【22SS新製品 黒鯛】鱗海リミテッド / 大知昭【シマノオンラインフィッシングショー】
シマノが誇る鱗海ブランドの最高峰として陶然とさせる曲線の美しさを追求した「Rinkai limited」。銀鱗を纏ったかのような細く、強靭で凛としたブランクスには高性能カーボンとネジレの抑制を徹底追及した[スパイラルXコア]を採用。躍動する曲がりを滑らかな調子に寄与する[パラボラチューンR+]で表現。超細身設計のブランクスのパワーをより一層引き出すガイドは[トータルガイドバランスシステム]に加え、多点化を施すことでしなやかで深みのある調子に。片手溜めがしやすく、安定感を創出する[ファイティングサポートグリップ]は端麗なやり取りをより揺るぎないものに。この竿は使い手の技量をより美しいものに、より官能的なものへと深化させる。
【22SS新製品 黒鯛】鱗海リミテッド / 大知昭【シマノオンラインフィッシングショー】
【鱗海リミテッド】銀鱗を追い求める者を昇華させる曲線美【大知昭/百合野崇】
鱗海リミテッドではパラボラチューンR+と14個の多点ガイドのセッティングを最適化したトータルガイドバランスシステムにより、ブランクスの仕事効率が飛躍的に向上。かつて目にしたこともないような美しい曲線を描き出します。実釣における手応えは、繊細なのに揺るぎない体幹があるような安定感が特徴。多点ガイド化によってファイトの際、ラインの角度がブランクスの曲がりに追従しやすく、さらにモーメントの低減により、スームズかつスピーディに黒鯛を暴れさせることなく浮かせることが可能です。鱗海シリーズ史上、最高峰の素材にシマノロッドテクノロジーの粋を重ねることで、ブランクスのポテンシャルを極限まで引き出すことに成功しました。
鱗海リミテッドを目にしたとき、まず心を奪われるのはこれまでの黒鯛竿からは明らかに一線を画した驚異的な細身ブランクスです。例えば鱗海スペシャルと比べた場合、0.6号の元径で約20%の細径化という新次元のスペックを実現しました。穂先もより細くしなやかに、柔軟に。そしてバット にかけては高弾性・高剛性化を図り、モーメントを考慮した設計を加味することで喰い込み性能を高めながらも曲げやすく、手元に掛かる負担も軽減しました。風を斬るような超細身ブランクスに 加え、ガイド位置を再考し、最適解を見つける中で、元ガイドを元竿の玉口に配置。ガイドがリールに近づくことで、横風等による糸ふけに起因するトラブルも抑制。リミテッドを冠するハイエンドモデルならではの性能領域へと到達しました。
段差レスで握り込みやすいXシートと接地面積が広く肘を安定させるファイティングサポートグリップによって、チヌ竿の理想のファイトである片手での操作の際の挙動が、かつてないほどに安定。胴から綺麗に曲がる強靭な美しさと躍動する臨場感を表現した鱗海リミテッドが釣り人自身に至福の時間を、そして周囲に圧倒的な存在感を放ちます。
ガイド数はこれまでの12個から14個へと多点化。さらにガイド位置の再検証することにより、約4%のパワーアップを果たしました。ファイトの際にはラインの角度がブランクスの曲がりに追従しやすく、ラインを労わるようなスムーズな巻き取りが可能になり、リーリングスピードの向上にもつながります。さらにリールから元ガイドの距離を詰めることで、強風時でも余分なラインのフケを抑えトラブルを回避。低減されたモーメントと合わせ、悪条件下においても“リミテッド”グレードならではの優れた性能を発揮します。
鱗海シリーズにシマノロッドの最高峰を表すリミテッドモデルが誕生しました。まず驚かされるのが黒鯛竿の中では類を見ないくらいに細い。そして持ち重りがしない。これまでとは別物と言っても言い過ぎじゃない。でも、これだけ細くて軽いのに、強引に扱っても安心感があります。それと注目すべきはガイドの数。鱗海スペシャルから2個増えて14個になっています。竿の下の方までガイドが入ってきていて、竿と道糸の一体感があるためでしょうか。ブランクス性能と相まって締め込んだときの魚の浮きが早いですね。ガイドが増えると抵抗で遠投がしにくいと思われるかもしれませんが、大丈夫です。胴に乗せて充分遠投できます。柔らかいオキアミ、練りエサともにOKです。また荷重が胴に乗る分、大物にも伸されにくい。咄嗟のアタリでリールのレバー操作が遅れても対応できる。竿を曲げてやれば怒らず、暴れずに浮いて来ますよ。今回新しく搭載されたファイティングサポートグリップは肘との接地面積が大きく、黒鯛フカセ特有の片腕操作が容易になります。タメ状態での美しい曲がりは思わず周りの釣り人に見せたくなりますね。またパラボラチューンR+が効いています。各継ぎ目の調整が素晴らしく、よどみのない曲がりでタメても糸に優しいから、より細いハリスの使用も可能です。穂先もより繊細に仕上がっていますが、この穂先とXガイドの相性がとても良い。軽量なXガイドだからこそ、極細の穂先がお辞儀をせず小さいアタリがわかる。サシエを吸った吐いたがわかるんですよ。だから次の本アタリに備えることができるようになります。かといって穂先がピンピンに張るわけでなく、絶妙のチューニングで糸ガラミがしにくい。PEラインでも信じられないくらい絡まないですね。先進の高弾性・高剛性ブランクスに鱗海シリーズで培ってきた機能を集約してできたのが鱗海リミテッドです。注意すべき点は、この竿を持てば他が持てなくなるかもしれない。っていうことでしょうか。
鱗海リミテッドは鱗海スペシャルの黒鯛本調子を継承して、さらに磨きをかけた竿です。私が実釣で感じた大きな進化は掛けた魚をコントロールする性能です。例えば鱗海スペシャルは#3までしっかりと魚を乗せてからコントロールする竿です。しかし鱗海リミテッドは#2の真ん中あたりに負荷が来た時点で魚をいなすことが可能です。体勢が悪い。足場が悪い。仕掛けの角度が悪い。このような悪条件化でも魚に先手を取られることなく、素早く、そして上手くあしらうことができるのは鱗海リミテッドならではの性能です。高性能カーボンにスパイラルXコア、Xガイド、パラボラチューンR+を融合させたコアブランクス設計にすることで全体の強度が向上し、体幹の強さを感じさせてくれる竿に仕上がっています。だから現在の鱗海シリーズから買い替えられる場合、ワンランク下の号数をお選びいただく方がしっくりくるかもしれませんね。従来の鱗海シリーズに比べ、ブランクスが凄く細くなりました。車で言うところの前面投影面積が少なくなるので、あらゆる動作においてモーメントが抑えられ、腕への負担が軽減されます。風切りや波切りの抵抗も少なく、遠投時も思ったポイントへの投入がやりやすくなりました。鱗海リミテッドはガイドの数が14個と多点ガイド仕様=トータルガイドシステムです。ガイドが増えると当然ライン抵抗が増し、キャストの飛距離は落ちるはずです。しかしブランクス性能がより引き出されることによってこのデメリットは解消されています。
さらに糸絡みのトラブルも軽減されました。糸絡みは撒き餌を打つ時など穂先からの集中が途切れたときに起こりがち。ガイド間隔が詰まったことで、穂先のたわみが少なくなりほぼトラブルレスです。トータルガイドシステムと緻密なバランスを追求したパラボラチューンR+、そして最新技術を融合させたコアブランクスによって本当にワンピースロッドのように、節を感じさせない綺麗な曲がりを楽しませてくれます。ファイティングサポートグリップは片手でやり取りをする際、黒鯛の引きをバットで受け止めている時とても安定感がありますね。きっちり腕を固定できるので魚の動きも把握しやすい。細くて、軽くて、強い。そしてピカイチの美しい曲がり。黒鯛をたくさん掛けて、どんどん釣り上げてほしいですね。鱗海リミテッドはきっと期待に応えてくれると思います。
高強度高弾性素材の炭素繊維トレカ®「M40X」の新採用で、潜在能力を向上させたスパイラルXコアにナノピッチ製法をプラスすることで、さらなる軽量化と強度アップを図りました。パラボラチューンR+は節間の剛性段差を封じ込め、スムーズな曲がりによる粘りを実現。穂先は小ささ、軽さ、強さを一体形状で実現したXガイドの搭載で軽量化し、操作性が格段に向上。これらの機能を高次元で融合することで、シマノ磯ロッド最高レベルの強さと軽さ、そして粘りを備えたコアブランクスが誕生しました。
手のひらにフィットし、滑りにくい形状を徹底追求。また軽量高強度素材CI4+を採用することで優れたグリップ力、操作性、高強度化を実現。緩みやがたつきを抑える磯専用スクリューシート。
高強度素材の採用で進化した、次世代の基本構造。
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。
※ ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。
本来のロッド性能を引き出すシマノオリジナルガイド[Xガイド]。
ロッドメーカーの観点から生まれたXガイドは、ブランクスが備える潜在能力を十二分に引き出すために誕生しました。軽さ、トラブルレス、キャスト性能を高次元に融合させたシマノオリジナル高性能ガイドです。
※TOP(チタン)+#1フリー~#3玉口(CI4+)
ロッド本来の性能を引き出す適材適所のモノづくり。
竿づくりの基本はまずブランクスにこだわり、その性能を最大限に引き出すこと。釣り人の意思を入力し魚からの答えを感じ取るグリップは、そのための重要なターミナルです。シマノはそれぞれのシーンで求められる“握りやすさ”を追求、斬新な発想を形にします。
ブランクスを焼き上げる工程で使用する成型テープのラッピングを極めて細かいピッチで施す方法。ブランクスが、より均一な圧力で締め上げられるため、高強度化に大きく貢献しています。その細やかなピッチは、上質感のある外観デザインを描きます。
パラボラチューンはスムーズな調子を実現するために、各節の合わせ部分を見直し、強度を維持したうえで剛性の段差を排除。ワンピースロッドに匹敵する滑らかな調子とパワーを引き出すことに成功。また、磯ロッド専用に開発したバージョンとして、ロッド全体がスムーズに曲がるように各継部のブランクスの肉厚を最適化したパラボラチューンR、継部だけでなく前後の節のテーパー関係を見直し、より滑らかな曲がりの支点移動を可能にしたパラボラチューンR+が存在しています。
新開発、タフテック∞は一般的なソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍を実現(当社比)。強いタフテックαを凌ぐ高強度ソリッド穂先です。
カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特徴。
ブランクス表面に施した特殊コーティングにより、汚れの付着を大幅に抑えることに成功。優れた撥水防汚性能により、汚れがついても、水洗いするだけで簡単に落とすことが可能。ロッドの美しさを保ちます。
※#1~#4
ブランクスの表面に「ドット」と呼ばれる凸状の特殊塗装を施すことにより、ラインとロッドが接したときの摩擦抵抗を抑えることに成功。雨や波しぶきを受ける悪条件下においてもラインのベタツキを防ぎます。
※特殊凹凸塗装(#2~#4)
※バリアフィニッシュ:#1~#4
※ハイパーノンコンタクトII:特殊凹凸塗装(#2~#4)
※Xガイド:TOP(チタン)+#1フリー~#3玉口(CI4+)
品番 |
全長(m) |
継ぎ方式 |
継数(本) |
仕舞寸法(cm) |
自重(g) |
先径(mm) |
錘負荷(号) |
適合ハリス(号) |
カーボン含有率(%) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0-530 | 5.30 | 振出 | 5 | 117.1 | 187 | 0.8 | 0.5-1.5 | 0.4-1.5 | 99.5 |
145,600円 |
219374 | 4969363219374 | * |
0.6-530 | 5.30 | 振出 | 5 | 117.1 | 195 | 0.8 | 1-2 | 0.6-1.5 | 99.5 |
147,700円 |
219381 | 4969363219381 | * |
1-530 | 5.30 | 振出 | 5 | 117.1 | 210 | 0.8 | 1-3 | 0.8-2 | 99.5 |
149,800円 |
219398 | 4969363219398 | * |