大分 ドラゴンタチウオ

西日本船釣り見聞録

Vol.5

大分 ドラゴンタチウオ

FISHING TACKLE
SABERMASTER SS TENYA

庄山 英伸

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1月上旬、大分県の西細港から、シマノフィールドテスター 庄山英伸さんがタチウオ狙いで釣行。

豊後水道でテンヤタチウオ

午前6時30分に出港。豊後水道のタチウオポイントへ向かう。到着すると風が強くウネリも大きいが、周辺にはタチウオ狙いの船が多く数十隻は確認できた。
今回、庄山さんが使用する竿は、「サーベルマスターSSテンヤ 82 MH180 RIGHT」と「サーベルマスターテンヤ 73 M190」、電動リールは「フォースマスター600DH」。テンヤは昨年新たに発売された「サーベルマスター 船テンヤ ゲキハヤ 50号 スーパー夜光」と「サーベルマスター 船テンヤ ゲキハヤ 50号 紫ゼブラ夜光」だ。
1時間ほどで最初のポイントに到着。水深は約180m、船長の指示ダナは130~150m。船長は魚探でポイントを見極め細かく移動し、その都度ベイトがいるタナを指示してくれる。さらに庄山さんは、探見丸で反応の映像も確認している。
早速、ゲキハヤのスーパー夜光にエサであるイワシをセットする。ゲキハヤは従来の、糸で巻いてエサを固定するタイプとは違い、エサを挟むだけで固定できるので、すぐに仕掛けを投入できるのが魅力だ。そのため手返しの効率が格段にアップする。
仕掛けを投入し、指示ダナ到達後少し巻上げ、数回シャクって誘う。すると「グンッ」と竿を振り上げ、アワせた庄山さん。上がってきたのは指幅5本サイズだ。
シャクって止めた瞬間にヒットしたという。アタリは多いが、喰いが浅いため、ハリを掛けていくイメージで釣っているとのこと。
少しポイントを移動し、再度仕掛けを投入。誘いを入れ、果敢に掛けていき「グイッ」と振り上げるがヒットしない。庄山さんは少し首をかしげる。やはり、喰いが浅いためとらえにくいようだ。

サーベルマスターSSテンヤ 82 MH180 RIGHTの竿曲がり

サーベルマスターSSテンヤ 82 MH180 RIGHTの竿曲がり

指幅7本サイズ筆頭に
数釣り

すると船長が「もっと軟らかい竿に替えてみて」とアドバイス。すぐに喰わせ系のサーベルマスターテンヤ 73 M190にチェンジ。より繊細な竿先で、柔軟性があり、タチウオの小さなアタリを目感度で表現してくれるので、アタリをよりとらえやすい竿だ。
仕掛けを投入して誘う。すると、竿を素早く振り上げタチウオがヒット。少し小ぶりだが、ハリもガッチリとアゴに掛かっている。
タチウオが前アタリで仕掛けに何度も喰いつき、はみが長くなったことを目感度でとらえることができ、本アタリで確実にハリを掛けることが容易になった。
ここから、入れ喰いタイムに突入で数を稼ぐ。「船長のアドバイス通りですね!」と笑みをこぼす庄山さん。
アタリも落ち着いて、少しクールタイム。しかし、庄山さんがいつもより竿を両手で力強く握って、緊張感が伝わった瞬間だった。「グインッ」と竿を大きく振り上げると同時に竿がこれまでにない曲がり方をみせた。
フォースマスター600DHの強力な巻上げで安定した速度を保っているが、それでも“重量感ある音”が船上に鳴り響く。
ようやく上がってきたのは、この日最大の指幅7本サイズの大物。誘い上げて止めた瞬間にヒットしたようだ。
次のポイントで「反応は多数あるが二枚潮です」と船長がアナウンス。しかし、庄山さんは糸を常に張った状態をキープしつつ、誘いのピッチを速めて二枚潮を攻略。指幅5~6本サイズを釣り上げていく。
終わってみれば、タチウオは20尾を超えている。庄山さんは船長に「その都度変化するタチウオのアタリを見極め、誘い方を替えることで数を伸ばせた。竿のチョイスもかなり重要だと再確認できました。楽しかったです!」と、話した。
今回は、さまざまな誘い方を試し、ヒットパターンを見つけて釣るというゲーム性も高いタチウオテンヤの魅力を、改めて感じることができた釣行となった。

FISHING TACKLE

フォースマスター600DH&サーベルマスターSSテンヤ 82 MH180 RIGHT

フォースマスター600DH&サーベルマスターSSテンヤ 82 MH180 RIGHT

フォースマスター600にはタッチドライブ搭載 様々な操作をワンハンドで

フォースマスター600にはタッチドライブ搭載 様々な操作をワンハンドで

船テンヤ ゲキハヤはエサをはさむだけで装着完了

船テンヤ ゲキハヤはエサをはさむだけで装着完了

探見丸CV-FISH

探見丸CV-FISH

タックル
ROD
SABERMASTER SS TENYA サーベルマスターSSテンヤ 
82 MH180 RIGHT
全長 1.80m
継数 2本
仕舞寸法 94.0cm
自重 130g
テンヤ号数 30〜60号
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SABERMASTER TENYA サーベルマスターテンヤ 
73 M190
全長 1.90m
継数 2本
仕舞寸法 99.0cm
自重 102g
テンヤ号数 30〜60号
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REEL
ForceMaster 600DHフォースマスター600DH
ギア比 5.1
最大ドラグ力 8.0kg
自重 500g
糸巻量PE[タナトル8] 2号300m
3号200m
ハンドル長 55mm
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シマノ電動リールをさらに詳しく紹介する
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Get the Dream
テンヤ
サーベルマスター 船テンヤ ゲキハヤ 50号
・スーパー夜光
・紫ゼブラ夜光
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ミチイト
タナトル 8[TANATORU 8]1.5号
MORE INFO
探見丸
CV-FISH
探見丸搭載船情報

サーベルマスターテンヤ 73 M190は、繊細な竿先が小さなアタリも捉え、目感度で大きく表現し、釣り人に伝えてくれるので、喰い渋った状況でもヒットに持ち込むことができる。
またサーベルマスターSSテンヤは、スパイラルX構造を採用し、ドラゴン級の大型タチウオにも負けないロッドパワーを実現。
さらに、Xシートエクストリームガングリップを搭載することで、軽快な操作性とファイト時の安定感が大幅に向上した。