【2021年新製品 鮎】21プロセレクトFW / 小澤剛、小沢聡【シマノオンラインフィッシングショー】
覇者が唸ったプロセレクトFW × エキサイトトップの威力
「スペシャル競と言って手渡されたら、わからないかもしれない」と小澤剛に言わしめた2017年モデルがさらに進化。
2019年スペシャル競FW調子を継承しながら軽量化とタメやすさを追求し、あらゆる操作がより快適に。
さらにエキサイトトップによって上位機種に迫る高感度を追求。
「スペシャル競と言って手渡されたら、わからないかもしれない」と小澤剛に言わしめた2017年モデルがさらに進化。
2019年スペシャル競FW調子を継承しながら軽量化とタメやすさを追求し、あらゆる操作がより快適に。
さらにエキサイトトップによって上位機種に迫る高感度を追求。
【2021年新製品 鮎】21プロセレクトFW / 小澤剛、小沢聡【シマノオンラインフィッシングショー】
最新スペシャル競FW調子に一新 上級機種に迫る破格の感度
「来シーズン、このクラスのロッドでユーザーが最も期待しているのはこの竿でしょう(笑)。今期のモデルチェンジに際してはアイテムをちょっと増やしてみました。前作同様、汎用性の高いH2.75に80、85、90をラインナップさせ、今回新たにH2.6の90を盛り込んだ全4アイテムのラインナップです。
アクションに関しては、いずれのモデルも最新のスペシャル競FWのバランスに近づけています。つまり、ベタで引いてよし、立てて泳がせてよし、といった今のスペシャル競FWのような使用感を連想させる最新アクションにアップデートしているので、前作と使い勝手がまるで異なります。
また、今回特に注目していただきたいのが、エキサイトトップとの絶妙ともいえるマッチングです。小澤剛さんもずっと言い続けていますが、このFWはもちろんのこと、エキサイトトップはプロセレクトとの相性がすごく良いです。やはりこのクラスのモデルは上級機種にくらべ使用できるカーボン素材、ブランクスの製法などに制約があります。その反面、突っ張り感が消えマイルドで扱いやすく、タメやすさも生まれますが、どうしても感度の低下はいなめません。
ところが、この感度、エキサイトトップを使うことで劇的にアップさせることが可能です。そして、その効果の衝撃度たるやスペシャルやリミテッドプロクラスにエキサイトトップを採用した時の感度の上がり方とはケタ違い。もともとハイエンドクラスのロッドは高感度。それにくらべミドルクラスのモデルにエキサイトトップを入れると、情報量の増加に思わず目を見張るほど。釣っていて単純に楽しさがアップします。
今までだったら前アタリがあっても『ん?』、そのあとの掛かった衝撃で初めて『おお~掛かった、掛かった』だったのが、たぶん今回のニューロッドで釣ると前アタリの糸の水切り抵抗音が普通に感じられると思います。そんな意味でもこのクラスのロッドとしては破格ともいえる性能を追求した自信作です。生まれ変わったニューアクションとエキサイトトップによって前作を大きく凌駕する感度を手に入れた新たなプロセレクトFW。河川やターゲットサイズに合わせ、お好みの硬さと長さで自在に楽しんでいただければと思います」
上位機種の長所を受け継ぎつつ、より身近なモデルとして人気のプロセレクトFW。
最新モデルは上方テンション管理能力をより高めながらエキサイトトップでゼロ感度をカバー。
覇者入魂の手応えがここにある。
小澤剛がこだわるゼロオバセ感度を初採用エキサイトトップで表現
17年に登場した先代モデルのポテンシャルに対し「スペシャル競と言って手渡されたら、わからないかもしれない」と、きわめて印象的なコメントを残した小澤剛。今回もプロトの段階から前回同様のハイレベルな完成度が心に残っていると語る。
「そうですね~、今回のプロトも本当に完成度が高く非常にできが良いと思いました。まず僕が『掛かると感じる最新アクション』のイメージを伝えるじゃないですか、するとほぼそんなアクションのプロトが上がってくる」
どんなアクションだろうか?
「具体的にいうと今作は穂先を柔らかめにチューンしています。最近、上方テンションの釣りがマイブームなので、それを反映したアクション。オーソドックスなFW調子だけど歴代モデルよりちょっと穂先が柔らかい……という感じです」
柔軟性を与えたことによるメリットとは?
「当然、柔らかくするとゼロオバセ感度は少々薄れますが、それもすぐに慣れるレベル。また、新たにエキサイトトップが採用されたことで効果的に感度低下がカバーされていると感じますし、それ以上に先端部が柔軟になった恩恵で引きやすく、泳がせやすい=『より穂先を使ってオトリ操作しやすいアクション』に仕上がっています。まぁ、個人的には、この価格帯のロッドでありながらこの完成度は数ある同クラスのモデルと比較してもトップレベルでは?と思っていますが(笑)」
80から90までオールラウンド クラス最軽量で意のままに操る
ラインナップは全4モデル。その基準となるのがH2.6 90だ。
「僕がメインロッドとして手にするならH2.6でしょう。これは長良川の大和や郡上あたりの規模の河川だったら初期から盛期までずっと使えるようなイメージに仕上がっていますね。個人的に気持ちよく釣れる野鮎サイズは20㎝前後といった感じですが、一般的には15~20㎝が快適に釣れる目安かもしれません」
H2.75の使用感はどうだろうか?
「調子的にはH2.6のアクションをベースに硬くパワフルになった感じです。一般的な野鮎対応幅もアップし18~22㎝が釣り頃サイズだと思います」
そして汎用性に優れるH2.75にはスタンダードな90レングスのほか、80、85といった現代の鮎師の要望を満たすショートモデルもラインナップされている。
80は上流域、支流、小河川攻略に威力を発揮するほか大河川でも強風時のメインロッドとして愛用するベテラン勢が少なくない。85は90とほぼ同等範囲を攻略ゾーンとしながら、より軽量で疲れず、高い集中力をロングキープしたまま質の高いオトリ管理を楽しむことができる。
クラス最軽量モデルとして数多くのファンを獲得するプロセレクトFW。穂先を使ったオトリ管理のバリエーションをより多彩に変貌させる小澤剛納得のニューアクションが、新たなるジャイアントキラーとして上位機種に肉迫する。
ネジレとつぶれを克服しロッド性能を根幹から高める。
スパイラルXはロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造。内外の斜めの繊維により、軽さを維持しながら、高いネジリ剛性とつぶれ剛性を実現することができます。キャストやファイトといった釣りの動作における瞬時のパワー伝達がよくなり、軽さを維持して“獲るための地力”を高める、シマノ独自の「基本構造」です。
解説ページはこちら
穂先に特殊設計を行うことにより、目で見る感度、手に伝わる感度が大きく向上しました。今まで得られることが出来なかった感度を得ることにより、魚に対してのアプローチが大きく変わります。
節の継ぎ目はやりとり中にもっとも負担が集中する部分。Gクロスプロテクターは破損のリスクを大幅に軽減するとともに、玉口部分に精悍なルックスを与えます。
直接穂先に結びつけた天上糸を滑らせるとともにトップ自らも回転して糸ガラミを激減。繊細な穂先とほぼ同じ細さで、竿先が鈎先になったような感覚の感度を発揮します。(鮎竿、渓流竿に採用)
グリップ性に優れ、濡れても滑りにくく、理想の操作をサポート。高いグリップ力でありながら必要最小限の塗装膜なので、軽さや感度にも貢献しています。
品番 |
全長(m) |
H表示 |
継数(本) |
仕舞寸法(cm) |
自重(g) |
先径(mm) |
元径(mm) |
適合オモリ(号) |
適合水中糸(ナイロン・号) |
適合水中糸(メタル・号) |
カーボン含有率(%) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
90NV | 9.00 | H2.6 | 8 | 136.5 | 215 | 1.7 | 24.8 | 0-3 | 0.125-0.6 | 0.04-0.2 | 99.7 |
163,000円 |
300393 | 4969363300393 |
H80NV | 8.00 | H2.75 | 7 | 136.5 | 192 | 1.7 | 24.2 | 0-4 | 0.15-0.8 | 0.05-0.25 | 99.7 |
158,000円 |
301260 | 4969363301260 |
H85NV | 8.50 | H2.75 | 7 | 142.5 | 210 | 1.8 | 24.8 | 0-4 | 0.15-0.8 | 0.05-0.25 | 99.7 |
163,000円 |
300409 | 4969363300409 |
H90NV | 9.00 | H2.75 | 8 | 136.5 | 222 | 1.9 | 24.8 | 0-4 | 0.15-0.8 | 0.05-0.25 | 99.7 |
168,000円 |
300416 | 4969363300416 |
■別売専用ソリッド穂先/先径 0.7mm 13,000 円 ●90(12HAF)●H80(12HAQ)●H85(12HAY)●H90(12HB6)
※元径は後端から100mmの外径を表示しています。