2022年、オシア スティンガーバタフライ ぺブルスティック、そしてサーディンウェーバーにサクラマスに照準を絞ったスペシャルカラーが登場します。ジグの特性としてはぺブルスティック、サーディンウェーバーともにイワシにもなれるし、メロウドにもなれるメタルジグ。違いはシルエットとアクション。ぺブルスティックはとくにメロウドがベイトフィッシュのときにマッチ・ザ・ベイト的な感覚で使ってもらえるジグ。僕は三陸沖などでよく使いますね。サーディンウェーバーは名前の通りイワシを模したジグ。2つのジグの大きな違いはフォールスピ―ドとアクション。ぺブルスティックは控え目な動きが特徴で、サーディンウェーバーは派手なフォールアクションが特徴。サクラマスを狙う場合、光の反射具合が大きく釣果を分ける印象があります。光を反射させつつも弱ったメロウドの動きを意識してスッと落としたいときはぺブルスティック、ギラギラとアピールさせたいときはサーディンウェーバーという使い分けをすることが多いですね。
NEWカラーは全部で4色。サクラマスゲームにおける個人的な実績という点からは、グリーンゴールドとブルピンは絶対外せないカラーです。これらのカラーをラメ仕様で仕上げたのがラメグリキンとラメブルピン。フラッシングは視覚的にサクラマスに訴えることができる効果的な要素のひとつ。ホロやグローは多くのアングラーが使っている定番パターンなので、ちょっと異なるアプローチ、と考えてラメを提案しました。太陽光を細かく捉え、乱反射しながら細かくカラーが変わる仕様になっています。
Tグロピンも面白いカラーだと思います。スケールブーストを採用したことでベタっとしたグローの輝きのなかに、少し変化が生まれています。ローライトのときや細かいベイトの集合体を意識してアピールするときに活躍してくれると思います。Aブラックも個性的なカラーです。ブラックは人間の目には目立たないように感じますが、基本的には水中でシルエットをハッキリと出せるカラーです。これにアピール力の大きいAタイプのスケールブーストを組み合わせ、しかもジグのセンター付近だけ少しブラックを薄くすることで光が反射しやすく仕上げてあります。結果、シルエットに加えて光の反射でアピールできる、これまでにないカラーになっています。シルエットでアピール、加えて光の明滅で喰わせるというイメージで、サクラマスにスイッチを入れることができるカラーだと思いますね。