キレのいいダートで寄せて、スローフォールで抱かす
クリンチシリーズが持つ高い動力性能、すなわちキレの良いダートアクションはそのままに、ボディ内部にフラッシュブースト機構を搭載。ダートアクション中はもちろん、フリーフォールやテンションフォール中にも反射板が明滅し、アオリイカを誘います。エギローテーションに組み込むことで、攻略の幅が更に広がります。
クリンチシリーズが持つ高い動力性能、すなわちキレの良いダートアクションはそのままに、ボディ内部にフラッシュブースト機構を搭載。ダートアクション中はもちろん、フリーフォールやテンションフォール中にも反射板が明滅し、アオリイカを誘います。エギローテーションに組み込むことで、攻略の幅が更に広がります。
シャローを制する、セフィア クリンチ シャロー 3.0号 フラッシュブースト × 湯川マサタカ
【24AW新製品 エギング】セフィア クリンチ シャロー 3.0号 フラッシュブースト / 湯川マサタカ【シマノオンラインフィッシングショー】
秋のシャローエリアのラン&ガンでは、通常モデルのセフィア クリンチ フラッシュブーストでテンポ良く探る。しかし、ここぞというスポットではしっかりとエギを見せ、アオリイカに対して抱かせる間を取りたい。そんなシチュエーションにピッタリとハマるのが、セフィア クリンチ シャロー 3.0号 フラッシュブーストです。沈下速度5.4秒/mというスローフォールでしっかりとエギを見せ、アオリイカが反応するための間を作ることができます。シルエットもコンパクトなため、警戒心の強いシャローのターゲットに対して、違和感を与えず反応を引き出せるのが特徴です。しっかりとしたキレのあるダートアクションと内部に搭載したフラッシュブースト機構による視覚的なアピールで、広範囲からターゲットを誘い出し、スローフォールでエギを抱かせるための間をしっかりと取り、釣果へと結びつけます。セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.0号とのフォールスピードの違いで誘ったり、セフィア クリンチ シャロー フラッシュブースト 3.5号とのシルエットの違いでローテーションするなど、攻略の幅がさらに広がっていくでしょう。
クリンチシリーズに搭載されるフラッシュブースト機構は、ボディの微弱な振動を内蔵された反射板に無駄なく伝え、ダート中はもちろんフォール中も反射板が揺れてキラキラとアピール。喰わせの間でもフラッシングしてアオリイカを誘います。またクリンチシリーズのフラッシュブースト搭載モデルは、着水後のファーストフォールでイカが抱くケースが多いのも特徴です。この特性はスローフォールでアオリイカにじっくり見せるシャロータイプのエギとも相性が良く、潮になじむようなフォール中に放つ生命感のある明滅が、イカに触腕を使わせます。
■スレイカに効くスローフォールアクション
■シャローやウィードエリアを攻略できる
■連続ダート時に水面から飛び出しにくい
■止めても誘い続けるフラッシュブースト機構を搭載
近代エギングにおいて、ゲームの主軸として欠かせない存在となったセフィア クリンチシリーズ。中でも、シャローモデルはキレのある小気味いいダートアクションと、スローかつ安定したフォールで、警戒心の高いアオリイカを攻略。エギのローテーションの重要な役割を果たしてきました。その、セフィア クリンチシャローに、新たに3.0号が登場。通常、エギを小型化すると安定感が損なわれがちだが、セフィア クリンチシャロー 3.0号は、従来の激キレダート&安定フォールはそのままに、シルエットを落とすことに成功しており、特にセレクティブなスレたアオリイカにも効果的にアプローチします。さらに、フォール中もダート中も、ボディ内の反射板のフラッシング効果で、広範囲のアオリイカに存在をアピール。光の明滅とキレの良いダートでアオリイカを寄せ、違和感を与えないコンパクトなシルエットと安定したフォールで抱かせる。セフィア クリンチシャロー 3.0号は、秋イカだけでなくオールシーズンにおいてゲームの切り札となりえる存在と言えるでしょう。
1.こんな状況におすすめ!シャローエリアで喰い渋るイカが攻略できる
出番が多いのはシャローエリア。例えば水深2mで3.0号ノーマルタイプの沈下速度約3秒/mだとすると、計算上は6秒で着底することになります。クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストは10秒以上かかります。イカの活性が高くシャクって止めてすぐに抱くときはノーマルタイプでも釣れますが、喰い渋るほどフォールで誘える時間が伸ばせるシャロータイプは釣り人に有利に働きます。なおかつクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストは、キレのいいダートで捕食のスイッチを入れやすいというメリットもあります。
シャローエリアはクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストの特徴がいかしやすいシチュエーションの一つ。
2.こんな時期におすすめ!メインは夏から秋。ベイトサイズが小さいときは春も活躍
シャローを撃つシーンがあれば季節を問わず使いますが、メインになるのは浅場にイカが居やすい夏から秋です。クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストなら水深1mを切るエリアも根がかりを避けて攻めやすいです。あと春に活躍するケースもあります。ベイトのサイズが小さいときに大きなイカでも小さめのエギしか喰わないことがある。春はスローフォールが効く。水深のあるところや藻場でクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストを投げてゆっくり誘うのも、春の大型イカ攻略の一手になります。
浅場をラン&ガンすることが多い夏~秋におすすめ。アベレージサイズが小さめの秋はとくに有効だ。
ヒットエギはセフィア クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストの006 ストロベリーソーダ。
3.こんな感じで使うのがおすすめ!スローフォールで見せる時間を長めに意識
基本的な使い方はノーマルタイプと一緒で、シャローエリアでは小刻みなシャクリによる横ダートが中心。大事なのはスローフォールで見せる時間を長くとるように意識することです。フォール中の安定姿勢にフラッシュブーストの明滅効果が相まって、喰い渋るイカのもうひと抱き(より深い抱き込み)が期待できます。止めたときの姿勢の安定感も高いので、足元まで付いてきたイカも抱かせやすいです。ファーストフォール中のバイトも増えるので、着水後からエギやラインの動きの変化に注意。着底だと思ってシャクったらのっていたということも良くあります。
シャローエリアではショートピッチのジャークでエギをキレよく動かし、フォール時間は長めを心がけよう。
止めたときの安定感のある姿勢もクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストの開発でこだわった部分。足元まで追尾してきたイカをサイトフィッシングで抱かせることができる。
4.こんなタックルで使うのがおすすめ!
シャロー撃ちならロッドは8フィート6インチまでのMLまたはLクラス
シャロー撃ちをするならロッドのレングスは取り回しの良い8フィート6インチまで。パワーはMLクラスもしくはLクラスで、僕はセフィア エクスチューン S79ML、セフィア リミテッド S77MLやS83Lを良く使います。リールはC3000Sや2500Sなど普段エギングで使っているもの。ラインはハードブル8+の0.6号。リーダーはセフィアマスターフロロリーダー3号。アベレージサイズが小さめの秋はPEラインを0.5号または0.4号に、リーダーを2~2.5号に落とすこともあります。喰いが渋いときもリーダーは細めがおすすめです。
セフィア クリンチ 3.0号 フラッシュブーストでシャロー撃ちをする際のタックルセッティング例
5.湯川マサタカの参考ローテーション術
水深2mまではシャロー3.0号を軸に深さ、飛距離に応じてエギを使い分ける
シャロー撃ちをするときは、エギは視認性の高いカラーを選ぶのが大前提で、イカの反応がないときはラン&ガンで撃つ場所、通すコースを次々と変えるのが基本的な攻め方です。使うエギは、水深2mまでのシャローエリアならクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブースト。水深が3m近くまであればセフィアシリーズ各種の3.0号ノーマルタイプや、クリンチ ロングアピール 3.0号 ジェットブースト。シャロー3.0号より沈下速度が速く、水深のあるところを手返し良く探れます。沖のシモリなどシャロー3.0号では届かないエリアを狙うときもクリンチ ロングアピール 3.0号 ジェットブースト。シルエットを大きくしてよりスローに誘いたいときは、クリンチ ロングアピール 3.5号 ジェットブーストを投げます。
シャローエリアでのエギの使い分け
<水深約2mまで>クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブースト
<水深2m以上>クリンチ ラトル 3.0号 フラッシュブースト(上)やクリンチ ロングアピール 3.0号 ジェットブースト(下)など
<飛距離重視>クリンチ ロングアピール 3.0号 ジェットブースト
<よりスローに見せたいとき>クリンチ ロングアピール 3.5号 ジェットブースト
シャロー撃ちをするときは見やすいカラーを選択。エギの位置や動き、イカの追尾が把握しやすく、次の手を打ちやすくなる。クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストにもチャート系やオレンジ系など視認性の高いカラーがラインナップされている。
左:001マカロンピンク 右:002フフフネーブル
通常、エギは軽くなるほどダート性能が損なわれます。例えば、3.0号のシャロータイプのエギを浅場でちょっと強めにシャクると、水面から飛び出してしまうことがあります。ところがクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストは、アクションが破綻しにくくシャクリにしっかりついてきます。従来の3.0号のシャロータイプにはないダートのキレと安定性でアピールして、5.4秒/mのスローフォールで長い時間誘える。これがクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストの強みで、従来の3.0号シャロータイプにありそうでなかった釣れる要素を備えています。
テストでセフィア クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストを使って、これは良い! と思った点が3つあります。一つはダートのキレの良さ。軽い入力で機敏に動き、小型エギなのにダートが破綻しにくいです。二つめはフォールの安定性です。3.0号はボディが小さいので通常はフォール姿勢の安定感に欠けますが、クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストはフォール姿勢も改善されて、スレたイカにも効きそうだなと感じました。三つめは、通常の3.0号シャロータイプは手元で潮(の抵抗)を感じにくかったり、着底がわかりにくかったりしますが、クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストはそういったことがありません。
セフィア クリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストは、初心者の方でも扱いやすいシャロータイプに仕上げられていて、夏や秋のシャロー撃ちに最適です。ただ、僕のホームの伊豆半島はシャロー撃ちをするシチュエーションが少ない。じゃあ出番はないのか? と聞かれれば、僕は回遊待ちでクリンチシャロー 3.0号 フラッシュブーストを使います。潮の流れが緩んだタイミングで3.5号や3.0号のノーマルタイプはフォールが速くて潮にとどまってくれないときや、ベイトサイズが小さくてクリンチシャロー 3.5号に反応しないときに有効です。なので小さめのエギが有効な秋だけでなく、春の大型イカ狙いでも出番は大いにあります。水深10m以上でもクリンチシャロー3.0号フラッシュブーストをゆっくり沈めて、潮が流れるレンジにとどまらせたり、潮にのせて沖に流しながら探ったりと、回遊待ちの攻略の幅が広がります。
回遊待ちでの使い方は、強くシャクリすぎず、全体的にスローな操作を意識します。ノーマルタイプよりシャクリのテンポをゆっくりと。フォールを長めに入れれば、浮き上がりすぎずに狙ったレンジを探れます。使うタックルも僕はライトめが好きなので、ロッドはセフィア エクスチューン S82L。リールはヴァンキッシュ C2500S。ラインはピットブル8+またはセフィア8+の0.4~0.5号でスローに繊細に操作します。あともう一つ、クリンチシャロー3.0号フラッシュブーストは潮を受けやすいので、風が吹く日の回遊待ちで使いやすい点も気に入っています。
ミラープレートが反射を続ける 独自構造
ボディ内部にスプリングで反射板を吊るしたフラッシュブースト機構。ロッドアクション等の振動を利用し、さらにスプリングで振動をさせてルアーを動かさないドリフト中にも小刻みなキラキラとしたフラッシングで誘い続けます。
解説ページはこちら
品番 |
カラー番号 |
カラー |
タイプ |
サイズ(号) |
重量(g) |
沈降速度(参考値)(秒/m) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
QE-X30X | 001 | マカロンピンク | スローシンキング | 3 | 13.8 | 5.4 |
1,410円 |
124081 | 4969363124081 |
QE-X30X | 002 | フフフネーブル | スローシンキング | 3 | 13.8 | 5.4 |
1,410円 |
124098 | 4969363124098 |
QE-X30X | 003 | ハッピーイエロー | スローシンキング | 3 | 13.8 | 5.4 |
1,410円 |
124104 | 4969363124104 |
QE-X30X | 004 | イチジクグロー | スローシンキング | 3 | 13.8 | 5.4 |
1,410円 |
124111 | 4969363124111 |
QE-X30X | 005 | ハロウィンエビ | スローシンキング | 3 | 13.8 | 5.4 |
1,410円 |
124128 | 4969363124128 |
QE-X30X | 006 | ストロベリーソーダ | スローシンキング | 3 | 13.8 | 5.4 |
1,410円 |
124135 | 4969363124135 |