テナガエビの特徴と釣り方
- 分類/十脚目テナガエビ科
- 別名/カワエビ、ダンマなど
- 季節/春・夏
淡水や汽水域に生息する大型のエビで、川エビとも呼ばれる。オスは名前の通り細長い腕を持ち、その先のハサミでエサをつかむ。初夏から秋口にかけての繁殖期には、岸沿いの浅い場所でよく釣れる。
目次
釣り方
ウキ釣り
テナガエビは汽水域の水深が浅い場所にいて、沈み岩やブロックなどに身を隠している。その足元の浅い場所をウキ釣りで狙うのが一般的。2m前後の短めのノベ竿が釣りやすい。エサはミミズやイシゴカイなどを使用する。
釣り方は非常に簡単。テナガエビが潜んでいそうな場所の水深とウキ下を合わせ、仕掛けを沈めてアタリを待つ。ウキは少し沈み気味になるように調整する。
テナガエビは長い腕を伸ばしてエサをハサミでつかむ。それから腕を曲げて巣穴に持ち込み。ウキが横走りしたときはエサを運んでいるだけなので、ここでアワセても掛からない。沈んでいったウキが止まったらエサを食べている証拠で、少し待って仕掛けを引いて、抵抗するようならアワセを入れる。このもどかしいアタリをうまくヒットにつなげられるかどうかが、この釣りの魅力でもある。
ウキ釣りに必要な道具
そっと仕掛けを投入する。水の透明度次第ではテナガエビの姿が見えることもある
釣ったテナガエビはきれいな真水で泥抜きしておくと、よりおいしく食べられる。素揚げがおすすめ
極小のハリを使用するため、結ぶのが難しいのでハリス付きのものがおすすめ
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