FOOTCON BASS|シマノ -SHIMANO-

 

伊藤巧の
FOOTCON BASS
the Steps

ポイント別アプローチ法② ブレイク

ポイント別アプローチ法②
ブレイク

せっかくボートに乗っているのですから、オカッパリでは釣りづらいところを狙ってみたいですよね。その代表格が「ブレイク」、いわゆるカケアガリです。
オカッパリからでもアプローチできないわけではありませんが、バスの着きやすい場所を狙いづらかったり、沖から岸へ向かってボトムを引いてくると根掛かりが多くなるので、ボートからの釣りが有利と言えます。
ここでは、クランクベイトやシャッドなど、潜航深度1~2mのルアーを使う想定で、3つのアプローチ法を解説します。
まずはイラスト内の①のパターン。
ブレイクの少し沖にボートを浮かべて、岸に向かって斜め前にキャストする方法です。このアプローチ方法では「浅い岸際→ブレイク→沖側」へと、ワンキャストでいろんなレンジを探ることができるため、バスの居場所がわからないときに有効です。

イラスト内の②は、ブレイクに沿って平行にルアーを引く方法。
バスがブレイクの中層に浮いていて、活性が比較的高い状況のときに有効です。このときはあまりボトムノックさせずに巻いていくことが多いです。

イラスト内の③のパターンは、岸側にから沖に投げるアプローチ方法。活性が低くてバイトが少ないときに効果的なパターンです。
岸側から投げると、巻いてきたクランクベイトやシャッドはブレイクの傾斜に当たりながら、浅いほうに上がってきます。ルアーをチェイスしてきたバスに、「ブレイクの壁に追い込んだ!」と思わせ、口を使いやすい状況を演出することができます。
①、②のアプローチでは反応しないときや、トーナメント時などプレッシャーの高いときにも有効な方法です。