穂先が軟らかいから、やっぱり繊細で小さいアタリが取れる。仕上がりがすごくいい感じで継ぎ目を感じさせない。言うことがないよね。竿の曲がりは今までとそんなに変わらん気はするんやけど、M46Xを使うことによって魚をグーッと浮かせる力は強い。あとトーナメンターの竿ちゅうのは遠投力がいちばんじゃけね、同じような曲がり、同じようなしなりでも遠投が利くっちゅうことやね。プラス5mは飛ぶんじゃないかな。胴に乗るから遠投しても軟らかいネリエサが外れないし、軽く投げても飛ぶ。そんな竿ができとるわけよね。
竿が叩かんから魚が怒らない。トーナメントならセンターラインを越えさせたらいけんから、魚を止めて自分が思うところへ動かして獲れる。操作性がすごいよ。硬かったらガンガンガンと魚が頭振ったりするんやけど、この竿は止めてグーンと胴まで入るから楽に反対側に誘導できる。どの角度から見ても竿がきれいな曲がりをするのが鱗海シリーズの特徴。特にアートレータはほかの竿と比べても違うよね、やっぱり。
瀬戸内なら06号で結構いけるんじゃないかなと思うんよ。けど自分はトーナメントならワンランク上の1号を使う。勝たんといけんからね。喰い込みに問題がないんじゃったら1号で魚を止めて、少しでも早く魚を浮かせて、魚も散らさずひと流しでも多くする。アートレータはパッと持ったときに張りがあるんやけど、大きな魚も怒らせずに獲れる。求めとった調子にバシッとはまったね。
リールシートの位置は前モデルよりも2cm程上に上げとる。今の若い人は腕が長いから、これはいけんわということで…(笑)。(リールシートの位置を変えるのは)最後の手段言うたらいけんけど、持ち重りを軽減するのに使えたら使おうということで前から言いよった。持ち重りが少ないということは、集中力が切れないからね。やっぱりトーナメンターの竿だから。
デザインも良いし、調子も良いし、綺麗に曲がるし、魚も怒らんじゃろ。「こんな大きな魚が獲れるんや」と驚くよ。アートレータは好きな竿やしね、自分としてはナンバーワンやけ。