SHIMANO
淡水のフィールドと魚たち

ブエナビスタコンボで楽しむ釣り

キャストと釣り方 キャストと釣り方

タックルの準備ができたらいよいよ釣り開始。どのようにルアーを動かしたら魚が反応してくれるのか等を考えながら釣りを楽しもう。

釣り方は基本的に「タダ巻き」で釣れる。トラウトは一定の速度で移動するルアーに興味を持って追尾する性質がある。そして、活性が高ければそのまま追尾したルアーに食いつく。魚が思うように追いかけてこない時は、ルアーが通る深さ(タナ)が合っていなかったり、ルアーが通るコースが合っていなかったり、そもそもその場にいる魚の活性があまり高くないといった原因が考えられる。

ポンドタイプの釣り場なら、まずは沖に向かってキャストする。スプーンの場合は、最初は着水してからすぐに巻いて表層を釣り、もしそれで反応がなければ、「着水して2秒経ったら巻く」「4秒待ったら巻く」など、徐々に狙う層を下げていくとよい。アタリがあればその層を集中的に狙う。

クランクベイトの場合は、動かさないと浮かぶタイプ(フローティング)と、動かさないと沈むタイプ(シンキング)があるが、どちらもタダ巻きで動かし、細かい波動によってトラウトの興味を引き、食いつかせるという釣り方は同じ。基本はごくゆっくり動かすようにし、たまに変化を付ける意味で、瞬間的に早くリールを巻き、急に潜るなどのイレギュラーな動きを入れても魚を反応させられることがある。

管理釣り場のトラウトルアーフィッシングは決して難しくない。まずは沖に向けてルアーをキャストし、一定の速度で一定の層(タナ)をルアーが泳いでくるようにしよう

ラインを人差し指に掛ける時は、リールのラインローラーがロッドの一番近くに来るとラインを拾いやすい

タラシを取り、ラインを人差し指に掛けて、リールのベールアームをオープンにしたらキャストの準備完了

キャストする際は、一投ごとに必ず周囲の安全を確認する。後ろを通りそうな人がいたら、先に譲ってからキャストする

オーバーヘッドキャストの基本

管理釣り場の中にも魚が集まりやすい場所がある。水の流れのある場所や、水の出入り口になっている周辺は釣りやすいことが多い

管理釣り場のポイント

ルアーを動かすためのリーリングは基本的に等速を保つ。ハンドルを一定のリズムで巻き、ルアーが同じ層を泳ぎ続けることを意識するとよい

釣り方の基本:スプーンとクランクベイトの動かし方 釣り方の基本:スプーンとクランクベイトの動かし方

同じ色のルアーを使い続けると魚に見切られる(飽きられる)ことがある。そんな時は地味な色の次は派手な色(あるいはその反対)など、タイプの違うカラーを選んでみる

魚のアタリがあったら、素早く合わせを入れよう。ロッドを大きくあおるとかえってフッキングしにくい。フッキングしたらラインが一定のテンションを保つように意識し、焦らず少しずつ魚を引き寄せてくる

最後は水際でランディング。なお、釣った魚をリリースする場合は、そのまま水際でハリを外し、魚をなるべく地面に置かないようにする。また、魚を手で触る必要がある時は、手をあらかじめ水につけて、充分に冷やすことで魚に余計なダメージを与えないようにする

体の側面にあるうっすらとした赤色(レッドバンド)がニジマスの特徴。名前の由来にもなっている。ニジマスは塩焼き、ホイル焼き、ムニエルなどで食べても美味しいので、釣り場のルールに合わせて持ち帰るのもおすすめだ

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