2020/02/25

コラム

復活の兆し!? 2月25日 山中湖釣行記

2月に入り、激渋状態が続き、ブログを書くに書けない...
そんな毎日が続いていた為、更新が滞ってしまいました。


最近は寒さもやわらぎ、春の陽気を感じさせる日が多くなってきましたね。
例年ではワカサギの産卵行動が始まる時期で、ワカサギ達も活動的になり、釣果も上向いてくるはず...
そんな期待をしながら竿を出すことにしました。


お客さんも少なく、常連さんのみの為、朝からタックルを準備。


レイクマスターCT-Tに角度チェンジャーリバーシブル。(上向き)
底の拾い釣りがメインとなる想定で、穂先はレイクマスターエクスペックM01E(リアクションバイト)をセットし、オモリは7グラムです。

定時の7時にドーム船は出船し、釣り開始は7時15分。

鏡のような湖面ですが朝マズメということもあり、底べったりに写る魚影が好反応。


オモリを少し底から浮かせた脈釣りで釣っていきます。


たまに入る分厚い群れには、1匹掛けたら1呼吸、2呼吸待ってから巻き上げ、多点掛けで数を順調に稼ぎました。

午前9時頃まではコンスタントに釣れ続き、1時間50匹ペース。


良いペースで納得の立ち上がりでしたが、晴れ間と同時に喰いが極端に悪くなってしまいました。


喰いが悪くなったとはいえ、たまに底べったりを回遊してくる反応が出るため、脈釣りからフカセ釣りに釣り方を変えてみます。


すると、これまで釣れなかった反応でも、あっさりとアタリを出すことができ、再び釣れ始めました。


釣れない魚を手を変え、品を変え...
それがピシャリと当て、はまり、釣れる。まさに釣りの醍醐味ですね。


その後、低気圧の接近に伴い雲行きが怪しくなり、湖面がうねり波立ち始めました。


そうなるとワカサギも好活性。
それでも朝一のような活発さは無く、フカセ釣りへ好反応を示すので、そのまま釣り続けますが、下から3箇所のエサだけは頻繁に交換する必要があるため手は抜きません。


そうこうする内に水深5mラインの中層に真っ赤な群れが回遊してきました。


こんな時期に中層??と一瞬戸惑いましたが体はしっかり反応していました。


レイクマスターで底にあった仕掛けを一気に巻き上げ、5mラインの群れの中で仕掛けを止め、誘いをかけるとガツガツとアタリ。


7本バリに5匹〜6匹掛かってきます。中層のワカサギは回遊スピードが非常に速い為、エサは変えずに群れがいる間にいかに釣れるかが勝負の鍵。


釣れたワカサギを素早く外し、ハイテンポで手返しよく釣りました。


中層の群れが去った後は再び底のフカセ釣りです。
忙しい釣りから一転、繊細な釣りを再開。


と思ったらまた中層に!!


そんなことが数回ありましたが、最終的には底での拾い釣りが中心となった1日でした。


 最終釣果は400匹を超えました。


400匹を越えたのは、いったいいつぶりでしょうか...
なんだかとっても嬉しい気分になりました。

今後の山中湖ですが、産卵を終えたワカサギは体力回復の為、荒喰い期間に入ります。


誰でも数釣りが狙えるシーズンです。期待しましょう。

プロフィール

尾崎 渚

尾崎 渚(おざき なぎさ)

「Fishing House なぎさ」に勤務と同時にワカサギ釣りを始め、いまや山中湖の若きワカサギスペシャリスト。

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