SHIMANO
淡水のフィールドと魚たち

ブエナビスタコンボで楽しむ釣り

川への入り方と「釣り上がり」

川への入り方と
「釣り上がり」

釣り場選びについては、本、雑誌、あるいは漁協のHPなどに掲載されている、釣り場案内をまず参考にする。その際、確認しておきたいのが「入川箇所(入渓点)」だ。川はどこでも簡単に入れるわけではない。特に渓流の場合は、慣れない人が無理に川に降りようとして、結果的に崖などから転落してしまうこともあり得る。できるだけ下調べをして無理をしないことを心掛けよう。また、駐車場所についてもマナーを必ず守り、私有地への無断駐車や他の車の通行の妨げになるような場所への駐車は絶対に避ける。

そして、渓流のトラウトルアーフィッシングでは、川に降りたら上流に少しずつ進みながら釣りをする「釣り上がり」が基本になる。これには魚の習性と釣り人同士のマナーが関係している。

川は上流から下流に向けて流れているので、ヤマメやイワナも多くの場合は頭を上流に向けている。そしてヤマメやイワナは警戒心が強いため、釣り人が気配をなるべく悟られず、背後から魚に近づいて釣りをするには、下流側からねらうほうが都合がよくなる。

あとは釣り人同士のマナーの問題で、仮に誰かが自分だけ「釣り下って(下流に向かって釣り進んで)」しまうと、これから釣り上がって来る人がいる場合、その人が釣ろうとする場所を先に釣ってしまうことになる。そこで渓流は「釣り上がる」というのが昔からのマナーになっている。

入川箇所はまず釣り場案内の本や漁協のHPを確認する。現地で探す場合は、小規模な橋や堰堤の近くは、川への降り口が比較的見つけやすい

道路や橋のずっと下に川が流れているような区間は、慣れていないと危ないので無理に入らないようにする

川に降りたらその地点から少しずつ上流へ進んで釣りをする。これを「釣り上がり」という

釣り上がる時は、上流にどんな場所が出て来るか観察しながら歩く。ヤマメやイワナがいそうなポイントがあったら、いきなりその横まで行かず、少し手前(下流側)からねらってみる

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