200番シリーズ
私は鯛ラバゲームで200PGを多用していますが、丸型金属ボディのメリットは、何と言ってもその剛性からくる耐久性の高さではないでしょうか。炎月プレミアムもHAGANEボディで強靭さには定評がありますが、さらに剛性感が増した印象ですね。それをよりハッキリと実感できるのは深場でのドテラ流し。鯛ラバ自体が重く、水深があって、潮流も速い。そういう状況ではオシアコンクエストのタフネスがものを言います。
また他のリールに比べてラインの巻き量が多いことも、ドテラでの安心感につながっています。もちろん、いま何メートルラインが出ているのかを常に知っておくこともドテラ流しには非常に重要。カウンターの情報とフォールレバーの調整で、探る範囲とラインの角度を最適に保つことが可能です。また、この釣りでは大鯛はもちろん青物がヒットすることもよくありますが、レベルワインドがスプールの回転と連動しているためドラグの作動は非常に滑らか。ラインの放出も実にスムーズで、ライトラインでも強気のやり取りが可能です。
最終テストではハチマルクラスの大鯛がきたのですが、Xシート エクストリームガングリップのホールド感も相まって手元が安定。どんな大物が相手でも、何もできずにやられるということはないと確信しました。これは鯛ラバだけでなく、あらゆる釣りで実感できると思います。このように手元がブレずに安定するのも、ガッチリした丸型金属ボディの適度な重さが一役買っているという実感があります。この重厚感、どっしりとした安定感もオシアコンクエストの強みでしょう。