【24AW新製品】バーチカルティップエギング × セフィアXTUNE S510ML+-S in 相模湾
2021年08月
※S510ML+-S:2024年9月発売予定ティップエギングロッドに求められる基本性能を徹底的に磨き上げたのがエクスチューン。自重の軽さのみならず、使用時に軽快と感じる“真の軽さ”を追求。軽く、細く、シャープに、そしてエクスチューンならではの「粘り」を付加。力強いシャクリでも安定感を与え、大物とのファイトでも安心感をもたらします。
基本構造スパイラルXコアは軽くて強いブランクスを実現。カーボンモノコックグリップは、その中空・軽量・硬質な構造により振動伝達性が高く、水中のあらゆる情報が手に響きわたる。Xガイドは軽量性に優れ、ライントラブルや空気抵抗を大幅抑制。そしてティップ部にはタフテック∞を採用し、扱いやすさはもちろん微細なアタリを捉える目感度も両立。とことんこだわった仕上がりをあなた自身で体感ください。
そして2024年、バーチカルティップエギング対応モデルであるS510ML+-Sが追加登場しました。
【24AW新製品】バーチカルティップエギング × セフィアXTUNE S510ML+-S in 相模湾
【24AW新製品 オフショアエギング】アントラージュ3号・セフィアSSティップエギング・セフィアXTUNEティップエギングS510ML+-S / 富所潤【シマノオンラインフィッシングショー】
S510ML+-S(バーチカルティップエギング対応モデル)
ティップエギングの新たなアプローチとして注目を集めているのがバーチカルティップエギングです。
通常のティップエギングは船の片舷に釣り人が乗り、風や潮の流れにのせて船を流し、着底したエギをシャクってステイ。釣り人とエギが離れていく方向で釣りをします。対してバーチカルティップエギングは、船を立てて流すので両舷に釣り人が乗ることができ、船の移動速度は遅く、通常のティップエギングの無風状態のように釣り座の真下付近にエギを落とすことが可能。船の動きが風に左右されにくいため着底がわかりやすく、深場をじっくり探ることができます。このバーチカルティップエギングを意識し、専用性を磨き上げたロッドがセフィアエクスチューン ティップエギング S510ML+-Sです。
垂直方向に落としたエギは、ロッドの動きがダイレクトに伝わりやすくなります。これはアクションがつけやすい反面、イカに抱く間を与えるステイではエギの姿勢が安定しにくくなります。この難点をしなやかなソリッドティップのタフテック∞の搭載で解決。船の揺れを吸収し、ステイ中のエギの安定感を引き出します。
さらにセフィアアントラージュシーグル3.5号S3(43g)など重めのエギを深場でしっかりシャクれるバットパワーと、高負荷に対応しやすい短めのレングスに設定。全長5フィート10インチでエギが船の下に入り込み、ティップを下げてシャクる状況でも優れた操作性を発揮します。
もちろん、セフィアエクスチューン ティップエギングが培ってきた優れた基本性能を踏襲。自重の軽さのみならず実釣時に軽く感じる“真の軽さ”や、スパイラルXコアを軸とする軽く、細く、シャープで粘り強いブランクスの構造など洗練のスペックをソフトティップ&ハードバットに味付け。力強いシャクリとイカが抱かずにはいられない安定感を実現し、バーチカルティップエギングという新たな戦略の扉を開きます。さらに無風時や高活性時はセフィアエクスチューン ティップエギングの先調子モデルとしても活躍します。
2020年、セフィア リミテッド ティップエギングが発売され、その軽さ、感度、バランスに度肝を抜かれたという声をたくさんいただきました。さらに全国からたくさんの釣果をいただいています。そして2021年、満を持してリリースされるエクスチューンシリーズはそのリミテッドとは一線を画すロッドに仕上がっています。エクスチューンはリミテッドの下位機種と思われがちですが、実際はハイエンドモデルとして君臨し続けるシリーズでもあります。フルモデルチェンジしたエクスチューンですが、完全に一からの設計となり全く新しいロッドに生まれ変わりました。
スペック的な部分で言うと、エクスチューンはリミテッドとは遜色のない仕上がりになっています。カーボンモノコックグリップ、スパイラルXコア採用、穂先交換システム採用、Xガイド採用など、リミテッドとはいかないまでもかなり贅沢に素材を使っています。
では、エクスチューンの特徴は何か?と言えばズバリ「使いやすさ」です。
リミテッドはいわばサーキットで走るカリカリにセッティングされたレーシングカー、一方エクスチューンは公道を走る最強のスポーツカー。
どんな人が乗っても速く走れるロッド、それがエクスチューンです。
リミテッドはかなり張りを持たせた仕様になっているため操作性や軽快さは群を抜いて良いのですが、一方でタメを利かせるのが苦手な方には少し扱いにくいじゃじゃ馬的な要素があります。これはもちろん意図した部分が大きいのですが、それをよりマイルドにしたのがエクスチューンです。
セッティングをマイルドにすることによって、シャクった時の手首にかかる負担を軽減し、扱いやすさを前面に出しました。
またエギのステイの際にもロッド操作だけでエギを安定させるのではなく、ロッドが適度に仕事をしてくれるため多少の波気をロッドが吸収してくれるというメリットもあります。
■S68L、ML、M(68シリーズ)
68という長さは長すぎず短すぎずというレングスに統一しました。そのためよりアイテム間の違いがはっきりするのが分かると思います。Lは柔らかめ、MLは中間、Mが硬めと大雑把にはこういった感じになりますが、エギの負荷は気にせず使い分けてください。例えば海が荒い時はたとえ重いエギを使用していてもLなどを使えば、より安定した釣りが可能ですし、浅場であっても無風でキャストして遠くのエギを動かしたければMなど、使い方は思いのまま。エギの重量表記はあくまで参考ですので捉われることなく自由な発想で使っていただけたらと思います。また遠征の際、よりコンパクトになるようにもしました。遠征にはセンターカット2ピースではなく、遠征こそ最高峰のエクスチューンを持って行きたいと思う方も多いと思います。そんなアングラーの細かい要望にも応えています。
■S511ML-S(ショートレングス)
ショートロッドでより攻撃的に攻めたいという要望からリミテッドでは採用しなかったショートレングスをエクスチューンにラインナップしました。実は短いロッドは調子が非常に難しいのですが、穂先交換システムを採用しながらも驚くほどきれいな曲がりを見せ、ファイト中に見ていても惚れ惚れするほどです。ショートレングスに起こりがちなロッドのバタつきを抑え、タメの利かせにくいショートロッドの欠点を見事なまでに解消しています。
■S68MH-S(2021年追加モデル)
重いエギを扱うタックル=ヘビータックルという概念を覆し、ぜい肉をそぎ落とすことによって重いエギでも軽快に扱えるのがS68MH-Sです。繊細なアオリイカのアタリをしっかりと捉える穂先(タフテック∞)、重いエギでもしっかりとしゃくりあげるバットパワー(スパイラルXコア、ハイパワーX)、トラブルレスなXガイド搭載により、1日を通してビッグゲームをより繊細に攻略することが可能です。
ちょっとした潮流の変化や潮のヨレ、海況の変わり目をとらえることにより、大型特有の短い地合いを逃しません。
水深50mを超えるエリアに住むアカイカ系、冬の深場に住むシロイカ系、激流で底に張り付くアオリイカなど、大型&激流を狙うエリアの攻略には絶対的に欠かせない一本となっています。
■S72ML-S(2021年追加モデル)
ついにシリーズ最長モデルの登場です。まさに原点回帰の1本。このロッドに求めた性能は単に繊細な穂先とエギをしゃくれるバットパワーだけでなく、何よりエギを安定させるための「しなやかさ」。今や全国で大小様々な船で楽しめるようになったアオリイカ。ロッドに求められる性能も多様になりました。その中でずっと要望が多かったのが7フィートを超えるロングロッドです。せり上がった大型船のミヨシ、船が揺れやすい小型ボートなど、ショートロッドでは難しい「しなやかさ」を見事に表現し、またロングロッドにありがちなバランスの悪さからくる持ち重りもシマノテクノロジーにより消し去っています。軽量かつ強靭。シマノだからこそできるロングロッド、それがS72ML-Sです。
セフィア エクスチューン S510ML+-Sは、シマノ初のバーチカルティップエギングを強く意識して開発されたロッドです。バーチカルティップエギングは船を立てた(舳先を潮上や風上に向けた)状態で行い、ラインが垂直方向に落ちるから両舷に釣り人が並んで楽しめる。ここがドテラ流しでやる通常のティップエギングとの違いで、船の移動が少ないから着底がわかりやすく、深場が攻めやすいというメリットもあります。
現状は、船を立てて釣るエギの中オモリ(シャクリ)船に同船させてもらい竿を出しますが、今後、関東や関西をはじめ全国的にみても同船可能な船が増えつつあり、バーチカルティップエギングが拡がりをみせています。
釣り方も通常のティップエギングとは違い、エギを真下付近に落とすのでジギングのようなシャクリをします。そのためR調子の軟らかいロッドを使うとシャクリで曲がりすぎてしまい、エギがしっかり動きません。逆にラインが真っ直ぐ立っているため、ロッドをちょっと動かすだけでエギも動きます。ティップの張りが強すぎるとステイ中にエギの頭が上下するイカが一番嫌がる姿勢になりやすいです。
このシャクリに必要な硬さと、ステイ中に欠かせないしなやかさを絶妙に調整し、バーチカルティップエギング対応に設計されたのがS510ML+-Sです。実際に使ってみると、シャクリで胴まで入り込むことはなく、ショートレングスでもステイ中にエギを安定させにくいという感じもないです。柔軟なソリッドティップのタフテック∞が良い仕事をします。非常に矛盾した話になりますが、シャクるときはしっかりとエギを動かせる強さ。アタリをとるときはエギの安定感を引き出すしなやかさを併せ持ちます。例えるならR調子とF調子を足して二で割ったような感じで、シマノのティップエギングロッドには無かったタイプのロッドに仕上げられています。
もちろんエクスチューンの軽さ、強さ、バランスの良さ、高感度などの特性は従来のまま。“使いやすさ”もエクスチューンシリーズの大きな特徴で、この部分もS510ML+-Sにしっかり落とし込まれています。
高強度素材の採用で進化した、次世代の基本構造。
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成(当社比)。さらにスパイラルXとの比較でも、ネジリ強度10%アップ、つぶれ強度15%アップを達成(当社比)しました。
※ ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。
本来のロッド性能を引き出すシマノオリジナルガイド[Xガイド]。
ロッドメーカーの観点から生まれたXガイドは、ブランクスが備える潜在能力を十二分に引き出すために誕生しました。軽さ、トラブルレス、キャスト性能を高次元に融合させたシマノオリジナル高性能ガイドです。
感度の基準を変えた中空構造が生んだ軽さと高感度。
リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化するという革新的なアイディアで、あらたな高感度ロッドの歴史を創り上げたカーボンモノコックグリップ。従来にない情報伝達力を獲得し、かつてない軽さと感度を獲得しました。
キャスト時やファイト時に発生するネジレをさらに抑え込む強化構造。スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていくのが特徴。これにより、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮されます。
新開発、タフテック∞は一般的なソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍を実現(当社比)。強いタフテックαを凌ぐ高強度ソリッド穂先です。
カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特徴。
品番 |
全長(ft.) |
全長(m) |
継ぎ方式 |
継数(本) |
仕舞寸法(cm) |
自重(g) |
先径(mm) |
エギウェイト(g) |
適合ラインPE(号) |
グリップタイプ |
リールシート位置(mm) |
リールシートタイプ |
カーボン含有率(%) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S68L-S | 6'8" | 2.03 | グリップジョイント | 3 | 131.1 | 85 | 0.9 | MAX 40 | 0.3-0.8 | カーボンモノコック | 292 | DOWNLOCK | 96.4 |
54,600円 |
239334 | 4969363239334 | * |
S511ML-S | 5'11" | 1.80 | グリップジョイント | 3 | 108.1 | 80 | 0.9 | MAX 60 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 292 | DOWNLOCK | 95.8 |
54,100円 |
239822 | 4969363239822 | * |
S68ML-S | 6'8" | 2.03 | グリップジョイント | 3 | 128.6 | 87 | 0.9 | MAX 60 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 317 | DOWNLOCK | 96.5 |
54,600円 |
239839 | 4969363239839 | * |
S72ML-S | 7'2" | 2.18 | グリップジョイント | 3 | 143.6 | 91 | 0.9 | MAX 60 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 317 | DOWNLOCK | 97.2 |
55,100円 |
240262 | 4969363240262 | * |
S510ML+-S | 5'10" | 1.78 | グリップジョイント | 3 | 106.1 | 82 | 0.9 | MAX 80 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 292 | DOWNLOCK | 98.1 |
54,600円 |
358554 | 4969363358554 | * |
S68M-S | 6'8" | 2.03 | グリップジョイント | 3 | 131.6 | 90 | 0.9 | MAX 80 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 317 | DOWNLOCK | 96.9 |
54,600円 |
240163 | 4969363240163 | * |
S68MH-S | 6'8" | 2.03 | グリップジョイント | 3 | 131.6 | 91 | 0.9 | MAX 100 | 0.4-1 | カーボンモノコック | 317 | DOWNLOCK | 97.2 |
54,600円 |
240255 | 4969363240255 | * |
※リールシート位置:ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。