サーフで釣りをするにあたり、まず気になるのが波の高さ。波が高すぎると釣りにならないのは言うまでもないが、逆に波がないベタ凪では流れが乏しく、必ずしもよい条件とは言えない。
ターゲットによって様々だが、総じて条件がいいとされるのは適度な波っ気のあるとき。程よい流れが発生しやすいうえ、釣りもしやすいからであろう。ポイントによって波の高さが及ぼす影響は異なるが、初めてのうちは釣行前に天気予報を確認する習慣をつけておきたい。
次に注意すべきなのが潮回り。一般的に釣りでは大潮が釣れるという話を耳にするが、「潮汐 一日の変化」の図で見て分かるように、満潮が必ずしも有利な訳ではない。逆に潮位が緩やかに変化する若潮や長潮のほうがチャンスタイムが長くなり、結果数釣れたというケースも多々ある。干満が大きくても立ちこめる位置も大きく変わり、攻めたいポイントにより近づける場合もあるので、釣行日の潮汐表は必ずチェックしておこう。