2020/01/10

コラム

赤谷湖へ3日間ワカサギ釣行

横浜釣りフェスティバルを無事に終えることができました。
ご来場の皆様、関係者の皆様、応援してくださった皆様ありがとうございました。


釣りフェスティバルの前に群馬県、赤谷湖のワカサギ釣りに3日間行きました。

1月10日(金曜日)


駐車場へ降りる坂を下ってゆくと、ガードレールのところから動物が顔を覗かせていたので、急いで車から下りると可愛いい顔した動物がこちらを見ていました。
駐車場へ移動しても、様子を伺って逃げません。
とても人馴れしている様子。

桟橋へ行くと管理人さんが、あれはカモシカのモモちゃんで、遊歩道を散歩している方にも人気だと教えてくれました。
寒風が湖面を吹き抜ける中、桟橋の釣り座に着いて魚探スイッチを入れると、20mの水深がある湖底拡大画面に少しだけ魚の反応がありました。
角度チェンジャーに穂先はエクスペックM03Kを取り付け、モリは8gの丸みを帯びたものを選択。
湖底だけしか反応が無いので66cmの短仕掛けに、ハリは1号と小さめをチョイスしました。
湖底に仕掛けを降ろしたものの穂先は無反応。ただ、誘いのリズムを変えてゆくとアタリが明確に現れるタイミングがありました。早く穂先を動かすよりもゆっくり下げてから、少しずつ聞き上げるように穂先を上げ、またゆっくり下げるとアタリは出ました。
日が高くなると徐々に渋くなり、ときどき違うゲストのウグイが邪魔をしてきます。

渋い中でもアタリを出すには、一匹釣れたら、そのハリと上下のどちらかのエサを交換する。
途中で魚が外れてしまってもエサの交換をすることで、80匹の美味しいワカサギを釣ることができました。

1月11日(土曜日)
翌日も赤谷湖の桟橋に行きました。

桟橋へと続く壁面には氷柱が垂れ下がるほどの冷え込みでした。

前日同様のタックルと、前日残った白サシ、紅サシでスタート。
釣れるワカサギは6cmほどですが、9cmくらいのワカサギも釣れ、サイズはまちまちなので、セオリー通り小さい型に合せて1号のハリを使用しました。


よく聞かれることですが、「初めて使うにはどんな竿がいいのですか?」そんなとき私は、シマノの硬さ表示は0から05番があり、数字が大きくなると硬くなるので、「ドーム船」「ボート」「桟橋」には、真ん中くらいの03を購入してくださいとアドバイス。3本買っていただけるなら01と03表示。02は、独特な調子の02Eを購入してくださいと勧めています。
この日は午後近くになってご来場される方も多く、桟橋で歓談しながら楽しく釣りをさせていただきました。

1月13日(月曜)
この日はゆっくりで10時に赤谷湖へ到着。魚探を充てながら魚影の濃いポイントを探しました。ここはダム湖。桟橋は急なカケアガリになっているため、5m岸から離れるだけで急深になります。
この日も大きな魚影が映らないので、なるべく反応が良さそうなところを見つけると、桟橋先端の水深22mでした。
前日渋かったので穂先をM01Kにオモリは6gを使用。

カタログにはM01Kの負荷は0.5~3.5gと表記されていますが、水深があるところは水中浮力とPEラインの浮力も加わり、重めでも問題ありません。
穂先がズドンズドンとオモリ負けしないようになっていれば大丈夫です。
この日も誘い方をゆっくりしながらアタリの数を増やし75匹の釣果。

ボートで帰ってこられた方は「結構釣れたよ」「魚探にも映っていたし」
と語っていました。ポイントが選べるのでボートもいいですよね。
今年は暖冬で、道路には雪はありませんでしたが、スタッドレスなどの準備は怠らないようにしてください。
また、今時期は赤虫が有効です。

赤城大沼の氷上釣りが1月22日(水)解禁に決まりました。
結果を後日ご報告いたします。

プロフィール

井上 聡 (いのうえ さとし)

インストラクター

「楽しく安全に!自然を大切に」をモットーに、淡水の釣りなら何でもこなすオールラウンダー。本流と渓流のヤマメ釣りとワカサギ釣りを得意とする。利根川をホームグラウンドに四季の魚、記憶に残る大物を求めて全国を巡り、精力的に釣行を重ねている。

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※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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