管理釣り場のトラウトルアーフィッシングは、5~6フィートクラスのロッドと小型スピニングリールを組み合わせた幅広いスピニングタックルで楽しめる。ブエナビスタコンボの2モデルは、どちらも管理釣り場のトラウトルアーフィッシングに対応。なお、トラウトの管理釣り場では軽量なルアーも多く使用するため、ラインはナイロンラインの3~4ポンドにしておくとより釣りがしやすい。
コンパクトに収納できる振出式ロッドに専用のケースが付属しているので、釣り場にも気軽に持ち出せる
「S56L」(5フィート6インチLクラスロッド、適合ルアーウェイト3~15g、適合ナイロンライン2~8lb)はより軽量なルアーを使った釣りに向く。トラウトの管理釣り場では3lbラインの使用がおすすめ
「S60ML」(6フィートMLクラスロッド、適合ルアーウェイト3~12g、適合ナイロンライン3~12lb)は少し重めのルアーに対応する。こちらもトラウトの管理釣り場では3lbラインの使用がおすすめ
汎用性が高く多くの管理釣り場で定番となっているのは、管理釣り場用スプーンの1~3g前後。ポンドの中でも流れのある場所や、渓流タイプの管理釣り場では、少し重い3~6gのスプーンも出番がある。スプーンの他にはトラウト用のクランクベイトもよく使用される。また、フックについては「シングルフック・バーブレス」が決まりになっている場合が多い。その他の特殊なルアー(フェザージグなど)は使用が制限されていることもあるので注意したい。
水中でヒラヒラと動くスプーンはトラウトが反応しやすい定番ルアー
細かい振動を発しながら動くクランクベイトもトラウトにアピールする
ルアーを接続するためのスナップ、ラインの余りを切るラインカッター(もしくはハサミ)、フック交換や魚の口からフックを外すのに使えるリングオープナー付きの小型プライヤー、複数のルアーを効率よく収納できるケースやワレット、濡れた手を拭くタオルなどが必要なアイテム。そして、それらを収納することができ、なおかつロッドを立てておけるロッドレストが付いたタックルバッグや、魚をすくうランディングネットがそろえておきたい持ち物になる。また、水中の様子が見えやすくなり、万一の目の怪我も予防できる偏光サングラスがあるとより釣りがしやすい。
ルアーを接続するための金具。いくつかのサイズがあるので、「ルアーが自然に動く範囲で大きすぎないもの」を選ぶ。*管理釣り場では「#00~0」が一般的
ラインを切るだけならラインカッターでも充分だが、ハサミも1本用意しておくと役に立つ。魚をさばく時にも使える
ラインを切るためのラインカッターはどんな釣りにも必要なアイテム。伸縮性のあるカラビナリールに付いたものは、使いたい時にすぐに手に取れるので便利。ハリ外しは口の中に刺さったフックを押して外すのに使う
フックを交換したい時は、先端にリングオープナーの付いたプライヤーが必要になる。プライヤーの多くはラインカッターも兼ねているので、その点でも便利に使える
魚の口に刺さったフックを抜くアイテム。プライヤーで代用できることもあるが、管理釣り場のトラウトルアーフィッシングではリリーサーも便利。喉の奥に掛かった場合はフォーセップで摘まむと取りやすい
スプーンはワレット、その他のルアーはケースに収納して持ち運ぶ
釣りに必要な道具類をまとめて携行できるバッグやポーチ。ロッドレストが付いていると、使用しない時にロッドを立てかけて置けるのでとても便利
魚をすくうネット。リリースが前提の場合、釣れた魚を地面にずり上げてしまうとダメージが大きいので、ラバーネットタイプのランディングネットを使い、なるべく水から出さずにフックを外してリリースする
偏光サングラスや帽子は、日差しを防ぐのはもちろん、万一、ルアーなどが飛んできた場合の目の怪我の予防になる。偏光サングラスは、水面からの乱反射を抑え、水中が見やすくなるタイプのサングラスで、管理釣り場でも魚の反応がよく見えるなどメリットが大きい