カワハギファンお墨付き、カワハギシーンの最先端を追求しているのが「ステファーノ」シリーズです。リミテッド、XRなどのハイスペックモデルに続き、SSがリニューアルして登場します。シリーズ中、最もお求めやすいクラスでありながら、ステファーノのDNAをしっかり受け継いだ、エキスパートも納得のモデルです。
まず穂先です。タフテック+ハイパワーXソリッド、これにXガイドという組み合わせは、軽量化はもちろん、高感度で目感度、手感度ともにキレのあるアタリを出してくれます。そして新たに追加された注目フィーチャーは、Xシートフロントトリガー。繊細な操作性を一度味わってみてください。さらにセンターカット2ピースとなって、携帯性もアップしています。アイテム数もひとつ増えて4種をそろえており、それぞれが個性を持っているところに着目してほしいと思います。
まず、最も柔軟なS180。集寄や中オモリ、ゼロテンの釣りでカワハギにスイッチを入れ、じんわりエサをついばむようなアタリを表現する目感度は特筆で、低活性時には必携のモデルと言えます。
M180は低活性時のファーストムービングロッド。目感度優先で中オモリ、集寄の釣りでもキビキビした仕掛けの動きを演出できます。
MH175は硬めの8:2調子といえ、手感度優先、高活性時のファーストムービングロッドとなります。縦の釣りからゼロテンまでの組み立てが容易で、盛期のパイロット、つまりオールマイティロッドといえるでしょう。
最後がステファーノシリーズ唯一の番手となるHH170。手感度重視、カワハギが浮いているときに絶対的な手感度でしっかりアタリを嗅ぎ分けます。
カワハギ熱は関東だけでなく、近年関西、四国でも盛り上がりを見せています。それぞれ釣り場の状況は異なるものの、基本的な釣り方は共通しているので、ステファーノSSの4モデルがあればすべての釣り場に対応でき、使い手の釣り方に合った竿も見つかるはずです。エントリーにもおすすめのモデルでありながらハイエンド並みのスペックを持っているので、エキスパートも注目のモデルです。個人的にはステファーノ全シリーズで最も柔軟と思えるS180、このシリーズにしかないHH170が非常に気に入っています。