FOOTCON BASS|シマノ -SHIMANO-

 

伊藤巧の
FOOTCON BASS
the Steps

ポイント別アプローチ法① 護岸

ポイント別アプローチ法①
護岸

ここからは、レンタルボートフィールドの代表的なポイントを取り上げつつ、シチュエーション別の攻め方を紹介していきます。アプローチや操船の方法はルアーの種類によって少しずつ変わるので、まずはスピナーベイトやクランクベイトなどの「マキモノ」を前提として話を進めます。

最初に取り上げるポイントは「護岸」です。直線的なコンクリート護岸は、足場がよいためオカッパリではポピュラーなポイントだと思います。しかし、いざ自由度の高いボートで攻めようとすると、「オカッパリでよくやるように、護岸沿いを引くべきか…。それとも距離を取って沖から狙うべきか…」と、意外にアプローチに迷います。
 
そんなときは、まず護岸際の水深をチェックしてみましょう。水深が50cm~1m程度であれば、護岸から少しボートを離します。具体的には、斜め前に軽くキャストしたときにルアーが護岸際に届く程度の距離感です。こうすると護岸際の浅場から、少し沖の深いところまで効率よく探ることができます。

 一方で、護岸際の水深が1mよりも深い場合は、護岸沿いの中層にバスが浮いているかもしれません。ボートを沖に離してキャストすると、護岸沿いにいるバスにアプローチしづらいため、ボートを岸に寄せて護岸と平行にキャストしてみましょう。

もちろん例外もあるので、両方のパターンを試すことも大切です。

護岸際が深いときは、ボートを岸に寄せてオカッパリ的なポジションから平行にトレースする方法も有効です。