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2022/06/02

コラム

渓流彷徨い日記 山歩きのち川歩き

釣行日   2022年5月30日(月)
場所    福井県 奥越漁協管内 九頭竜川 & 石徹白川
天候    快晴
釣果    ヤマメ、イワナ、ニジマス、アマゴ、ウグイ
使用ロッド   お蔵入りプロト
仕掛け   天井糸 0.6号、水中糸0.25号、ハリ:スーパー山女魚6号、錘G5
釣り人    ちぬ

5月29日、同僚と日本百名山の一座、福井県の荒島岳を歩いてきました。荒島岳の麓には九頭竜川が流れています。せっかくここまで来て竿を出さないって選択はありません。同僚は翌日に運転免許証の更新のため先に帰阪、私は一人現地に残って車中泊です。さすがに山歩きの疲れで、日没と同時に寝てしまいましたが、翌4:30には目が覚め、さっと朝食を済ませて釣り場へ向かいます。まずは、九頭竜川本流、フレアール和泉の前の瀬・淵が続くエリア。

まずは川虫採集、水当たりの良い石を撫でると、ヒラタはゴソっと採れます。こう簡単にまとまって採れると楽なのですが、日が当たり始めると気温がグングン上昇して、すぐにヒラタも弱ってしまうと予想して、このエリアで必要な程度だけ採って釣りをスタートします。
しかしながら… どこを釣ってもウグイです。只今、絶賛遡上中。産卵期を迎えどれもこれも真っ赤な婚姻色。これでは無駄にヒラタを消耗してしまうので、九頭竜川本流に見切りをつけて、石徹白川へ向かいます。
中部縦貫道(未開通)のすぐ上流の淵からスタート。ヒラタを追加しようとしましたが、こちらは思ったほど採れず。用意していたミミズメインで、ここぞと言う状況でヒラタを使うことにします。
一投目から反応あり。流す筋、立ち位置を変えると、ようやく下の淵へ落ち込む寸前で喰ってきました。小ぶりの可愛いヤマメ。

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その下の淵でも当たりましたが、ハリ外れ。アワセ損ねは、まだ可能性が残っていますが、ハリ外れは、もう一度喰ってくる可能性は極めて低いです。わかってはいますが、とりあえず数等。やっぱり喰わない。粘らず次へ行きましょう!

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一尾目を釣った淵の、まだ流していない筋を流してみます。早速、ポコッとタモに入ったのは小さめのイワナ。
まだまだ先にはサラ場があるので、ここはこれで見切ります。
続いてちょっと小ぶりのヤマメ。

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ドンドン、釣り上がります。
橋脚周りのちょっとややこしい場所に来ました。竿を振りにくいので、竿抜けになりやすい場所です。

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対岸近くのボサの下で喰ってきたのは、ニジマス?でもパーマークがヤマメっぽい。交雑種?どちらにして、この川に居るべき魚ではないですよね…
さらに釣り上がり、大きめの淵にきました。まずは一番手前の筋を流して、ちょっと痩せたヒョロ長いイワナ。

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続いて小ぶりのヤマメが、一つ対岸寄りの筋で喰ってきました。
この淵からはしばらく瀬が中心、比較的水深は浅いので油断しがちですが、こんなところで?というような場所で喰ってきます。わかっていても、ついつい掛け損ね。タモに入る以上にバラシを連発。
このコースも残りわずか、あと2個所ほど釣って終わりです。
その一つ目、Y字ポイント、Cポイント、タルミ、ミゾ、色々な美味しいポイントが絡み合った、ご馳走ポイントです。
アタリは頻発しますが、ミミズでは端だけ咥えてハリに掛かりません。さすがは、この時期まで釣られず残った魚たち。喰い気がないのではないのです。仕掛け回収で水面を割る直前のミミズに飛びついてまで喰ってきます。ならばと温存していたヒラタを投入。一発で掛かりました。

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アタリは続きますが、ヒラタはここで使い切って、残りはミミズだけ。もう少し粘るかどうか悩みますが、時間も時間、最後の場所へ移動。

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落ち込みから続く開きですね。底石も大小複雑、ある程度の水深もあって、良い感じです。
一投目から反応が出ますが、ミミズの半分だけ喰いちぎる、ハリまで喰い込まずの連発。一尾目は、なかなかの美形ヤマメ。

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その後も、アタリとバラシを連発を繰り返し、ようやく出たのがこれ。

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ちょっと細目ですが、久々の尺ヤマメ?体色がイワナっぽい感じもありますが。
タモに入った数より、ばらした数の方が多い… 2倍以上はばらしか?
この後、もう一尾追加して、早目の納竿。約3時間ほどでしたが、このサイズが出れば十分ですし、山歩きの後なので疲れもたまっています。無理せず、早目の帰宅です。
帰りの道中、越前市の水芭蕉に立ち寄り、ナチュラル丼定食をいただきました。
豚ヒレ肉にとろけるチーズが入ったカツを特製醤油ダレに付け込んだ一品。
福井と言えば、ソースカツ丼や大野名物の醤油カツ丼がありますね。それらも美味しいですが、このカツ丼もそれらに勝るとも劣らず美味いのであります。ご馳走様でした!!

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プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

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