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2020/09/25

コラム

海上釣堀のシステム

海上釣堀にもよるが、一般コースと貸切コースがある。どちらも4~8時間ほど釣りができて、釣り放題というケースが多い。地域によっては釣り放題方式と買取方式で料金が設定されているケースもある。
一般コースは通常コース、乗合コースという釣堀もあり、他の釣り客と一緒に竿を出す。抽選で釣りをする場所が決まると、基本的には移動できないことが多い。
貸切コースはひとつのイケスを貸切るプランで、一定の人数が揃う、規定の料金を支払うなど、条件を満たせば利用することができる。同じイケスならどこで竿を出してもよく、他の釣り客に気兼ねなく愉しめるのが魅力。平日は3~4人の少人数で貸切にできる施設もあるので、事前に確認しておこう。
料金は一般コースの場合、大人(男性)1人10,000円~14,000円、女性、子供が1人5,000円~10,000円程度。施設ごとにさまざまなプランが用意されており、匹数制限を設けたり、時間を短くして低料金で愉しめるプランもある。また、水温が下がる冬場は料金が安くなる施設も多い。施設によっては匹数制限を設けて低料金で遊べるコースもある。WEBサイトなどでチェックして、最適なプランを見つけだそう。

海上釣堀では一般、貸切など複数のコースが用意されている場合がある。一般コースでは抽選によって釣り座を決定することが多い

予約から竿出しまで

海上釣堀では、基本的に事前予約が必要で、日時や人数、コース、貸し竿の有無などを伝える。ほとんどの施設がWEBサイトで情報を公開しているので、予約を入れる前に確認しておこう。予約を入れる際には、集合時間や終了時間、持参する持ち物などを確認しておくとよい。
当日までにエサの準備もしておきたい。施設によっては現地で購入できるところも多いが、種類が限られることもある。使いたいエサがある場合は釣具店で購入してから現地に向かうとよい。定番のネリエサや冷凍エサだけなら、数日前に釣具店で購入し、自宅の冷蔵庫で保管しておくこともできる。活きたエサを使いたい場合は鮮度が重要なので、当日、現地に行くまでの道中で購入するとよい。
施設やプランにもよるが、当日は余裕を持って集合場所に向かおう。とくに渡船利用の場合は、時間に遅れると利用者全員に迷惑をかけることになるので十分注意すること。駐車場の位置や出船場所は事前に確認しておこう。また、天候によっては出船できない場合もあるので、天気予報によっては前日、問い合わせておくとよい。
現地に到着したら、まずは受付を済ませよう。事務所で料金を支払い、荷物を用意してスタッフの指示を仰ごう。一般コースの場合は、釣りをする場所(釣り座)はクジによる抽選で決めることが多いが、先着順や指定されている場合もあるので、スタッフの指示に従って釣り座に着くこと。
釣り座に着いたら、釣り開始の合図があるまで待つ。準備ができた人から釣りができるケースもあるが、合図があるまでに釣り具のセッティングなどを終わらせておくとよい。

現地に着いたらまずは受付を済ませること

釣り座が決まったらすみやかに準備を整える

海上釣堀のルールとマナー

ルールに関しては各施設によって異なる。持ち込める竿の制限(長さ、本数)、エサや仕掛けの持ち込みの可否、仕掛けの制限(ハリ数など)、ルアー禁止など、釣行する海上釣堀のWEBサイトで確認して、その施設に合った準備をしておくことが大切。基本的にどの釣堀もマキエは禁止されており、終了後の余ったエサは持ち帰るかゴミ箱へ。残ったエサをイケスに撒くと、魚のお腹が満たされて釣れなくなることもあり、周りの人にも迷惑をかけてしまうので絶対にやめよう。
マナーに関しては、普段の釣りと変わらない。釣りをする前に周囲の人に挨拶をする、周り人の迷惑にならないように配慮した行動をとり、トラブルを回避して気持ちよく愉しもう。魚は足元のイケスの中を泳いでいるので、桟橋やイカダの上を走ったり、大きな音を立てると警戒して喰いに影響するケースもあるので注意しよう。また、海上では風が強いことも多く、ゴミや袋など軽いものは飛ばされることがあるので、荷物をまとめるなどしっかり管理しよう。
海上釣堀ならではのルール&マナーとしては、青物が掛かったときの声かけがある。「青(もの)で~す!」という声がかかったり、気がついたら、速やかに仕掛けを回収して釣り上げるまで待つこと。パワーのある青物の引きは強烈で、イケスの中では横に走るため、仕掛けの回収が遅れるとオマツリしてしまう。オマツリして逃がしてしまうと掛けた人に迷惑をかけるだけでなく、イケスにいる他の魚の活性も落ちてしまう。一般コースの場合でも、同じイケスで竿を出す人とは同じチームの気持ちで協力して釣ると、いい雰囲気で愉しめるし、釣果にもつながる。

貸切コースはもちろん、一般コースでも他の釣り客のランディングをサポートするなど、お互いに助け合って釣ることが大切

青物がかかったら周囲の釣り人はすみやかに仕掛けを回収して取り込むまで待とう

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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