へら竿の取扱い 心得集【トラブルを避けながら大切なへら竿と末長く付き合うための極意】
覇を競う。闘魂込めて、釣り込める、勝負を意識した硬式先調子。
シマノテクノロジーが実現した「パワー」「振り込み性能」「軽さ」の融合。
釣り込んで、勝つための新機軸へら竿。
今回の「飛天弓 皆空」は、競技会で勝てる「釣り込める竿」を徹底追求しています。その中で「パワーロッドなのに軽い」「竿にパワーがあるのに柔らかいエサが振り込める」といった一見相反する要素を併せ持った竿が必要となりました。そのためには、さまざまなシマノの持つ竿作りのテクノロジーを注ぎ込む必要がありました。具体的には、新感覚先調子を実現する「変則的な継ぎ数」、ネジれにくいブランクスのために欠かせない「スパイラルX」、振り込み性能とパワーを両立させるための「タフテック半無垢穂先(7~11)とタフテック無垢穂先(12~16)の使い分け」、かつてないグリップ性能を実現した「しっとり綾織握りⅡ」などが搭載されました。そして、シマノジャパンカップへら釣り選手権大会の優勝経験者を中心としたプロジェクトチームによる実釣を積み重ね、トーナメンター一人一人が勝負竿として、自らが競技会で使うための機能を徹底的に突き詰めてモノ作りを行い製品化しました。テスト段階で、特に高い評価を得た部分としては、硬い竿だとどうしても不安定になる振り込み時の急な向かい風などに対しても「エサが正確に入る竿」だということ、取り込み時に沖で浮かせて横ブレすることなく釣り座の正面を魚がまっすぐ滑って玉網に収まるリフト性能を実現していることが挙げられます。さらに、握り部の新開発「しっとり綾織握りⅡ」に関しても、グリップ力が格段に上がるうえ、手のひらへの当たりもやさしくなることで、グローブなしでもしっかり握れるモノになっているとの高い評価があります。それら全てを総合してモノ作りに関わった釣り人全員が「これこそ勝負竿だ」と太鼓判を押しています。釣り込むことに真摯に取り組んだシマノの自信作、是非一度お試しください。