新しい『サーフゲイザー』は、スパイラルXを採用し、ハイパワーXとのダブルX構造を実現したことで、キャスト時のネジレなどが抑制され、前作よりもシャープに振れて、力強いキャストができるようになりました。ロッドの反発が適度にマイルドでスイートスポットが広いぶん、非常にキャストしやすくなっています。
シマノの投げ竿は目覚ましい進化を遂げており、以前に比べてバランスも非常によくなっています。そのような背景もあり、テストを繰り返してリールシートの位置を見直しました。前モデルに比べてリールシート長(リールシートからグリップエンドまでの長さ)を短くしたのですが、飛距離を損なうことなく気持ちよくキャストできることを確認しています。リールシート長を短くしたメリットは大きく、置き竿の場合、引き釣りの場合を問わず、竿を動かすときにグリップエンドが身体に干渉して煩わしく感じることが多々あったのですがそれが解消されています。また、三脚に立てかけたときにリールが地面に近くなることから、より安定するようになっています。リールシート長が短くなったからといって、持ち重りするようなこともなく、振りにくさもありません。
遠投性能、リフティングパワーなどを兼ね備えたロッドに仕上がっています。
見た目においてもシックで飽きのこないデザインになっており、コストパフォーマンスにも優れています。感度もよくて海底の状態を把握しやすく、キスのアタリなのか、ゲストのアタリなのかといった魚種の判別能力にも優れているので、投げ釣りがより楽しくなるロッドだと思います。これから投げ釣りをはじめたい方はもちろん、ベテランキャスターのサブロッドとしてもおすすめです。
NEW『サーフゲイザー』は「25-405」「27-405」「30-405」「33-425」「33-450」という5アイテムのラインナップとなりますが、幅広い魚種に対応しています。「25-405」「27-405」「30-405」の3アイテムについては、メインはサーフでのキスの引き釣りに適しています。もちろん、置き竿でのカレイやマダイ、クロダイ狙いなどでも使用可能で、405の長さですが幅広い用途で活躍します。「33-425」「33-450」は置き竿での大物釣りに適したロッドです。とくに「33-450」は今回初めてラインナップされたモデルですが、テストで振ったときに投げやすさ、パワーを実感しました。私自身、このモデルを使って磯からコロダイ、フエフキダイなどを狙うのを、今から楽しみにしています。