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2022/05/17

コラム

渓流彷徨い日記 有田川:今年も悩ましい季節

釣行日   2022年5月2日(月)
場所(水況) 和歌山県有田川(やや増水)
天候    晴れ
釣果    まずまず楽しめました 15cm~22cm
使用ロッド  硬調タイプのプロト
仕掛け   天上糸:フロロ 0.4号
      水中糸:フロロ 0.25号
      オモリ:4号
      ハリ:5号
      エサ:ブドウ虫、ヒラタ
釣り人   ぬけさく

5月1日は和歌山県の日高川と有田川の鮎解禁日。そもそも解禁日は混むのでその翌日に行こうかと考えていました。ところがその前の雨で増水、解禁日は龍神温泉より上流がギリできるか・・・とするとその翌日の5月2日は狙い目か。・・・誰しも考えることは同じで残り垢ポイントは満員御礼では?・・・念のためアマゴの用意も持っていくか・・・などとブドウ虫を1箱だけ積んで出かけます・・・あ~今年も悩ましい季節。鮎の解禁をもっと遅くしてくれたらええのになどと思いながら花園から龍神スカイラインへと向かいます。有田川をチラチラ覗きながら車を走らせるとどうやら鮎よりアマゴに良さそうな水。思わず途中の花園簡易郵便局の橋の上から覗いてみると、いかにも良さげな気配です。

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悩んだ挙句、どっちみち今から行ってもいい場所には入れそうにないので午前中だけアマゴをやってみるか・・・と二兎追うものは一兎も得ずのパターンにはまります。二刀流で成功するのは大谷翔平だけなのに。
エサは持ってきたブドウ虫1箱。ブドウ虫は使うことが少ないのでちょっと不安ですが藤の花が咲くころはブドウ虫がいいという話も聞くので・・・。この瀬をブドウ虫で攻めてみるといきなりトンと1匹目、ちょっと小型。次もすぐトン、さらにまたトン。いけるやんブドウ虫!

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3連発で入れ喰いの予感も最初だけ。しかも期待したよりずっと小型。軽いオモリでやるとどうやら表層を流れているみたい。使い慣れないとオモリの合わせ方がわかりません。
小型につつかれて早くもブドウ虫が無くなりました。さあ、どうする!?一旦、川から上がり龍神に入っている名人さんたちに電話をかけまくります。迷惑な話ですが。ある人は入れ掛かり、ある人は苦戦。でも共通して言えることは人多い。今から行って「入れてね」と言うのも申し訳ないので、今日はアマゴ釣りに専念することに・・・。ところがヒラタが捕れません。あちこちの大石を撫でまわして何とか捕れたヒラタを大事に使いながら・・・。
夕方になってやっと、こんなフラットな変化のないポイントで・・・

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ちょっとフォトジェニックな子が喰ってくれました。

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5時を回ってそろそろ上がろうかと思いながら瀬脇のちょっとした掘れ込みを流すとようやくドン。やっと良型に出会えました。

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見落としがちな狭いポイントなので1匹だけかと思うとまたドン。

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狙いのでんでんアマゴは出ませんでしたが、それなりに楽しめて何となくスッキリ。これで心置きなく鮎に行けるわ!と思いながら帰ってくると

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ブドウ虫がもう1箱残っていました。・・・さあ、どうする!

プロフィール

ぬけさく

"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。

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