セフィアリミテッド メタルスッテ MHモデル| Sephia LIMITED METAL SUTTE MH model
2025年05月
※F-B63MH-S、R-B68MH-S:2026年04月発売予定セフィアリミテッドに満を持して3つの調子が登場。タフテック∞を採用した王道のメタルスッテ調子「F(ファストテーパー)」、ハイレスポンスソリッドを採用したオモリグ対応調子「R(レギュラーテーパー)」そして愛称ウキウキトップ(グラスソリッド)搭載の「UKモデル」。3調子ともに軽くて強い基本構造スパイラルXコアと高弾性素材による細身ブランクスを実現。スリムでありながら大剣にも物おじしないパワーも魅力。ベイトモデルにはXシート フロントトリガーを採用し、手の部位で最も繊細な指先でトリガーを保持することで、指揮棒のような感覚の操作性を実現。操作時、ファイト時、持ち方を工夫することでその威力を発揮します。
2026年に追加となったヘビーアイテム2機種は、先行モデルの機能を踏襲しながら、リールシートにテクニカルホールディングシートをあらたに採用。しっかりとホールドしてロッドを操作できるため、重めの仕掛けにも対応する仕様となっています。
セフィアリミテッド メタルスッテ MHモデル| Sephia LIMITED METAL SUTTE MH model
セフィアリミテッド メタルスッテ | Sephia LIMITED METAL SUTTE
Sephia LIMITED METAL SUTTE 開発ストーリー
Sephia LIMITED METAL SUTTE最終テスト×実釣解説 in 岩手
黎明期から15年ほどの時が流れ、今や全国で盛り上がるメタルスッテゲーム。各地のフィールドに根付くことで釣り方は細分化し、これまでに数多くのメソッドが誕生しました。アングラー個々のテクニックも向上し、タックルにも相応のスペックが求められる時代に突入しています。
そこで常に時代を先取りして「技術開発」と「製品開発」に取り組むシマノが、インストラクターを務める富所潤氏とともにメタルスッテタックルの理想を追求し、セフィアリミテッドメタルスッテをフルモデルチェンジ。研ぎ澄まされたフラグシップロッドとして、アングラーに感動を提供します。
新しいセフィアリミテッドメタルスッテには、繊維内部の黒鉛結晶構造をナノレベルで制御することで従来同等の弾性率を維持しながら20%以上の強度向上を実現させた新規炭素繊維トレカ®M46Xを惜しげもなく投入。新たなカーボン素材を採用し、シマノ独自のスパイラルXコアと融合させることで、鋭敏と繊細、そしてパワーを併せ持つ研ぎ澄まされたブランクスが完成しました。
前作のセフィアリミテッドメタルスッテは、パワーが異なるメタルリグ用のラインナップにとどまっていましたが、今回は近年の三本柱であるメタルリグ、オモリグ、ウキウキトップとバリエーションに富んだ構成に。リミテッドとして初となるF調子とR調子、ウキウキトップを採用しています。
細部に至るまで使用感こだわって性能を底上げ。ハイレスポンスソリッド穂先(Rモデル)やカーボンシェルグリップなど様々な最新機能を盛り込んでいます。違和感を覚えることなくアングラーの手になじみ、想い描くイメージのままリグを操れ、極小のアタリも逃さずにアングラーに伝えてくれます。まさに新次元のロッドに仕上がっています。
様々な工程が研ぎ澄まされて完成した新しいセフィアリミテッドメタルスッテは、メタルスッテゲームを一層クリアにします。リグが受ける潮の加減はもちろん、水面下で行なわれるイカとの駆け引きすら、あたかも目の前で見えているかのように情報がクリアになります。シマノの技術の粋を集めた最高峰のメタルスッテゲームロッドとして、ロッドを振る喜び、曲げる喜び、所有する喜びをフィールドで体感してください。
近年、多様化するメタルスッテゲームにおいて、オモリグをはじめとした、仕掛けのヘビー化という傾向も顕著に現れています。より速い潮流やディープエリアなど、これまで攻めきれなかったシチュエーションが開拓されてきている中で、ロッドに対してもその対応が求められてきています。メタルスッテ用ロッドラインナップのフラッグシップとなるセフィアリミテッド メタルスッテにあらたに追加された2機種は、多様化するニーズにしっかりと対応するモデルとなっています。MHというパワーで、高い負荷に対応するベイトモデルとなっており、それに合わせてリールシートも最新のテクニカルホールディングシートを採用。よりヘビーな仕掛けに対しても、高い次元でアジャストする追加機種が選択肢として加わりました。
シマノ独自の設計、製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を実現したスパイラルXコアは、フラグシップモデルのロッドに採用される最新のブランクス構造。ナノアロイ®テクノロジーから生まれた高強度樹脂を採り入れた炭素繊維トレカ®M46Xプリプレグをブランクスに使用し、そしてロッド縦繊維の内層と外層にカーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きすることで、優れたネジリ剛性とつぶれ剛性を獲得しています。これによりネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成。一般的なブランクス構造との比較においては、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を実現しています(当社比)。前作より細身で軽いブランクスに仕上がっているにもかかわらず、大型ケンサキイカに負けないパワーを備え、キレのあるシャープな誘いを可能にします。そして操作性の向上が、メタルスッテゲームを一層エキサイティングにしてくれます。
セフィアリミテッドメタルスッテ最大の特徴ともいえるのが、先進的かつ実戦的にデザインされたグリップ周り。ブランクスの性能を最大限に引き出すため、アングラーとロッドとのターミナルでもあるグリップには徹底的にこだわっています。
シーンごとに求められる握りやすさを追求し、ベイトモデルはグリップをホールドする手や激しく動かすことの多い手首の疲労を軽減するXシートフロントトリガーを採用。疲労の軽減は集中力の持続につながり、ストレスフリーで快適な釣りを約束します。フロントにトリガーを配置したことで、親指と手のひらでリールをホールドしながら人差し指や中指をトリガーに引っ掛けるようにグリップするので、ロッドが逃げず、メタルスッテで多用するシェイクとシャクリが軽快に行なえます。リアグリップはカーボン一体成型で高感度を誇るカーボンモノコックグリップを採用。断面の形状は、これまでの常識だった円形から縦長の多面体構造に進化。グリップを肘に当てる部分が平面になっているので、鋭いフッキングの瞬間やファイト中に、ロッドが横滑りしにくい構造になっています。また、深場でのシャクリやリグの回収時に、脇にリアグリップを挟み込んで行なう動作の際のフィット感も良く、優れた安定感を獲得しています。
また、スピニングモデルはカーボンシェルグリップと、ベイトモデルと同様に新形状のカーボンモノコックグリップを採用。リールシートに結合しているグリップをカーボンのみの中空構造で創り上げることに成功した次世代グリップのカーボンシェルグリップは、極小の振動もアングラーに手に伝える高感度グリップです。これまでアングラーが認識できなかったアタリが、より感じられるように設計されています。
よりヘビーな仕掛けにも対応するベイトモデル2機種の追加に合わせて、あらたに採用されたのがテクニカルホールディングシートです。すでに、オシアジガーなどに採用された実績のあるリールシートで、握った際のフードの段差を極力排除することで、違和感なくロッドをホールドでき、ヘビーな仕掛けを扱う場合にも大きなアドバンテージをもたらします。リールシートの底面がフラットになるよう設計されているので、手との接点がより広くなりフィット感もアップ。後端部分にはEVA素材のショートグリップが設定されているので、手首直前の部分にしっかりと当てることができ、操作性が向上しています。ヘビーウェイトのリグをしっかりと扱えて、ティップに出る繊細な反応に即座に対応する必要がある中で、グリップに求められる要求も多様化しています。新採用のテクニカルホールディングシートは、高度な要求にも高い次元で対応できるリールシートです。
F-B63MH-S解説
R-B68MH-S解説
ヘビーウェイトの仕掛けを使用するメリットは複数挙げられます。ひとつは、速い潮流の中でもリグを狙いのレンジへ送り込みやすいという点。ほかにも、ディープエリアへのアプローチがすばやく行えることや、積極的な誘いで高活性のターゲットを手返しよく狙っていけるなど、枚挙にいとまがないほどです。こういった部分が注目され、メタルスッテゲームのヘビーウェイト化が進んでいると言えるでしょう。
一方で、従来のパワーでは、ヘビーウェイトの仕掛けを扱うのが難しいという問題にも直面することが増えてきていました。そこで登場したのが、ミディアムヘビーという十分なパワーをもったブランクスを採用したベイトモデル2機種「F-B63MH-S、R-B68MH-S」です。ただ、単にパワーをアップさせただけでなく、それに合わせてグリップも通常モデルよりヘビーなリグに対応できる、テクニカルホールディングシートを採用するなど、全体をブラッシュアップ。 さらにF-B63MH-Sには定評のあるタフテック∞、R-B68MH-Sには掛け調子のためのティップであるハイレスポンスソリッドの穂先を採用。仕掛けはヘビーでも繊細なアタリを積極的に掛けるメタルスッテゲームの醍醐味はしっかりとキープ。テーパーも、F-B63MH-Sはファスト、R-B68MH-Sはレギュラーと、使用するリグに応じて最適なモデルを選択可能となっています。
【F-B63MH-S】
ファストテーパーとなる本モデルは、取り回しのよいレングスとミディアムヘビーというパワーを活かしてリグを積極的に操作し、ターゲットの反応を誘うゲームにマッチする仕様。目安となる水深は約20〜100m+αで、幅広いレンジに対応します。また、潮が速く重めのリグをセットしたい場合にも最適です。ベイトならではのバーチカルな展開で、活性の高いイカを手返し良く狙っていくシチュエーションでも存分に威力を発揮します。
【R-B68MH-S】
今や、メタルスッテにおいて主流となりつつあるオモリグに対応した、レギュラーテーパーを採用。20〜40号のオモリを使用したリグに最適化された、ミディアムヘビーモデルです。水深は約20〜100m+αに対応。幅広いレンジを探ることが可能。重めのウェイトを使用しながらも、エギはナチュラルに漂わせ、繊細なアタリも確実に掛けていくようなゲームを楽しみたいアングラーにピッタリの1本となっています。
メタルリグアイテム解説
王道のメタルスッテ調子(F調子)。アングラーの好みで調子を選択できる汎用性が特徴。
スタンダードでありながら、メタルリグに求められる「感度」と「操作性」を極限まで突き詰めたベイト2アイテム。地域や船宿、当日の海況に応じてミディアムライトとミディアムを選ぶことが可能です。どちらのモデルもアングラーのイメージ通りにメタルスッテにアクションをつけられ、メタルスッテの状態をアングラーが常に把握することができます。イカのタナが浅め、波気がある、潮が緩い、スッテが軽めといった時にはミディアムライト。逆にタナが深く、海況が穏やか、スッテが重めの時にはミディアムがマッチします。
また、近年は釣果よりも釣趣を重んじるエキスパートが多く、自分がどのように釣りたいのかを踏まえて好みで選ぶ傾向が強くなってきています。そこを配慮してミディアムライトは乗せを意識した6フィート5インチ、ミディアムは積極的に掛けにいく6フィート3インチに仕上げてあります。深場で重いスッテを結んでいてもオートマチックに乗せるスタイルが好きなアングラー、ロッドを大きく曲げてファイトを楽しみたいアングラーにはミディアムライトを。マニュアル感覚で操作して積極的に掛けていくスタイルが楽しいアングラーにはミディアムを。いずれも軽いスッテから重いスッテまで使いこなすことが可能で、大型ケンサキイカを抜き上げるに充分なパワーを備えています。
【F-B65ML-S】
高弾性カーボンを使ったファストテーパーながら、繊細でナチュラルな誘いが入れられる軟らかさを意識して仕上げた乗り重視のミディアムライトモデル。潮が緩い状況、水深が60mまでの比較的浅いフィールドでの釣り、パラシュートアンカーを入れて流していくような重いスッテが必要ない局面での使用に適しています。テンションが抜けるようなアタリも見逃さず掛けアワセていける究極の操作性を追求しました。しなやかな仕上がりながらベリーからバットにかけてのパワーは秀逸で、大型のケンサキイカも不安なく抜き上げることができます。
【F-B63M-S】
ファストテーパーらしい高感度とパワーを両立した、掛け調子のオールラウンドミディアムモデル。キビキビした操作感が好みのアングラーにおすすめです。水深10~80m+αのフィールドで活躍します。タナが50mを超えてくると重いスッテの使用頻度が高まって潮を受けながらのシャクリが鈍重になりがちですが、ロッドの立ち上がりが鋭いので自分がイメージするキレのあるアクションを深場でも演出してくれます。ゲームレンジがボトム中心になるデイゲームにおいても、操作性の高さと高感度で実力を発揮します。
高弾性カーボンを採用しているので張りが強く感じますが、イカが掛かるとスムーズに曲がり込んで身切れを防止します。シマノが培ってきた優れたロッド技術を堪能できるモデルです。
オモリグアイテム解説
シリーズ初のオモリグ用スピニングモデル。オモリグ対応調子(R調子)はキャストも思いのまま。
オモリグは地域によって潮の流れ具合に差があり、船宿によって使用頻度の高いシンカーの重さが異なるので、ミディアムとミディアムヘビーのスピニング2モデルをラインナップ。メタルリグ用のベイトモデルと同様に自分の好みに合わせて選んでもアングラーの期待を裏切りません。いずれも使い勝手がよく、シンカーの重みを背負うとしっかり曲がってドロッパーの潮なじみをフォローしてくれるため、潮乗りをコントロールしながらイカを誘うことができます。スパイラルXコア+ハイパワーXの恩恵で、ロッドがブレにくく、キャスト性能も高いため、狙った場所にリグを届けることができます。また、重いシンカーを使用しつつリーダーが長い性質上、細かいアタリが取りにくいオモリグですが、張りのあるハイレスポンスソリッド穂先を採用しているので、繊細なアタリを逃さず捉えて掛けていくことが容易です。
【R-S62M-S】
潮が緩い場面や水深10~80m+αの釣り場、10~30号のシンカーがストレスなく使えるレギュラーテーパーのオモリグ用スピニングモデル。しなやかに曲がるので、アタリが小さい時やイカが小さい時に使うと効果てきめんのモデルです。使用頻度の高い20~25号のシンカーをスムーズにキャストでき、シンカーの先にあるエギにしっかりアクションをつけられます。潮が緩い時は軽いシンカーをキャストしてスローになじませながらイカのアタリを待ちますが、穂先の張りが強すぎるロッドを使うとシンカーが跳ねて潮やドロッパーの状況が不明瞭になります。ミディアムならシンカーが暴れることもなく、手に取るように水中の状況が把握でき、理想的な誘いを入れることが容易です。
【R-S66MH-S】
オーソドックスを突き詰めた完成度の高いレギュラーテーパーのオモリグ用スピニングモデル。20~40号のシンカーを軽快に操作できるのでフィールドを選びませんが、とりわけ潮が速い地域、水深20~100m+αの釣り場で使い勝手の良い仕上がりになっています。ロッドにパワーがあるので、大型のケンサキイカやスルメイカが一荷で乗ってきても、パワー負けすることなくスムーズに抜き上げることができるモデルです。
ウキウキトップアイテム解説
徹底的な目感度にこだわったウキウキトップ。グラスソリッドの高感度穂先が極小アタリを逃さない。
メタルリグの1つのアイテムとして確立したウキウキトップのために開発された、長いグラスソリッド穂先を搭載した極めて繊細なベイトモデル。ラインが張ってメタルスッテの負荷がロッドの乗ってくると、大きく曲がり込んで穂先がラインと一体化して海面に刺さるかのように立つ性能を装備。鮮やかにカラーリングされた穂先は、まるで空中に浮くヘラウキです。そして穂先の縦方向の動きを察知して掛け合わせていきます。まさに目感度を極めたロッドです。長くて軟らかいグラスソリッド穂先だから軽いスッテがマッチすると考えがちですが、しっかり穂先を立たせてアタリを捉える特殊な釣り方のため、20号や30号といった重めのスッテこそ真価を発揮します。穂持ちからベリーにかけては硬く仕上げてあるので、40号の重いスッテでも問題なく使用可能です。
ロッド長は6フィート2インチ。長いとダルくなりがちで、短いと波気がある場面で揺れを吸収しきれませんが、スタンダードな6フィート6インチとショートの5フィート11インチの中間に設定することで、これらの弱点を排除。優れた汎用性を獲得すると同時に、ほんの一瞬だけ穂先が小さく入るような極めて小さなアタリをきっちりアングラーに伝えてくれます。釣り方に好みが分かれるウキウキトップではありますが、イカを掛けていく実力は圧倒的です。
富所 潤 JUN TOMIDOKORO
2020年に発売され好評を博した前作のセフィアリミテッドメタルスッテは、掛け調子のベイトモデル3機種の展開でしたが、4年の間にメタルスッテゲームが全国に波及。フィールドは拡がり、釣り方も多様化しました。そこでアングラーの熱い要望に応える形でオモリグ用のスピニングモデルとウキウキトップのベイトモデルをラインナップに加えました。フルラインナップになったことで、どんなフィールドや状況にも対応できるようになっています。
メタルスッテゲームで最も重要なのは誘いです。ネジレやつぶれに強い新素材カーボンを採用したことで、ブランクスの強度が増し、より細くなって持ち重りが軽減されました。細くなったことでロッドを振った時にシャープさが際立って感じると思います。ディープゾーンでメタルスッテにアクションを加える時や、ドロッパーを潮になじませて穂先に集中する瞬間に軽さを感じられるよう、全体のバランスも徹底的にこだわって仕上げてあります。フォール中もロッドを握り込む必要はなく、ラインが止まるフォール中のアタリにも瞬時に対応できます。メタルリグ、オモリグ、ウキウキトップのすべてにおいてブランクスの恩恵を実感できることでしょう。気付けるアタリも増えますからアングラーのスキルアップにもつながると思います。これまで見逃していた小型のケンサキイカが釣果に混じるようになります。使い込んでいけば掛かりどころも分かるので、巻き上げが加減できるようになって結果的にバラシが減ります。
穂先がソリッドになっているにもかかわらず、美しいベンドカーブを描くこともセフィアリミテッドメタルスッテならでは。チューブラーにソリッドを継いだロッドは、曲がりに偏りが生じるものですが、その継目が分からないぐらいスムーズに曲がります。高価なロッドですが、もし折れてしまった場合に穂先だけ交換することもできます。これも変則3ピースのメリットでしょう。
そしてフラグシップモデルに求められるのは性能だけではありません。セフィアリミテッドメタルスッテを持つことに喜びを感じられるよう、ロッドのデザインはもちろん深みのあるカラーリング、竿袋に至るまでこだわりました。現時点でこれ以上のクォリティのメタルスッテゲーム用のロッドを作ることは不可能だと思います。
ぜひ様々な地域でセフィアリミテッドメタルスッテを使っていただき、すべてを研ぎ澄ませた改良が価値ある1杯につながれば幸いです。
2026年、MHパワーのベイトモデルが2機種、ラインナップに加わりました。これにより、ML、M、MHという、より幅広い状況に対応できる選択肢が揃ったということになります。具体的には、メタルスッテという釣りは、地域やフィールドによってタナが深かったり、あるいは潮流が速かったりと、重めの仕掛けを使用する方が有利になる場合が多々あります。そういった状況に対して、高いパフォーマンスで対応できるのが、追加となったF-B63MH-SおよびR-B68MH-Sの特徴です。この2機種の大きな進化ポイントの1つとして、テクニカルホールディングシートの採用が挙げられます。これは、ジギング由来のリールシートなんですが、実際に使用すると、40号、45号といった重いスッテを扱う場合にもしっかりと操作でき、さらに手や腕への負担が軽減されるので、大きなアドバンテージを感じます。さらに、ジギングと異なり、メタルスッテは仕掛けを繊細に操作することが多いため、EVAの形状もそれに合わせて最適化されています。この点も、実釣中に恩恵を感じた部分です。シェイクする、止める、誘うなどの繊細な操作が、重いリグでもストレスなくスムーズに行えるのは、大きなアドバンテージですね。ブランクスには高弾性素材トレカM46X が採用されており、先行してリリースされた機種と同様に、スリムなシェイプでシャープな使用感を実現しながら、ヘビーなリグの使用でも十分なパワーを発揮してくれます。先行モデルで高い評価を受けているパフォーマンスはそのままに、さらにMHクラスとして最適化された設計のF-B63MH-SおよびR-B68MH-Sは、上級者の高い要求にもしっかりと対応する、リミテッドの名を冠するにふさわしい仕上がりになっています。
角井 良隆 YOSHITAKA KADOI
近年、ベイトオモリグという釣り方に対する注目度が高まりつつあります。この釣り方には、主に2つのシーンで使う場面があります。
まず1つ目は、潮が速い場合や水深が深い場合です。35号や40号といったオモリを使う必要がある状況で、だいたい150g前後のオモリをシャクったり止めたりするので、ライトジギングと変わらないパワーと操作性がロッドに求められます。
また、シーズン後半になるとターゲットの水深がどんどん深くなっていきます。最初は30m前後で釣れていたものが、40m、50m、60mと深くなっていくんですね。そうなると仕掛けに使うオモリも重たくなり、結果的にスピニングタックルよりもベイトタックルの方が扱いやすくなってきます。
もう1つのメリットは、レンジの攻略がしやすいことです。季節が進むにつれてレンジは深くなりますが、ボトムで釣れるよりも、いわゆる「空中戦」と呼ばれる中層でヒットレンジを探っていく展開が増えてきます。そのときにカウンター付きのベイトリールを使えるのは大きな強みです。レンジを正確に調整できれば、当然釣果にも直結しますからね。バルケッタなどとの組み合わせは本当に相性が良く、これがベイトタックルでメタルスッテゲームを展開する大きなメリットの2つ目だと思います。
今回追加された2機種の中では、私はR-B68MH-Sを使ってオモリグを操作する機会が多かったのですが、率直な印象としては近年のメタルスッテゲームにしっかり対応できていて、とても使いやすいと感じました。特に新しいグリップは、高負荷がかかるヘビーウェイトな仕掛けを使うときでも握りやすく、ホールド性が高いので、長時間使っても疲れにくく、身体への負担も軽減されている印象です。これまで潮が速くて難しかった状況や、より深いレンジでの釣りも、R-B68MH-Sなら思い通りに攻略できるはずです。
さらに驚いたのは、ブランクスの性能が格段に向上している点です。M46Xといった高弾性素材を、シマノの技術で適切に設計しているので、見た目は細身でシャープな印象なのに、実際に使うとパワフルで粘りもあります。35号や40号のオモリも余裕で扱えますし、大剣がヒットしてもまったく主導権を取られずに寄せることができました。このパフォーマンスの高さは、やはりセフィアリミテッドならではだと強く感じました。
これからベイトオモリグでヘビーな仕掛けに挑戦してみたいと考えているアングラーには、ぜひ一度使っていただきたいモデルです。
掛け調子に仕上げた硬めのソリッドティップ。ソリッドながら小刻みなリグの操作に遅れることなく追従し、アタリがあれば速攻で掛けアワセていける優れたレスポンスが特徴です。オモリグ用のスピニングモデルに採用することで、適度な穂先の曲がりを実現しています。重いシンカーを使うオモリグに通常の軟らかいソリッド穂先を使うと曲がりが大きくなりがちですが、張りを持たせたハイレスポンスソリッドなら、シンカーの負荷に負けずに理想の曲がりを演出します。
ウキウキトップの穂先に採用されている長くて折れにくいグラスソリッド。アタリを目で捉える目感度に特化しており、僅かな違和感すらアングラーに伝えるしなやかさを誇ります。アタリを目で捉えるスタイルは、このグラスソリッドだからこそ可能といえます。
フードの段差が少なく一体感のあるシームレス設計は握り込んだときの違和感が少なく、底面フラット設計と後端を太くデザインしたショートEVAグリップの効果も相まってフィット感や握りの安定性が向上。ブレなくガッチリとロックされる握り心地は快感すら覚えます。
Xシートフロントトリガーにより、手の部位で最も繊細な指先でトリガーを保持することで、指揮棒感覚に達する高い操作性を実現。
側面にスライス形状を取り入れることで、グリップ時の安定性を高めたリールシート。キャスト、アクション、フッキングといった動作時の精度向上やブレの低減を追求しています。軽く握っていても違和感なく手のひらに収まることで負担の軽減にもつながり、集中力の維持、ひいては釣果の向上へと貢献します。
オモリグのために新形状でデザインされたスピニングモデルのカーボンシェルグリップは、リールシートに結合しているグリップをカーボンのみの中空構造で作り上げることに成功したもの。次世代の高感度グリップ構造です。穂先に伝わる情報を鮮明な振動としてアングラーに明確に伝えるため、極小のアタリを出すことの多いケンサキイカや触腕の短いヤリイカなどを狙うシチュエーションで大いに活躍します。
リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化する革新的なアイデアで、高感度ロッドの歴史に名を刻んだグリップです。従来にない情報伝達力を獲得し、かつてない軽さと感度を実現。セフィアリミテッドメタルスッテには、いずれのモデルにも多面体構造リアグリップを採用しています。
ロッドメーカーの観点から生まれたXガイドは、糸抜けの良さと軽量化にこだわり、ブランクスが備える潜在能力を十二分に引き出すために開発されたもの。軽さとトラブルレス、キャスト性能を高次元に融合させたシマノのオリジナル高性能ガイドです。ソリッド穂先の性能を引き出すため小口径ガイドを傾斜させてセットしてあり、ラインの穂先絡みといった煩わしいトラブルも軽減します。
高強度素材の採用で進化した、次世代の基本構造。
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。
※ ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。
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本来のロッド性能を引き出すシマノオリジナルガイド[Xガイド]。
ロッドメーカーの観点から生まれたXガイドは、ブランクスが備える潜在能力を十二分に引き出すために誕生しました。軽さ、トラブルレス、キャスト性能を高次元に融合させたシマノオリジナル高性能ガイドです。
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ロッド本来の性能を引き出す適材適所のモノづくり。
竿づくりの基本はまずブランクスにこだわり、その性能を最大限に引き出すこと。釣り人の意思を入力し魚からの答えを感じ取るグリップは、そのための重要なターミナルです。シマノはそれぞれのシーンで求められる“握りやすさ”を追求、斬新な発想を形にします。
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感度の基準を変えた中空構造が生んだ軽さと高感度。
リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化するという革新的なアイディアで、あらたな高感度ロッドの歴史を創り上げたカーボンモノコックグリップ。従来にない情報伝達力を獲得し、かつてない軽さと感度を獲得しました。
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今までの常識を覆す軽量高感度の中空カーボングリップ。
リールシートに結合しているグリップを、カーボンのみの中空構造で創り上げることに成功した、次世代のグリップ構造です。手元に伝わる振動に対しての、伝達性の向上に寄与。今までの常識を覆す軽量高感度グリップ。
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キャスト時やファイト時に発生するネジレをさらに抑え込む強化構造。スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていくのが特徴。これにより、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮されます。
新開発、タフテック∞は一般的なソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍を実現(当社比)。強いタフテックαを凌ぐ高強度ソリッド穂先です。
掛け調子のためのティップ。小刻みなリグの操作に追従しながら、アタリがあれば速攻で掛けられるクイックレスポンス。積極的に感じて掛ける攻撃的なスタイルに対応。
カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特徴。
※Xシート:F-B65ML-S、F-B63M-S、UK-B62-GSのみ
※カーボンシェルグリップ:R-S62M-S、R-S66MH-Sのみ
※タフテック∞:F-B65ML-S、F-B63M-S、F-B63MH-Sのみ
※ハイレスポンスソリッド:R-S62M-S、R-S66MH-S、R-B68MH-Sのみ
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品番 |
全長(ft.) |
全長(m) |
継数(本) |
仕舞寸法(cm) |
自重(g) |
先径(mm) |
スッテサイズ(号) |
スッテサイズ(g) |
錘負荷(号) |
錘負荷(g) |
適合ラインPE(号) |
グリップタイプ |
リールシート位置(mm) |
リールシートタイプ |
カーボン含有率(%) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| F-B65ML-S | 6'5" | 1.96 | 3 | 123.4 | 88 | 0.9 | 5-40 | 20-150 | - | - | 0.4-1 | カーボンモノコック | 391 | DOWNLOCK | 99.5 |
100,000円 |
379696 | 4969363379696 | * |
| F-B63M-S | 6'3" | 1.91 | 3 | 122.4 | 89 | 0.9 | 8-45 | 30-170 | - | - | 0.4-1 | カーボンモノコック | 391 | DOWNLOCK | 99.6 |
100,000円 |
379689 | 4969363379689 | * |
| F-B63MH-S | 6'3" | 1.91 | 3 | 122.2 | 104 | 0.9 | 10-50 | 40-190 | - | - | 0.4-1.2 | カーボンモノコック | 390 | DOWNLOCK | 97.4 |
103,000円 |
277770 | 4969363277770 | * |
| R-S62M-S | 6'2" | 1.88 | 3 | 111.8 | 92 | 0.9 | 8-45 | 30-170 | 10-30 | 40-110 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 388 | DOWNLOCK | 99.5 |
102,000円 |
379702 | 4969363379702 | * |
| R-S66MH-S | 6'6" | 1.98 | 3 | 121.8 | 95 | 0.9 | 10-50 | 40-190 | 20-40 | 75-150 | 0.4-1.2 | カーボンモノコック | 388 | DOWNLOCK | 99.6 |
104,000円 |
379740 | 4969363379740 | * |
| R-B68MH-S | 6'8" | 2.03 | 3 | 125.3 | 104 | 0.9 | 10-50 | 40-190 | 20-40 | 75-150 | 0.4-1.2 | カーボンモノコック | 390 | DOWNLOCK | 97.2 |
107,100円 |
277787 | 4969363277787 | * |
| UK-B62-GS | 6'2" | 1.88 | 3 | 105.4 | 89 | 0.9 | 3-40 | 10-150 | - | - | 0.4-1 | カーボンモノコック | 391 | DOWNLOCK | 98.9 |
100,000円 |
380531 | 4969363380531 | * |
※リールシート位置:ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。