飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

https://dassets2.shimano.com/content/dam/Shimanofish/Common/Productsrelated/cg2SHIFGlobalROD/cg3SHIFGlobalRODCommonRod/SICPlanningProducts/Product/PRD_a075F00003kSQdNQAW_main.jpg/jcr:content/renditions/cq5dam.web.481.481.jpeg

22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

https://dassets2.shimano.com/content/dam/Shimanofish/Common/Productsrelated/cg2SHIFGlobalROD/cg3SHIFGlobalRODCommonRod/SICPlanningProducts/Product/PRD_a075F00003kSQdNQAW_other02.jpg/jcr:content/renditions/cq5dam.web.481.481.jpeg

22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

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22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

https://dassets2.shimano.com/content/dam/Shimanofish/Common/Productsrelated/cg2SHIFGlobalROD/cg3SHIFGlobalRODCommonRod/SICPlanningProducts/Product/PRD_a075F00003kSQdNQAW_other03.jpg/jcr:content/renditions/cq5dam.web.481.481.jpeg

22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

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22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)
22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)
22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)
22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)
22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)
22飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

飛天弓 閃光P II(ひてんきゅう せんこうP II)

96,000円~ 150,000円 (税別)

「15、16.5」の中尺2アイテム追加で活躍の場が広がった、豪快に攻める軽量パワーロッド

大型へらぶなの潜む本流、ダムや山上湖・準山上湖をメインに深いタナ、沖のポイント攻略に活躍する中・長尺軽量パワーモデルとなっています。今回、管理釣り場で出番が増えそうな15、16.5をラインナップに加え、15から24まで7アイテムの中・長尺を揃えました。振り込みにおいてはネジれやすい穂先にハイパワーXティップを採用することで、安定して正確な振り込みをサポートします。さらに重めのドボン仕掛けや段差のセット釣りによる大エサもしっかりポイントに送り届けやすくなっています。また、掛けてからはスパイラルXコアが良型の強い引きをガッチリと受け止め、取り込みではハイパワーXティップが速やかに玉網にへらぶなをいざないます。

CONCEPT MOVIE コンセプトムービー

へら竿の取扱い 心得集【トラブルを避けながら大切なへら竿と末長く付き合うための極意】

IMPRESSION インプレッション

萩野孝之が野釣りで「飛天弓 閃光PⅡ」を選ぶ理由

萩野 孝之 TAKAYUKI HAGINO

「飛天弓 閃光PⅡに、新しく15と16.5がラインナップへ加わりました。レインボーチタンセラミックコート仕上げとオレンジが基調となったカラーリングです」と、アイテムが増えたことによって、広がった狙える世界を語り出しました。

 

「春の発売になる製品ですが、春といえば乗っ込みです。へらぶなが接岸してきたらいつもは『飛天弓 頼刃またたき』の出番ですが、早い時期など魚が沖めに産卵待機していたり回遊していたりする時は、少し長めの竿を使うことになります。そんな時は、PⅡの出番です。水深1mくらいの釣り場で振るには、もってこいの性能を持っています。大型の釣れる野釣り場で活躍するのはもちろんですが、大型を厳選放流している管理釣り場におけるチョウチン釣り、あるいは大型狙いの浅ダナでも役立ちます」

「あとは――大型厳選放流された管理釣り場の段差の底釣り、段底ですね」

そう提案した萩野氏は理由を話し始めました。

 

「なぜかって言うと、ハリスがメチャクチャ長いんですよ。今の、大型を放している管理釣り場の段底って。下バリに80㎝くらいの長ハリスを使うんです。と、言うことは、竿尻にオモリがあるとして、ここから80㎝出ているわけですよね。こうなると軟らかい竿では、何をするにも大変になります。たとえば取り込みでは、竿が曲がることで仕掛けがさらに長く感じるほど魚が遠くなって、腕を伸ばしきっても魚が上がってこなくなってしまうことが起こりえます。そんな時に『飛天弓 閃光PⅡ』を使うと、80cmはおろか1mのハリスでも取り込みに苦労がありません」

 

昔から「釣りの名手ほど仕掛けが長い」とはよく聞きますが『飛天弓 閃光PⅡ』の張りを利用すれば、そうした名手の仕掛け操作が可能になるのです。

 

「それから大型といえば、マッシュの釣りですね。大型の釣りって、なんだかのんびりしているんだろうなって思われがちですが、タナ1m辺りだと意外に打ち返しが早いんですよ。ナジミ切りを繰り返していく釣りで『飛天弓 閃光PⅡ』はスピーディに釣りを展開できる強みがあります」

と『飛天弓 閃光PⅡ』が「パワーと早さ」を両立していることを明かした。

 

調子としての張りも強さを感じる要素だが、引く力強さそのもの、パワーのPらしい「強さ」について感じる話も紹介してもらった。

 

「自分は巣離れの春、その前くらいから乗っ込みが待てなくて、河川の浅場へ釣行するのですが、霞ヶ浦水系は魚種多彩でコイとかアメリカナマズ、レンギョなど80cmを楽々超すような魚が掛かってくるんですよね」

 

長竿は、こうした大型魚が喰ってくる可能性が高いのに構造上軽さを優先することが多く、あまり大型の引きに対応しづらいことがあります。

 

「それがシマノのスパイラルXコア、ハイパワーXティップの採用で不安解消です。もちろん、大本命・巨べらの引きにも耐えます。この構造が優れていることは、エサ打ちでも実感できます。野釣りでは普通に送り込みで振るばかりでなく、回し振りやタスキ振りで投餌するケースもあります。この時、竿がブレないから、先に抜けた力強い穂先の力で仕掛けが遠くへ飛ばせるのです」

 

こうしたエサ打ちのしやすさは、釣り人にとってストレスの軽減につながります。

 

「エサ打ちがしやすいというのは、軽いものばかりではありません。ハイパワーXティップのチューブラー穂先が垂れないから、大きなマッシュやペレ宙もスッキリ振り込めます。振り込んだら、取り込みですよね。潜られて取り込みにくくなるシチュエーションって舟釣りに見られますが『飛天弓 閃光PⅡ』では穂先がしっかりと働いて潜られません。潜られて水中オダに引っ掛かったり、バレたりすること防ぐためにこの穂先の性能はありがたいですよね。穂先のハイパワーXティップと基本構造のスパイラルXコアの効果で大型を一荷で喰わせても難なく取り込めます」

 

萩野は続けて竿の継ぎと込みにも触れた。

 

「高精度テーパー合わせ、マイクロまわリリアン、タフリリアンは、シマノへら竿の信頼につながってきた基本のフィーチャーですが、そのなかで、しっとり綾織握りⅡの『尻栓が小さくて織り部が長い』ことからくる滑りにくさは、より『飛天弓 閃光PⅡ』の竿の性能を引き立てていますよね。大型とやりとりしていても、それほど力まず竿を立てられるメリットに通じていますよ」

 

浅ダナから底釣りまで、スッキリ振り込め、しっかり取り込む。

 

大型志向が高まる、これからの釣りに『飛天弓 閃光PⅡ』は、あなたの頼もしい愛竿となるに違いありません。

 

意外に軽いことに驚いた。 大型のいる釣り場では迷わずこれを手にして、 有無を言わせず、豪快に取り込む。

西田一知 KAZUNORI NISHIDA

レインボーカラーのブランクスデザインにオレンジを差し色に配している『飛天弓 閃光PⅡ』。この竿を継ぎながらこれまでの閃光Pのイメージである力強さを考えて、ある程度のズシッとした感覚を覚悟していました。

ところが使ってみると、その軽さに驚かされたのです。特にその時はLⅡを振った後だったものですから、無意識にも比較してしまう状態にあったはずなのに、全くイメージよりも振り軽かったのです。

これは竿の設計バランスがよく、なおかつ握りの形状がマッチしていて、しっかり握り込めていることが理由でしょう。22.5に長めの仕掛けを取り付けていたのですが、水面が近い舟釣りだというのに、まったく苦にならないで振り込むことができました。

そして喰わせれば、パワーロッドの本領を発揮。ここで『飛天弓 閃光LⅡ』と『飛天弓 閃光PⅡ』の違いが「魚の上がってくる位置」という差で出ました。やはりリフトアップ力は『飛天弓 閃光PⅡ』の方が長けているのです。玉網入れ時も手前で潜られることもありませんでしたし、仕掛けの長さも気にすることなくスムーズに取り込めました。

パワーロッドという言葉で誤解されたくないのは、いわゆる「硬いだけの竿」ではないと言うことです。『飛天弓 閃光PⅡ』は型を問わず曲げながらやり取りができるし、『スパイラルXコア』と『ハイパワーXティップ』の効果で「曲がった分だけ力に変わる」とも思います。

全身X構造の製品だから実感して納得できる話ですが、そうでないものはブレやネジレによって力の伝達が逃げていると感じるはずです。自分としては「ダイレクトに魚とのやりとりが楽しめるようになった」と考えています。

意外な軽さに驚かされた『飛天弓 閃光PⅡ』は50~60㎏、100枚を釣るような釣況時の月例会に使いたいですね。振り軽くてストレスのない取り込みのスムーズさが、例会向きだと感じました。

 

 

長竿持って舟に乗ろう

西田一知 KAZUNORI NISHIDA

長竿への苦手意識は、面白いへらぶな釣りの世界を狭めてしまいます。管理釣り場の桟橋や、釣り堀の釣り座で8~9尺の釣りしかしたことがない人は、舟で漕ぎ出してポイントに着けて楽しむダイナミックさを知ることが難しいでしょう。

舟を漕ぐこと、ロープ着け、水棹着け、陸着けという「野釣り入門者にとっての高いハードル」に長竿の扱いにくさも入るのかなと懸念していました。

そのうちの「長竿の扱いにくさ」問題だけは『飛天弓シリーズ』が解決したように思います。

 

 

『飛天弓 閃光PⅡ』の魅力

伊藤さとし SATOSHI ITO

『飛天弓 閃光LⅡ』よりパワフルだというと、ゴツゴツした硬いイメージを抱かれることでしょう。そうではないんです。例えるならば1本強い芯が通った細マッチョという印象かな。芯というのは、人体的に言ったら筋力、パワーの源。これは、すべてスパイラルXコアの恩恵によるものでしょうね。曲がれば曲がるほど余裕を感じ、静かに取り込めるんです。この力強さは前作を上回っており、違いは鮮明です。

 

『飛天弓 閃光PⅡ』 具体的な使用例

閃光PⅡは野釣り用と思われがちですが、18と19.5は管理釣り場でのペレ宙で使うのも面白いと思っています。ペレ宙といえば良型が揃う傾向もあるけれど、ウエイトのあるへらぶな相手に十分な性能を発揮してくれることでしょう。

また乗っ込みシーズンの河口湖では、22.5、24の浅い1本半の釣りを強いられますが、こうなれば『飛天弓 閃光PⅡ』の独壇場と言っても過言ではないでしょう。今季、試釣してみましたが、びっくりするくらいのパワーで竿が引き寄せるものだから、32~33㎝の尺上だろうなぁと取り込んでみたら40上だったってことがありました。すくって玉網の中で「あれっデカいぞ」ってサプライズですよ。そのくらい、あの野べらが、素直に寄ってくるんですよね。竿がキッチリ仕事をしている証拠ですね。竿のバランスがいいので、使用して重さは感じませんでしたよ。

FEATURE 特徴

チタンセラミックコート
しっとり綾織り握りII

「しっとり綾織り握りⅡ」は極小の尻栓を採用し、竿と手の接触する部分まで綾織り部分を回り込ませたので、竿の感触がダイレクトに伝わるのはもちろん、握る際に接する部分の痛みも緩和します。グローブの着用も不要です。

タフリリアン

リリアンは竿と糸を結ぶ重要な役目かつ負荷のかかる部分ですがシマノでは従来の強度を保ちつつ紫外線の影響による劣化に強いリリアンを開発。それがタフリリアンです。当社での紫外線劣化促進試験後において従来のリリアンに比べ、約3倍以上(当社比)の摩耗強度を実現しました。

二層式竿袋(口栓収納ポケット付き)

TECHNOLOGY テクノロジー

スパイラルXコア
ナノピッチ
ハイパワーXティップ
マイクロまわリリアン
タフリリアン
SPIRALXCORE_RD
スパイラルXコア

高強度素材の採用で進化した、次世代の基本構造。

シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。

※ ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。

解説ページはこちら


NANOPITCH_RD
ナノピッチ

ブランクスを焼き上げる工程で使用する成型テープのラッピングを極めて細かいピッチで施す方法。ブランクスが、より均一な圧力で締め上げられるため、高強度化に大きく貢献しています。その細やかなピッチは、上質感のある外観デザインを描きます。


HI-POWERXTIP_RD
ハイパワーXティップ

細くてネジレが生じやすい磯竿、鮎竿、へら竿などの細物穂先は構造的にスパイラルXが使用できません。そこで開発されたのが「ハイパワーXティップ」。穂先のネジレに対する剛性が大きく向上しました。


MICROMAWARIRIAN_RD
マイクロまわリリアン

糸ガラミが少なく、糸と馴染みが良い回転式リリアン「まわリリアン」をさらにコンパクトにし、水切れに優れたものがマイクロまわリリアンです。


TOUGHRIRIAN_RD
タフリリアン

従来の強度を保ちつつ紫外線による劣化を軽減。当社での紫外線劣化促進試験において従来品に比べ、3倍以上の磨耗強度を実現。


LINE-UP ラインナップ

SPECIFICATION スペック表

品番

全長(m)

継ぎ方式

調子

継数(本)

仕舞寸法(cm)

自重(g)

先径(mm)

元径(mm)

カーボン含有率(%)

本体価格(円)

商品コード

JANコード

15 4.50 並継 本調子 5 102.1 75 1.1 11.5 98.4

96,000円

354785 4969363354785
16.5 4.95 並継 本調子 5 109.5 84 1.1 11.9 98.5

104,000円

354792 4969363354792
18 5.40 並継 本調子 5 118.5 92 1.1 12.6 98.5

108,000円

354808 4969363354808
19.5 5.85 並継 本調子 6 110.5 103 1.1 13.6 98.5

119,000円

354815 4969363354815
21 6.30 並継 本調子 6 118 113 1.1 14.2 98.3

129,200円

354822 4969363354822
22.5 6.75 並継 本調子 6 123 125 1.1 14.7 98.4

139,500円

354839 4969363354839
24 7.20 並継 本調子 7 116 141 1.1 15.3 98.2

150,000円

354846 4969363354846

※元径の数字は握りの直上の外径を表示しています。

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