やっぱり、カニ型ワームが強い時期って顕著にあるんですよね。私が通い込んでいる明石沖では5月末から、7月の頭くらいまで。2匹、3匹と小ガニを抱いたタコが上がってくるんです。そういう時期は、明らかにカニ型ワームを付けている人が釣れています。そのため、私は今まで「タコキャッチャー」をカンナに刺したワームチューンで良い思いをさせてもらっていました。
ただし、カンナにワームを刺すチューニングは、刺し方によってはすぐに外れてしまうんですよね。なので、もっと簡単に、そして外れないワームを作れないかと考えるようになりました。
そこで開発したのが「クラボーイ2.5インチ」です。ワームを「刺す」のではなく、本体から伸びたリングを「引っ掛ける」ので、簡単に装着できて外れにくく、刺し跡が付かないので長く使えます。クラボーイは、ただ便利なだけではありません。釣果の差を出せる実力もあります。まずは爪と脚の動きですよね。潮が動かないような状況でも、爪と脚がユラユラと自発的に誘ってくれます。そして、ボリュームですね。タコが抱いてくるカニよりも一回り大きくて、かつ、厚みもあります。浅場のワカメが生えているエリアでは目立ったもの勝ちになることも珍しくないので、このボリューム感が活きてくるんです。
また、ワームの素材にもこだわっています。タフで伸縮性のあるエラストマーという素材を使っているのですが、その中でも硬すぎず、柔らかすぎないものを厳選しました。そうすることで、ナチュラルなアクションを演出しつつも、ちぎれにくくなっています。
カラーもマダコに実績のある色となっています。ベースカラーで欠かせないのが、明石の鉄板カラーである緑と黄色。潮が濁っている状況やワカメが茂っているエリアでは、よく目立つ赤が強い。深場を探る時には白、グロー系が効果を発揮します。私は当たりカラーを探るために、乗せるエギやスッテの色と全く違う色をワンポイントに付けることが多いです。例えば、緑と赤の入ったイタリアンエビに黄色を乗せてみたりします。
さらに、クラボーイはカニパターン攻略以外にも、スッテのアクションを変えてくれるのも面白いですね。とにかく外れにくいカニワームの快適さ、そして釣獲力を味わってみてください。