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冬の北海道で出会う、銀鱗の一匹

結婚をきっかけに、夫婦で釣りを楽しんでいる矢野愛実です。
冬の北海道といえば厳しい寒さを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、そんな季節だからこそ出会える特別な一匹があります。今回は、苫小牧(胆振海域)で楽しめるサクラマスジギングについて、釣り方のコツから釣行後のグルメまで、地元ならではの魅力をたっぷりご紹介します。どうぞ最後までお付き合いください!

新千歳空港から30分、苫小牧サクラマスジギングの魅力

苫小牧は、新千歳空港から車で約30分、札幌圏からも日帰り可能というアクセスの良さに加え、太平洋側に位置するため冬でも海が荒れにくく、出船率が比較的安定しているのが魅力です。遠征釣行において「予定通り出られるかどうか」は重要なポイントですが、その点でも胆振海域は計画を立てやすいフィールドと言えるでしょう。

複数の遊漁船がありますが、私がいつもお世話になっているのは勇払マリーナの苫小牧遊漁船タマリスク。胆振海域を熟知している船長の高野さんが、その日の海況や有効な釣り方を丁寧に説明してくださるため、ヒットパターンを組み立てやすく、初めての海域でも安心して挑戦できます。レンタルタックルも完備されているので手ぶらでの釣行も可能です。

また、サクラマスジギングはスロージギングが主流のため、身体への負担が比較的少なく、女性でも無理なく楽しめるのも魅力のひとつ。ただし冬の海上は想像以上に冷え込むため、防寒対策は必須です。アウターだけでなく、メリノウールアクティブウォームにアクティブインサレーションを重ねるなど、インナーのレイヤリングを意識することで快適さが大きく変わります。

※私のInstagram 「道産子(北海道生まれの子)が選ぶ!シマノの冬の防寒3選」でも防寒対策を紹介しているので、よろしければ参考にしてみてくださいね!

「苫小牧遊漁船タマリスク」
住所:北海道苫小牧市字勇払376番地勇払マリーナ
TEL:090-8639-1012(船長:高野)

広々としたキャビンが前後にあり、各自にイケスがある
イケスでは水が循環し釣った魚を生かしてストックできる

サクラマスジギングの基本|ジグ選びと誘い方のコツ

使用するジグは100〜180gがメイン。海況によってヒットパターンは大きく変わるため、形状やカラー、ウェイトは幅広く揃えておくと対応しやすくなります。

胆振海域の主なベイトはイワシとスケトウダラ。釣果はベイトに大きく左右されるため、その日の状況に合わせたジグ選択が重要です。イワシパターンではセンターサーディンをメインに、スケトウダラの稚魚がベイトの際はシックスライドを軸に組み立てています。そのほかにも、サーディンウェーバーやロングウェーバー、ペブルスティックなどを用意しておくと、状況変化への対応力が高まりますよ!

誘い方としては、センターサーディンはダート幅を抑えたワンピッチジャークで、小魚が逃げるような動きを演出。

その日のヒットパターンは様々。幅広く形状やカラー、ウェイトを用意したいところ

一方でシックスライドは、糸フケを出さないようテンションを保ちながらフォールさせ、潮に乗せて滑らせるイメージで誘います。バックスライドによるフォールは、ふわりと漂いながら時折スッと沈む、スケトウダラの自然な動きを再現できるのが特徴です。状況に応じてこれらを使い分け、ヒットパターンを探していく、まさに“お宝探し”のような釣り!そしてそのパターンがハマった瞬間、一気にアドレナリンがあふれ出す感覚は、サクラマスジギングならではの醍醐味です!種類や重さ、カラーを取り揃えてパターンを探っていきましょう!

試行錯誤の末、ようやく出た価値ある一匹
イワシを意識したジグローテーションでキャッチ
この日はシックスライドでハマった
嬉しいゲストも
この時期のソイは身も締まって美味

どの深さを狙う?サクラマスジギングのレンジとタナの基本

狙うレンジは、表層から5〜20m前後。まずはジャークとフォールのどちらに反応があるかを探りながら、その日のパターンを見つけていきます。釣果を伸ばすうえで重要なのが、サクラマスの遊泳層(タナ)にしっかり合わせること。周囲で釣れているレンジや船長の指示を参考に、こまめに調整していきましょう。

タナは時間帯によって大きく変化することも多く、同じ誘いでもレンジが違うだけで反応が変わることも珍しくありません。
船内では、釣れたタナをお客さん同士で共有し合う場面も多く、そうした情報を活かせるかどうかも釣果を分けるポイントになります。

タモ入れと同時にヒットレンジを船内に共有する船長

釣りだけじゃない!グルメも楽しめる苫小牧の魅力

釣りのあとは、やっぱり美味しいグルメも楽しみのひとつ。 苫小牧といえば、全国トップクラスの水揚げ量を誇るホッキ貝。冷たい海で育つため身は肉厚で甘みが強く、刺身や寿司でももちろん絶品です。

なかでも私のおすすめは「ホッキカレー」。もともとは漁師飯として親しまれていたものが家庭に広がり、今では苫小牧を代表する郷土料理のひとつとなりました。新鮮なホッキの旨味がカレーに溶け込み、シコシコとした食感が特徴で、一度食べたらやみつきになる美味しさです。

気軽に味わうなら、海の駅ぷらっとみなと市場。
さらに、もうひとつのソウルフード“カレーラーメン”で知られる味の大王 総本店でも楽しむことができます。

海の駅 ぷらっとみなと市場(北海道苫小牧市港町2-2-5)

ホッキをたっぷりと使ったカレーは、旨みたっぷり

味の大王 総本店(北海道苫小牧市植苗138−3)

苫小牧のもうひとつのソウルフード、カレーラーメン

釣りのあとの楽しみは外食だけではありません。釣り上げたサクラマスを持ち帰り、自分で味わうのもまた格別です。脂の乗った身は上品な甘みがあり、刺身や炙り、ムニエルなど、シンプルな調理でも十分に美味しさを感じられます。自分で釣った一匹だからこそ、その味わいもひとしお。釣りの余韻をゆっくりと楽しめる時間も、サクラマスジギングの魅力。

熱々サクサクのサクラマスフライは絶品
お弁当のおかずにも

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

TACKLE & EQUIPMENT タックル&装備

使用タックル
ロッド:オシアジガーインフィニティ モーティブB610-1
リール:オシアコンクエストCT201HG
ルアー:シックスライドサクラマススペシャル Sアシメピンク
ルアー:スティンガーバタフライ センターサーディン ブルピン
ライン:タナトル1号
リーダー:フロロカーボン20ポンド

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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