止リーダーを組み込んでいる方が大多数なのですが、レイクマスターCT-Tの場合、棚カウンターが他の電動リールに比べて優れていると思っています。よって、穂先を巻き込むことが圧倒的に少なく、巻き込み防止リーダーは不必要だと考えています。(釣り開始2~3投は巻き込みやすいので注意)
ですから、数十cmのPEラインを巻き込んだオマツリならば、PEライン本線を切り捨ててしまうことで、釣り再開までが格段に素早くなります。
決して安価な糸ではありませんが、週に1回、はたまた月に1回のワカサギ釣りで、オマツリ復旧に時間を取られる…
ものは考えようですが、貴重な釣りの時間をより長く取れた方が楽しいですよね。
それにメインラインとなるPEラインとストッパーとなる金具を結び、その金具とリーダーを結び、さらにリーダーとより戻しなどの金具を結ぶ…
僕にとっては複雑で面倒。道具はシンプルイズベストだと考えております。
話が脱線してしまいましたが、このオマツリをきっかけにオモリを10グラムに変更しました。
そこからはデカサギの多点掛けも怖くありません。
オマツリを起こすことなく、スムーズに釣り続けられました。
ところが時間と共に喰いが渋くなり、苦戦を強いられる時間。
アタリが遠のき、ペースダウンする頃、ちょうど時間となりストップフィッシング。
トータル450匹でフィニッシュとなりました。
営業終了後、台風14号に備え、ドーム船をトレーラーで陸上げし、台風対策としました。
次回の出船は週明けの月曜日となりますが、今釣れているだけに、台風が湖の状態を悪くしてしまわないか不安です。更なる好転を願うばかりです。
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