2020/09/25
コラム
釣果アップのコツ
【1】魚に警戒されないように釣ろう
海上釣堀ではイケスの周りから竿を出すケースが多く、魚との距離が近い。そのぶん物音や人影などで、魚を警戒させてしまうことがある。足元にも魚はいるので、イケスのキワから釣るのではなく、少し下がった位置から狙おう。足音などにも気をつけて静かにアプローチしよう。
【2】狙うポイントとタナを見極めよう
海には潮の干満があり、流れが存在する。魚は潮上に向いて泳ぐ習性があり、周囲の釣り人の状況なども影響してエサを捕食する場所が限られるケースがある。また、魚種や魚の活性によって泳ぐ層には違いがあり、タナが合っていないとなかなかアタリは出ない。狙うポイントとタナをいち早く見つけ出すことが好釣果への近道となる。
【3】ターゲットによってエサや仕掛けを変えよう
ネリエサなどいろんなターゲットが狙える万能なエサはあるが、魚によって好みのエサがある。季節や天候、時間帯などによっても魚の活性は変わり、釣れるエサが限定される場合があるので、エサを変えて反応のいいものを見つけ出すことが大切。掛けたら確実に取り込むことが前提だが、狙う魚の種類やサイズ、使用するエサによってハリスの太さやハリの大きさを変えてみることも大切だ。
【4】チャンスを逃さずに釣ろう
イケスの中にいる魚といっても、いつでも簡単に釣れるわけではない。潮の干満や天候、時間帯によって魚の活性は変化する。魚の喰いが立っている時間帯に手返しよく釣ることが好釣果を手にするためには欠かせない。プレッシャーがかかっていない朝イチ、放流直後、潮変わりの時間帯は、魚の喰いが立ちやすいのでチャンス。とくに放流後は、放流された魚につられてイケスのなかにいた活性の低い魚も活発に動いて捕食のスイッチが入り、一気に釣れだすことが多い。
【5】トラブルを回避して快適に愉しもう
根掛かりやオマツリなどのトラブルは、ラインを結び直したり、仕掛けを組み直す必要があるため、そのぶん釣りをする時間が短くなってしまう。とくに、放流後などのよく釣れているときのトラブルは釣果に大きく関わるため十分に注意しよう。ハリスの傷みやハリ先のチェックはこまめに行い、底付近を釣るのであれば放流前には少しタナを浅めにしておくのも手だ。周囲の状況を確認しながら、手返しのよい釣りを心がけよう。
【6】タックルを使い分けて好釣果を目指そう
ひとつのタックルで複数の魚種にある程度対応することはできるが、30~40cmのマダイやイサキと80cmオーバーのブリを同じタックルで釣るのは難しいケースもある。やはりサイズや魚種にマッチしたタックル、仕掛けで狙うことが釣果アップには欠かせない。可能なら複数のタックルを準備して、魚の反応など状況を見極めながら、ターゲットに応じたタックルを使おう。仕掛けを組み替える手間も省けて、効率のよくアプローチできる。
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