水深30m以内の砂泥地や岩礁まじりの砂地に棲むマゴチは、ヒラメと同じフィールドにいる場合が多いが、比較的低い水温を好むヒラメに対してマゴチは高めの水温を好むようで、生息エリアはヒラメよりも南に位置し、サーフにおける好期も初夏~晩秋と、秋~初夏がシーズンとなるヒラメとは対照的だ。サーフで釣れるマゴチは比較的型がよく、45~55cmクラスを中心に、60cmクラスの大型が釣れることもある。ヒラメと同じく美味な魚なので、食べる楽しみもあるルアーターゲットである。
ポイント的にはヒラメよりやや流れのゆるい場所を好む傾向が見られる。産卵期となる初夏は数がまとまって釣れるが、釣れすぎた場合、キープは最小限にしておこう。