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リールとは?
初心者向けに種類や選び方、
取り付け方を解説

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リールとは

リールとは、釣り竿に取り付けて使用する釣具で、一定量の釣り糸を巻き取って収納しておくことで、沖や水深が深い場所など、離れた場所にエサやルアーを送り込むことができる。狙う魚や使う仕掛けによって適したロッドがあるように、適したリールも変わってくる。リールを選ぶときには組み合わせる竿の長さや使用するラインの太さなども考慮する必要がある。


汎用性が高いのはフロントドラグ式のスピニングリール。サイズのバリエーションが豊富で、さまざまな釣りで使われている。番手が小さいと糸巻き量(スプールに巻くことができるラインの長さ)が少なく、番手が大きいと糸巻き量が多くなる。番手が小さいとリールのサイズは小さくなり、使えるラインの号数(釣り糸の太さや細さのこと)も細くなる。逆に番手が大きいとサイズが大きくなり、太いラインに対応できる。


両軸リールはスピニングリールとは構造が異なり、両側で支えたスプールを直接回転させてラインを巻き取るためパワーがある。バス釣りなどのルアーや船釣り全般、イシダイなどの底物釣りで使われることが多い。

スピニングリール

スピニングリール

フロントドラグ式を使おう

スピニングリール

魚が引いた時にスプールが回転して、自動的にラインを送り出してラインブレイク(糸切れ)を防ぐシステム。スプールの上部についているノブを回して、ドラグの強弱を調節する。なお、ドラグがリールの前面についているフロントドラグのほかには、後部についている「リアドラグ式」もある。

ベイトリール

両軸リールはキャストなどでラインを出すときに親指をスプールにあててラインの放出量を調整する。スプールが回転しすぎて(バックラッシュ)ラインが絡むことがあるので、使いこなすには多少の練習が必要。

ベイトリール

リールの選び方

ロッドとのバランスも考慮して、対象魚にマッチしたリールを選ぶことで釣りを快適に楽しむことができる。エサ釣りでスピニングリールを使用する場合、汎用性の高い2000~4000番を竿の長さに応じて使い分けるといい。ルアー釣りでスピニングリールを使用する場合は、アジ、メバル、トラウトなどのライトゲームには1000番~C2500番、ブラックバスやエギングにはC2500番~3000番、シーバスには2500~C5000番、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュは3000~C5000番、ショアジギングには4000~6000番を目安に選ぶといい。ベイトリールを使用する場合、ブラックバスなら30~200番、ロックフィッシュなら150~300番、シーバスなら200~400番を目安にしよう。
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慣れてくるとターゲットの大きさ(使用するラインの強度)、ポイントまでの距離(水深)などを考慮して、何号のラインをどのくらい巻いておく必要があるかがわかるようになり、必要なリールを選び出せるようになる。慣れないうちは釣具店スタッフや身近な釣りに詳しい人教えてもらうといいだろう。
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リールの取り付け方

アップロック式

アップロック式
1.リールシートにリールフットを差し込む
アップロック式
2.リールシートのスクリューを回してリールを固定する

両軸リールの取り付けに注意

両軸リール用のロッドには、リールシートの下部にトリガーと呼ばれる引き金状の突起が付いている。ここに指をかけると竿とリールをしっかりと握ることができる。

両軸リールの取り付けに注意
両軸リールの取り付けに注意

間違えてスピニングリールを付けた状態

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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