電動ジギングでまず揃えていただきたいベーシックアイテムがオシア EJスピードです。ハイスピードでアクションさせてアピール、というのが電動ジギングの特徴のひとつ。電動ジギングシーンでオールマイティに対応できるよう、ハイスピードで使ってもジグの動きが破綻しないことを第一に考えて作られたのがオシア EJスピードです。
実際に中速から高速で使うことが多いジグですが、スリムなシルエットなので水抜けがよく、引き重りも少なくてとても使いやすいジグです。多面形状なので、瞬間的にフラッシング、光を放ってくれるのも強みのひとつです。フォール中もロールしながらアピールしてくれます。
オシア EJスピードは、電動ジギング対応を考えて作られたジグですが、僕自身、近年は通常のスピニングタックル、ベイトタックルでもよく使っています。ヒラマサ、カンパチ、ブリ、マグロ、すべてのターゲットに対応します。オシアEJスピードがあればどうにかなるという印象で、自分のジギングには欠かすことができない定番ジグになっています。
そんな定番ジグのオシアEJスピードに新しく3色が仲間入りします。これまではアピール系のAタイプのスケールブーストを使ったカラーが多かったんですが、今回の3色はすべて小さな鱗のようなSタイプのスケールブーストがベースになっています。
Sブルーピンクはアピール系カラーと捉えています。フラッシングが効くアピール系。ブルーとピンクのフラッシングが武器です。高速で釣りを展開するときに多用するカラーで、リアクションバイト狙いで活躍すると思います。オシアEJスピードとの相性は良く、青物、マグロ類に有効なカラーです。
Sグリーンゴールドはどちらかというとゆっくりしたスピードで、見せて喰わせたいときに効果的、というイメージのカラーですね。マヅメ時や曇天時のように、光量が少ないときにも実績のあるカラーです。あとはメインベイトがイカのときとか、雑食、つまりなにかいろいろなもの食べているようなときに、有効なイメージがありますね。
Sナゴナゴは小さいベイトフィッシュ、シルバー系の小さなウロコの魚を捕食しているときに投入したいカラーです。キラキラするものだけに反応しているときとか、何か分からないマイクロベイトを食べているときにも良さそうです。このカラーはシンプルなので様々な用途に使えると思います。潮がクリアで、天気が良いときも威力を発揮してくれると思います。
カラーが増えて、選択肢が増えるということはアングラーにとっては単純に嬉しいこと。カラーをチェンジすることで魚の反応は変わりますし、掛けられる魚も増えてくると思います。フィールドによって、ターゲットによっても効果的なカラーは異なるので、いろいろな状況への対応能力が上がりますよね。