僕が釣れる、釣れると言い続けているセンターサーディンにサクラマス用スペシャルカラーが登場しました。サクラマスはとてもカラーに対して敏感な魚。カラーローテーションが重要な要素になってきます。また実績カラー、ご当地カラーといったものも存在します。センターサーディン サクラスペシャルでは、各フィールドでの実績に加え、僕の考えと経験をふんだんに盛り込んだ、厳選の6色をラインナップしています。
Sブルピングローパーマークはサクラマスジギングでは定番色。マストな実績カラーとして採用しました。Sクロギングロードットベリーはお腹にグローカラーが入ったブラックバックのシルバー系。コウナゴ(メロウド)やイワシがメインベイトになっているときに効果的だと思います。
以上の2色はナチュラル系に分類できると思いますが、サクラマスの捕食スイッチを入れやすいと言われているカラー、ハイアピール系のカラーもあります。SチャートグローパーマークとSフルレッドグローパーマークはちょっと珍しい配色のハイアピール系カラー。サクラマスが興奮しやすいとされているカラーなので、効果的に使っていきたいですね。
個性的なカラーもラインナップしています。透過光を活かしたSTタイプのスケールブーストを採用し、グローの配色を多めにし、背面をゼブラピンクとしたアピールカラーがSTピンクバックグロー。Sグリキンピンクベリーは片面がゴールド、反対の面がシルバー、グリーンバックでピンクベリーという、とても凝ったカラーで、複雑な光の明滅効果でアピールしてくれるカラーです。
すべてのカラーで小さなベイトフィッシュの鱗を模したホログラムパターン、S、STタイプのスケールブーストを採用しているのが共通した特徴です。
使い分けを考える要素として、まずグローに注目してほしいですね。グローはなぜか分からないときもありますがよく釣れることが多い、外せない要素です。同じブルピンであってもサクラスペシャルにはグローが入っていますが、ノーマルモデルのブルピンには入っていません。この2つを使い分けるのも効果的だと思いますよ。同じグローカラーであってもサクラスペシャルで採用したパーマークのように散っていたり、ほんの少し入っていたり、全面に入っていたりという違いでサクラマスの反応が変わってきます。僕自身は遊び心も加えてセレクトを楽しんでいます。光の反射による明滅の違いにも気を使っています。ホログラムの反射具合の違い、グローの明滅の違い、カラーの配色などですね。
僕自身、センターサーディン サクラスぺシャルをカラーローテーションしていくなら、まず外さないカラーとしてSブルピングローパーマークからスタートします。あとは海の状況によって使い分けたり、サクラマスの視覚を刺激したりして捕食スイッチを入れていきたいですね。具体的にはグローの量、シルバーの配色の量、シルバーを消すこと、グローを消すこと、興奮カラーを入れていくことなどを考えてローテーションしていきます。周りのアングラーとは違うカラーを使う、という考え方もありです。好き嫌いもあるのでいろいろ試してもらえると面白いと思いますよ。